本気の失敗には意味がある

宇宙飛行士候補者選抜試験の結果は…ダメでした。なかなか自分の中で整理をつけることができず、仕事をこなす日々を過ごしていました。
結果を突き付けられた時はかなりショックでした。。。以前に試験を受けた方の著書では、最終試験での出題された癒し道具に対する批判に対して、すぐに理由を分析してどのように対応することができるを見られていたとのうわさもありました。

頭ではどうしてダメだったかを理解して、次にどのように生かすかを考えて行動すべきだと理解しても、心が動かなかったですね。

悔しい?という感情とも言えない、宇宙にいけないのか、月にいけないのか…という感情があふれてきて、職場の机から外の空気を吸いに行った。

なんでかな~。と考えたけれども、思うと視力や家族歴や検査値異常や志望動機などたくさん出てくるもので、それがある段階で申し込むこと自体がいけなかったのかとも思った。

一方で、こんな複雑な感情が湧き出てくるのは本気で挑戦していたからだろうという自分への慰めの言葉が出てきてしまった。羽生選手のインタビューの言葉で「氷に嫌われてしまった。一日一善では足りなかった。」を聞いた時に妻に「一日十善する」と誓って、コツコツと自分の中で十善スタンプを押していたのも自己満足であったな。

ずっと頭の中でぐるぐるといろいろと考えて、インターネットで色々な情報を収集していた。

次回のトライに備えるとしても、今の仕事をより頑張る必要がある。それに、宇宙飛行士へのトライ以上に大きなトライはないのではないか?と思うと、今の仕事は全てこなすことができるのではないか?と感じている。

お疲れ様、自分。そして、自分以上に悔しがってくれた妻に感謝。

いつか宇宙関連の仕事に転職できるように精進していこうと思います。

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