大喜利W杯 没ボケなど
ボリビア全体としての振り返りはえすわいさんがやってくださったので、自分の没ボケ中心に振り返る
練習お題 国民全員がカッコよくなろうという祝日「イケメンの日」の様子
天皇が率先してローマ字で名乗っている
駅を見回したら、全員風呂上がりだった
シフト入れますって言ったら、諦めんなと言われた
どうにか時間をみつけてちょっと滝に打たれる
両親が揉めた結果、モノクルつけた力士になった
レイピアみたいなのでエアコンを修理された
白馬にまたがってエアコンを修理された
意外とハンカチにも上手い下手がある
その手があったかと、みんなで目をケガする
ホストたちが消防士の格好をする偽善がある
この日に漫才する漫才師、本当に気持ち悪い
天皇が気に入ってたのでそのまま出した。ほかに好きなのはハンカチ。ホストと漫才は自分の性格が出過ぎている。序盤で好きなの思いつくと掘り下げが甘くなるのは自分の悪癖だと思う。結果は135人中75位。軽いボケに見られすぎたかもしれない。
予選1回戦 グループF 彼が小学校6年間、保健係を任されてた理由
両手上げた姿が完全にタンカだった
自分が貧血で倒れる時間にアラームをセットしてた
ベイブレードを自慢されて、海外のサプリを見せ返した
リレー応援するとき、背中さするジェスチャーだった
いかに彼であっても、この仕事にはクリエイティブの余地がない
彼が小学校6年間、保健係を任されてた理由
「死ね」というとき、必ず心臓を指さしてる
毎回ハンカチで手を拭いてから捕まえてた
これは餓死を防ぐためだよと、給食を説明した
うんこをinterestingの意味で面白がっていた
この先かかる病気が全部わかる似顔絵だった
お米が骨折してるみたいな手巻き寿司だった
やさしさや医療器具のような、保険係っぽい要素をちゃんと使って答えたいお題だった。自分の中ではうんこが面白かったけど、チームメイトからの共感は得られなかった。リレーを提出して47人中3位。予選一発目でこれを出せたのはよかったと思う。
予選2回戦 グループF 動物達のファッションショー「森コレ」にありがちなこと
振り返るギリギリまで顔を近づけて楽しむ
ハイエナが余った布で雑巾作ってる
コウモリが主役の時間帯、かなりクローゼットだった
ゾウの早着替えで一番の拍手が起こる
わからんと思ったクマから冬眠に入る
カバの汗が染み出て、桜が完成する
埋めていた去年の服を捨てたことにする
キノコの色を見て、ここでやってたと分かる
危険な色を覚える教材になってる
オーバーオール着たゴリラが、毎年オチに使われている
自分と同じ柄が流行してしまう
半ズボンと長ズボンが交互に流行ってる
それまでの縄張りがいったん白紙になる
象がヒザを壊しながら誰より優雅に歩く
ヒヨコたちがダウンジャケットを親だと思い込む
飼われたことある猫が鼻で笑って帰る
翌日行くと色とりどりのウンチが落ちている
メスのクジャクが服と結婚してしまう
「動物」×「ファッションショー」のシンプル二要素。動物名を使うボケと使わないボケの両方を出した。評判良かったのがハイエナ、埋めていた、キノコでの3つで埋めていたを提出。47人中23位。ハイエナの方がよかったかもしれないけどそこまで大きくは変わらない気がする。えすわいさんと発勁さんが上位取ってくれたので通過。
本戦1回戦 グループC 画像お題
猿なんて多ければ多いほどいいですからね
猿が持ってるってだけでちょっとあったかく感じるでしょ
名前くれるんならなんだってやりますよ
髪の毛くれるならなんだってやりますよ
この旅は絶対ミームになりますよ
目的があるってことが本当に新鮮なんです
汚い話を聞かされるのが安さの理由
実は出発の時と、全員違う猿なんですよ
道中がもう宴会みたいでしょ
チームではなく、強い6匹の猿です
そのしりとりってのは猿でもできるんですかい?
サルの間では今のでオチてるんですよ
股がかゆくなってきたので一休みしましょう
時計回りに交代して股をかくんですよ
あなた無理して景色楽しんでますね
なんで僕らの中にメスがいないと思うんですか
あなたも立派な群れの一部ですよ
はーっ、人間は山で生まれるとは限らないんですね
僕らに相談する時点で答えは出てますよ
登場人物?が多くかなり難しい画像だと思う。猿であることを具体的に使うかどうかすごく悩んだ。締め切り日までしっくりくるボケが出せず、移籍で加わったさいとむさんの意見を信じて髪の毛を出した。結果は43人中11位。総得点的にボリビア最大のピンチだったけど、ここがギリギリだったことで危機感を持つことができたように思う。
本戦2回戦 グループB 実家と上手くいってない占い師
手相が腐った家系図に見えてしまう
乗り換えに失敗した駅の母を名乗る
置かされてるんだろうなって固定電話がある
年上の客につい出国を勧めてしまう
ちゃんとした職業の人の手が、全部自慢に見えてしまう
置かされてるんだろうなって固定電話がある
置かされてるとしか思えない固定電話がある
嫌でも目につくところに、固定電話を置かされている
手相に夢中で電話に気づかないふりしてる
お題見た瞬間かなり難しいと思ったし、実際ボケ数全然出せなかった。一回目の会議で固定電話のボケが評判よかった時、かなりホッとしたのを覚えてる。一番最初に思いついた形でそのまま提出。48人中7位。もう少しウケてもよかったと思いつつ、アイテム頼りのボケに見えてしまったのかも。
本戦3回戦 グループB 「ゴジラvs江戸時代」というハリウッド映画の名シーン
最初は太った男の一揆だと思われていた
もう腐った寿司をゴジラ寿司として売る
湯船につかろうとしてお尻が抜けなくなる
つぶされた死体を見て踏み絵を思いつく
新入りの火消しがうらやましそうな目で見る
オランダ人のでまかせが本当になってしまう
坂で加速をつけた米俵が爆発する
地図を手に入れたゴジラが感動してどんどん歩く
ゴジラが地図を見て、上からの視線におびえる
最近島流しになった人の名前で呼んでみる
期待してる子供たちに、とんちは魔法じゃないと伝える
ゴジラの話がウケすぎて落語に入れない
江戸城が割れて巨大なさすまたが出てくる
あのゴジラが踏んだやつだと、崩れた豆腐を売る
春画に出てくるゴジラは本物より舌が長い
家康のガールフレンドがゴジラに乗り換えた
小太りのメガネが、そろばんで勝率を出す
上陸の衝撃でサイコロの目が変わる
小太りのメガネが、そろばんで勝率を出す
そろばんを何個も使って勝率を出す
勝率を計算してたそろばんが踏みつぶされる
最初は食いしん坊の上京だと思われていた
最初は食いしん坊の参勤交代だと思われていた
メガネ売りに来たオランダ人が質問攻めにされる
ペリーと時期がかぶって、順番を譲り合った
ゴジラの糞尿を吸って、稲穂が6月に実った
勝率を計算したら、そろばんが爆発した
心中するはずだった男女が、ゴジラを見て逃げてしまった
全国の火消しが大会みたいに集まった
ここまできて負けるわけにはいかないと思ったのか、かなり数出してる。江戸時代が考えやすい要素だというのもあるかも。「ゴジラ」と「江戸時代」をしっかり拾ったうえで、映画っぽさを少しだけ感じさせれたらいいなというイメージでボケ出しした。「サイコロ」と「そろばん」でギリギリまで迷ってサイコロを提出。結果は48人中2位。えすわいさんとのワンツーフィニッシュで、これはもうボリビア優勝っすねって気分だった。優勝してギリニュースのオファー来るとことまで妄想してたの今思うとピエロすぎる。
決勝戦 「自分に喧嘩の闘い方を教えてくれてる師匠、実は全人類の中でもめちゃくちゃ弱い部類なんじゃないか」と少年が思った理由
無防備になるのが嫌で自分で髪切ってる
どの練習もデブと戦うことを想定してる
イメトレしてる時が一番よく笑う
大型犬とすれ違う時、かなりすり足だった
ハンバーガーを咀嚼して疲れ切っていた
皮膚が2枚に感じるくらい日焼け止めを塗ってる
鍵を握る手が汗だくになっていた
交番で雑巾を絞ってもらってた
座禅を組んでる時が一番よく笑う
使いきれてない作戦ノートが何冊もある
構えと殴り終わったポーズを間違えることがある
アリを踏んで「一勝」とつぶやいてた
握手と見せかけて、みたいな技が多すぎる
僕のことを聞かれたとき、今気づいたふりをした
けん玉に夢中になって、だいぶ移動してた
マッチを擦ってくれる人がなかなか見つからない
リベンジと言いながら卒アルを殴る日がある
一本背負いを見てヤラセだろと言った
目標書いた紙がゴミ箱からあふれてた
初めてハワイ行った話を、成し遂げた感じでしゃべってた
深呼吸をしてから、コーラを一口飲む
マジックの番組を血眼になって見てた
ハトがいったん師匠の前で待ち合わせてから出発した
使いきれてない作戦ノートが何冊もある
これも修行だと言って、薬を半分しか飲まない
ネット大喜利っぽい、感覚的なことが求められるお題だと思った。「この人すごく弱いかもと思った理由」くらいに抽象化して、喧嘩とか師匠の要素は拾えるなら拾う。もしくはフリとして使うのがちょうどいい気がする。交番、アリ、けん玉で迷ってけん玉を提出。結果は48人中9位。悪くはなかったけどチームとしてはあまり振るわずに終わってしまった。アガリブルは人のボケを選ぶのがあまり得意でない可能性がある。
ボリビアは自分が今まで組んだ中で一番強いチームだったと思うし、実際上位もかなり取れてただけに、ここまで好条件で優勝できないのかよとかなり落ち込んだ。
大喜利始めて1年目の頃は、距離感のボケがうまくできないのがコンプレックスだったけど、今回のW杯ではちょうどいい距離感の単語を見つけてそこから組みたてることができている気がする。固定電話もサイコロもそういう作り方だったし。
だから、なんだかんだ自分は成長してはいるんだろうけれど、長考の大きな大会で優勝するには足りないものがあるんだと思う。大喜利の理解度かもしれないし感性かもしれないしインプットや人生経験かもしれない。仮にそれが何かわかったところで一朝一夕に手に入るものでもないんだろう。とりあえずコガトナとボケクエをやる中で、その不足しているものを少しでも埋めれればと思う。
最後に、笑うモールス信号さん、えすわいさん発勁さんさいとむさん、本当にありがとうございました。
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