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Shinoのリアルストーリー04      希望校へ入学?! 高校生時代

女子校は嫌だったとか、カッコつけて言っていたけど、
本当に行きたかったのは、
通学圏内で一番偏差値の高い女子校だったんだよね。

なんと言っても「いい子ちゃん」で生きてきた私だし、
みんなから「すごいね〜!」って言われたかった。
それに「私はみんなとは違う…」と思いたかった。


そんな考えでいた私だから、もちろん学校では、
いわゆる目立つ子達のグループに入って、
もっともっと自分をよく見せたい、
すごいなって思われたいと…
まぁ、冷静になって考えてみれば、本当に嫌な子よね。


本心は、そんな醜い私なのに、
周りからはよく思われたいから、
そんな醜い部分をひた隠しにして…
グループの子たちの意見に従うばかり。
真似っこばっかりだった。
自分のカラーなんてものは全くなかったな。
でも心のどこかでは、自分のカラーを渇望していたのにね。
それに思いっきり蓋をしていた。


忘れもしない卒業式…

本来であれば、みんなで街へくり出して、
卒業を祝い、楽しむはずなのに。
私は、寂しく1人で家に帰りました。


なぜかって…

それは、グループのみんなから嫌われて、
ハブられていたから

何が原因だったのか、その当時はわからなかったけど。


今なら、はっきりとその理由がわかる。


それはね、自分というカラーを出せていなかったから。
はっきりとした言葉は覚えていないけど、
”「Yes」しか言わないし、自分の意見を言わない”
と言ったニュアンスのことを言われたの。

その当時は、その何がいけないのか到底理解できずにいたわ。
だから、みんな都合の良い私に飽きてしまったのか…
と、なぜそんな思考になるのか?
ですよね


人にはそれぞれ、価値観というものがある
良いものも悪いものも含めてね

一人一人がそれを素直に出して、
人間関係の中で揉まれていくのが
人としての人間力を上げていく方法なんだと思う


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