お金だけが全てじゃない

私の母はずっと掛け持ちをしており、5歳で保育所に入園するまではずっと母方の祖母の家に私は預けられていたのですが…祖父がプレゼントしてくれるミニカーで遊んだり祖母の持っていた宝石や手作りの提灯、ハムスターを眺める毎日だったことを思い出しました(笑)
そんな小さい頃のマイブームがちょっと変わっているんじゃないかと思うのですが、祖母の住む団地の送り迎えに乗る母の車から、外を眺めて色々な形や色をした電灯を見つけては(優しそう、怒ってそう、悲しそう)と感情を付けて楽しむことでしたね。
今は自分の住む街や通り道の家のデザイン、お店に並ぶ食品や料理などを見て匂いや味を想像することに変わっています。何となく、物を見た時に音や匂いのイメージが同時に伝わるような感覚がするので、耳で聞いた音や目で見た文字に色を感じる色聴は本当にあるんじゃないかと私は思っています。


私は中学の頃から家庭の収入源が片親のみだったり、大学進学と共に一応母子にはなったので、自分から節約しなきゃと思って過ごしてきたなろう系貧乏人です(笑)
無駄遣いをしてはいけないと思いすぎてよく自分の首を絞めることが多く、潔く出費をすることが中々できなくてそれに対しても不安やストレスを感じます。ひもじい気分にもなって幸福度もその分下がるような気もしています。

けれど、そんな貧乏人気質な自分だからこその特権とでも言うべきなのか…今日1日で嬉しかったことにも少し関係があるのですが、スーパーで買うお惣菜がとても美味しく感じることができるんです(笑)
普段からほとんど出費を許そうとしない分、滅多に口にしないお惣菜やお弁当がとてつもなく意外性があってますます美味しく感じられるので、仕事で疲れた時こそ「今日は奮発して楽をしよう!」と前向きになるきっかけになります。
コンビニで売られているラーメンも久しぶりに食べるとめちゃくちゃ美味しいんですよね。

節約をしていると考えてしまうとストレスにはなりますが…自然とそういう食品に手を出さなくなるので、当たり前だと思って食べることがなくてむしろ倍以上も美味しく頂けるのが得な気がします(笑)
(普段頑張っているご褒美だと思って買うお惣菜は仕事終わりの缶チューハイに凄く合いますし…。)

自炊8割、惣菜2割くらいが食べることへのありがたみを感じられる気がします。
それくらいの割合なら長い人生の楽しい趣味として"スーパーのお惣菜全制覇"を掲げて、それをゆっくりと達成しつつ面白く食生活を送る毎日…というのも魅力的だなぁ〜!!と思いました(笑)




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