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写ルンですの気軽さについて
先日、高校時代の部活仲間と湯布院旅行に行ってきた。集合10分前に思い立ってコンビニで『写ルンです』を買ったのだが、これが正解だった。
私はカメラが趣味で、普段はfujifilmでデジタル写真を撮っていて、たまにフィルムカメラ(canon autoboy)も使って写真を撮る。
しかし今回の『写ルンです』は、写真を撮る事の面白さを改めて確認させてくれた気がした。
まず「写真って思い出を記録するモノ」という事だ。これは写ルンですの物理的な軽さが、シャッターを切ることの気軽さに繋がっていて、気づいたらポッケからすぐ取り出して、サクッと写真を撮っていた。
普段フィルムカメラを使用するときは、大事に大事にシーンや場所を選んで撮ってしまうのだが、この気軽さ故に、半日で使い切ってしまった程である。
いざ現像に出すと、その時しか撮れなかった写真、思い出が蘇ってきて、記録することの大切さを改めて教えてくれた気がした。
次は「距離感」である。『写ルンです』は気軽にどの距離でも思い出を記録できるモノ。故に撮影者との距離感に、その人同士の関係性がよく表れていると感じた。
少し寂しいような気もするけど、自分に素直にもっと近くで撮れるように。そう頭の片隅で考えながらも記録を観察していきたい。
最後は、少しマニアックだが「時間軸の楽しさ」を再確認した。前述の通り、普段はfujifilm機で写真を撮り、VSCOで自分の好みの色味に近づけているのだが、
この『写ルンです』で撮ることは、撮影してから現像を待つ時間。現像完了して写真屋さんに行く時のワクワク感など、撮ってからも楽しさがある事を再確認させてくれた。
フィルムの色味を表現できてきてこそ思ったのが、あの撮る瞬間とか現像を待つ時間にフィルムで撮る面白味が詰まっているのかなと。誰かとの思い出こそ『写ルンです』で記録していきたいな。
最後に数枚。
大分旅行の『写ルンです』より。
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