うれしいたのしい!

今日は友人の経験談を聞きに1時間車を走らせて来ました!
友人の住む街は海に面していて住宅がたくさん建ち並んでいて17時の鐘の音と夕焼けとカレーの匂いがとても似合いそうなそんな街でした。

私は人の経験談を聞くのが大好きです。
私が味わったことのない経験に出会えるのはもちろん、その人の持ってる考え方も価値観も自分には全くないもので、新鮮で未知の宝物のような感じがするからです。
啓発本やノンフィクション小説を読むのとは違って、その人の表情や感情を感じながら味わう経験談というのは、とても貴重でかけがえのないものだと思いますし、
大抵その人のする話の中には、自分自身が現状で行き詰まりを感じている部分のヒントになるようなものが転がっていたりするものだから、
今回も、私が純粋にたのしいうれしいを感じることのできるとても貴重なお時間をいただくことが出来て本当に感謝です。

今回私が友人から聞きたかった話は、ボーイスカウトの話です。
ボーイスカウトって名前だけ聞くと何か響きは怪しそうだけどレンジャー系の活動なのかな?と最初は思いましたが友人の書いていた説明によると、まだまだ経験が浅い少年期から小さな社会を経験して主体性を学ぼう、というそういう団体活動なんだなと(この認識で正しいか分からないけれど)知りました。
6~10人くらいでグループを作り、これが一番ポピュラーらしいですがキャンプをしてみるのだそうですね。
私は集団の中で役割を果たしたい、自分の力で何かを成し遂げたいという欲求…というよりも渇望があり、キャンプやグループ活動に凄く興味があるんです。

実は私は小さい頃から自分が人前で自由に何かを表現するのが苦手で、どう身体を動かしたらいいかも分からなくなって何もしないで立ち尽くしてしまうようなそんな人間でして。
それで小学生の頃なんかは人前で見られながらやる体育の時間が本当に怖くて…小1の体育の時間は今でも思い出せるのですが、いつも授業が終わってから担任の先生が付き添ってその先生の他に誰もいない静かな校庭で1人遊具のうんていや鉄棒の前回りをするという問題児でした。

それで自分は(人に迷惑をかけている)(人一倍どんくさいんだ)(一人だけというのはいけないもので怖いものだ)と分からないながらもぼんやりと感じていて、学校でも出来ることと出来ないことに差がある感覚がしていました。

⚠⚠ここから先は自分語りの部分で言いたいこととズレているので、本当に言いたいところまで■で印を付けて分けます^^;

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また、noteに書いたか分かりませんが、途中で親同士の仲が良くない期間を6年ほど挟みました。
途中、進学先の高校で自分がしたい勉強が出来るようになり、家の2階でやり過ごす自分にとって人一倍打ち込めるものがゲーム以外に出来て、やっと自分を見付けられそうになった矢先にです。それまでずっとお互い会話すらなかった両親の態度を刺激するような出来事が起こり、それが愚痴となってこちらに来たことが決定打になり何だかよく分からない状態になってしまい、そのまま母と大学進学の為に家を出ることになりました。

それから直ぐに始めたアルバイトでも挫折を経験し、元から自責思考がありましたが段々と大人へと近付くにつれて劣等感、自己否定、回避型、生きずらさとして残り続けたまま社会人となってしまった気がします。

この他人に上手く伝えられない苦しみはいつまで続くのだろうか、自分は言葉にも出来ない漠然とした恐怖のせいで生涯をどこか純粋に楽しめないままなのだろうか、希望が見えない中でも自分が長生きをする役目や宿命のようなものは果たして存在するのだろうか…
まぁそんな答えのないような考えを調子の悪い時は考えてしまうわけですが。未知のものを恐ろしいと感じる気持ちは当然だから変でもなければこんな風に真剣に悩み抜く自分は素敵だとも思っています(?)

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そして問題は今現在のことなんですが、会社では周りから大切にされているにも関わらず、それを素直に言葉通りに受け取って喜べず。
自分に対して変に完璧主義で白黒思考、口癖はすみませんで、上司からは頑固(可愛がられての表現だと態度から感じ取れるものの不安定な状態ではそれもネガティブに残ってしまう)、言っていることとやっていることが違う…と評価されたこともあります。
今は、それを直そうとして躍起になり、仕事を純粋に楽しめなくなってしまっています。

私は自分自身に対してそれが一番納得いきません!

そんな中で友人のボーイスカウトという活動の内容は私にとっていま最も重要な「"人から見放されるのが怖い"という囚われから抜け出し、たのしいうれしいを素直に感じ自由になりたい」という願いと執着を手放せるヒントになると思いました。
何よりも"友人からその話を聞ける"好奇心が湧き上がりすっごく面白そうだから、これに尽きるのですがわざわざ時間をもらって飛んでいきましたね(笑)
こういう行動力はあるのに、自分のこととなると本当に動けないのが謎なのですが…(汗)

まぁそれはさておき、話を聞いたらなんと友人は思春期に差しかかる頃くらいにボーイスカウトの大会に参加しているというすっごい経歴の持ち主だったわけですよ。
しかもしっかりしたテントはりと料理の腕が立つというボーイスカウト界の衣食住の神のような能力…今あらためて思いますが何故貴方さまのような人材が私のような者の近くに転がっていたのだろうか…謎ですね…!

とにかく私にはない自主性と社交性を兼ね備えたエピソードはとても魅力的で本当に面白かったです!ありがとうございます!!

友人が日本のボーイスカウトとして参加したと思われる「世界スカウトジャンボリー」の動画
↓↓↓

https://youtu.be/B8YUWfLx2r4?si=8fDjLLy3GCJph7p6

こんな私でもいつか信頼のおける友人たちとキャンプをしたりなんかして、楽しませることが出来るだろうか…分からないけれど、そんな夢が実在するかもしれないと思わせてくれました。
人生って何が起こるか分からないからたのしいうれしいなんだなぁと思う一日でした。

自分を信じる気持ちと人の縁は宝だと思います。自分の人生は一度しかない、それが最低にも憂うつで恩着せがましく感じてしまうこともあります。
けれどやっぱり何というか……自分がこうして何かに思い悩み、いつかの時にあった"たのしい" "うれしい"の瞬間に浸ることも、来世は存在しなくて一度しかないのだと思うと、心が振動して頬に血が巡ってきてほくほくとしてきませんか?
私はこの瞬間が今を生きる何よりの証拠だと思いました。


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