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和歌山県で原付免許を取得した話

2020年9月17日、和歌山県で原付免許を取得しました。
取得する前に、どうやって取るんだろう?とネットを調べたけど、あんまり詳しい情報が載っていなかったように思うので、書いておきたいと思います。

まず、原付免許の取得の流れですが
・原付講習を受ける
・学科試験の予約を取る
・学科試験を受ける
・免許交付
の流れでした。
他の都道府県では、学科試験を受けて合格した方だけが原付講習を受けるところが多いようですが、和歌山県では逆です。

私は御坊警察署の管轄内で免許を取得したので、もしかしたら和歌山市内とかだと1日で取れるのかもしれませんが、2〜3日かかると考えておいた方がいいかもしれません。

まず、お近くの原付講習のある自動車学校に、原付講習の予約を入れます。
私は美浜町にある御坊自動車学校へ電話しました。
予約は電話でも出来ますし、自動車学校によってはメールでも出来るかもしれません。
御坊自動車学校は電話番号しか載ってなかったので、電話しました。

講習日は土曜日のみで、隔週で行なっているようでした。
これも自動車学校によって様々かと思いますので、まずは問い合わせてみるのがいいと思います。
予約では、氏名や電話番号、住所、今までに免許を取ったことがあるか、違反をしたことはあるか、などを聞かれました。
そして、講習日時と持ち物、雨天中止の旨などを説明してくれました。
そこそこ電話だと時間のかかる印象ですので、お時間に余裕があるときにかけた方がいいかと思います。

ちなみに、講習日は1ヶ月先を指定されました。
早く原付免許が欲しい方は、早め早めにお手続きをされた方がいいと思います。

原付講習の当日までに必要なものは、本籍地の載った住民票と保険証、眼鏡が必要な方は眼鏡、あと講習代の4500円です。筆記用具も使ったので、貸してはくれますが、持っていった方がいいかもしれません。
服装は、長袖長ズボンで、軍手などの手袋も必要になります。
私は夏に受けたので、長袖は着脱出来る上着みたいなものを持っていって、長ズボンはチノパンだったのですが、それでOKでした。

講習は、当日の午前中、約3時間半をかけて行われました。
まずは受付、そのあとに視力検査など目の検査、そして教室に移動して受付でもらった薄い教科書みたいなものを軽く勉強します。
それが終わったら外に出て、いよいよ原付に乗ります。
2時間ほど外で乗る練習をしたあと、もう一度教室に戻って、簡単な適性検査をして、ビデオを見て終わりでした。
なお、1時間ごとくらいに休憩がありますので、事前にトイレに行っておかないと!などということはありませんでした。

講習を終えると、講習を終了した証明書がもらえます。あと、提出した住民票などは返してもらえます。
この、終了証明書と住民票を持って、今度は所轄の警察署に学科試験の予約を取りに行きます。

学科試験の予約は、警察署によりけりかもしれませんが、御坊警察署では平日の9:00〜16:00に行われています。
なお、電話やメールなどでの予約は受け付けてくれません。
あと、必ず免許を取る本人が行って予約を取らないといけないので、委任は出来ません。
持っていくものは、先ほど原付講習終了後に返された住民票、原付講習終了証明書、申請用の写真(縦3cm×横2.4cm)、試験手数料の1500円、保険証などの身分証、眼鏡が必要な方は眼鏡です。

御坊警察署の場合ですが、入ってすぐのところに免許関係の受付窓口があったので、そこですぐに受付してもらえました。
持ってきた書類などを全部出したあと、希望の日時や場所を聞かれます。
学科試験は、和歌山の交通センターと田辺の免許センター、お住まいによっては新宮にもあったように思いますが、そのセンターと、所轄の警察署でも受けられます。
ただし、センターでなく警察署で受けた場合は免許の交付が当日ではないため、どれかのセンターに行くのがおすすめです。
私は和歌山交通センターで受けることにしました。
それが終わったら、視力検査などを行います。
その後、書類を作成してもらうために、しばらく待ちます。
完成した書類を受け取ったら、予約は完了です。

学科試験は、30分間で50問を解きます。マークシートで2択です。
持っていくものは、警察署で作成してもらった書類と、合格した場合は交付手数料の2050円が必要になるので、お金も持っていきます。
なお、警察署では5000円くらいかかると言われたのですが、実際に必要だったのはこの2050円だけでした。あとは、安全運動に協力すると答えると協力代に1500円かかりますが、断ることが可能です。お金に余裕があれば、協力代も持っていった方がいいと思います。
筆記用具ですが、和歌山交通センターでは不要でした。むしろ、自分の持ってきた物は全部片付けるように言われて、用意された鉛筆と消しゴム以外は何も使えなかったので、持っていかなくて良いと思います。

当日ですが、受付を済ませたら、試験中の30分間は退出が許されませんので、事前にトイレなどは済ませておきます。
一度、席に座っておいて良いですが、その後、試験官の方が席順を決めるので、時間が近くなったらすぐに移動できるようにしておいた方がいいです。
試験前に必要なものを書いて、注意事項をよく聞きます。これをちゃんと聞いておかずに注意事項を破ってしまうと、免許が取得できなかったり、相当叱られたりするそうです(泣く方もいるみたいです…)ので、ちゃんと聞いておいた方がいいです。特に難しいことは言われません。
試験が開始したらマークシートに記入していきます。
30分経ったら退出できます。早く終わっても途中退出はできません。
普通免許などは50分間の試験になるので、その受験時間をロビーで待って、さらに採点時間も待ってからの合否発表になるので、待ち時間が結構ありました。
あとの予定などは充分に余裕をもった方が良いです。

合否発表で、合格した方は受験した教室に一度戻ります。
なお、落ちた方は教室には戻らず、書類を受け取って帰るそうです。
教室に入ったら、再び試験官の方が席を決めるので、そこに座ります。
試験前に書いて、自分で持っていた書類はそこで提出します。無くさないように注意が必要です。
あとは、免許のICチップに必要な暗証番号を4桁2つ決めて書きますので、事前に考えておくとスムーズだと思います。
書類を書いて、運転に関わる注意事項を聞いたら、今度は免許の交付に関する手続きをするため、移動します。

まずは、免許の受領書を記入するために受け取りをして、そこで交付手数料の2050円を支払います。上記に書いた協力代もこの時に聞かれるので、支払う方は支払います。
受領書を記入します。ボールペンは備え付けのものがあるので、そちらを使用しました。
次に写真を撮って、あとは交付されるのを待ちます。
ちなみに、これらの一連の流れは、合格した皆さんで一緒に行うので、適宜指示があります。その指示に従って動けばいいので、特に覚えておく必要はありません。

受領書を提出して免許を受け取ったら、それで終わりです。
受付から免許の受け取りまで、3時間くらいかかりました。

以上が原付免許の取得方法です。
ちなみに、私は予約を含めて、2日会社にお休みをお願いしました……。
講習は土曜日だったので、休まずに行けたのですが、予約と学科試験は平日だったので。
余裕のある時に取っておいた方がいいかと思います。

費用は、講習代4500円+試験手数料1500円+交付手数料2050円=8050円で取れました。
交通費は除きます……。

誰かの参考になれば幸いです。

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