MMD刀剣乱舞 アンヘルの解説文
解説ってほどでもない投稿動画の解説です。
小説のあとがきとか、Twitterでしか流していない裏話とかが大好きなので、どんなことを考えて作ったか書こうと思います。
基本構成
おおざっぱ言うと時系列順です。
一番…戦前
二番…戦後(敗戦~現代)
cメロ…未来(現代~2204年)
ラスサビ…顕現直前
動画のコメでもちらっと書きましたが、友達への詫び&誕生日プレゼントとして作った動画です。本人に聞いたらシリアスを希望されたので、私なりにシリアスを目指しました。上手くできた気がしない、友よすまんな。
そもそもシリアスとは
シリアス動画をリクエストされてぶち当たる!シリアスって何だろう!!
すぐ哲学するのが私の悪い癖です。
で、結論としては「意に染まぬことを強要されており、なおかつそのせいで苦しい思いをしている」状態をシリアスと定義づけられるんじゃないかと考えました。※個人の見解です。
作中に落とし込んだ要素としては、以下の3つです。
大阪城で燃えたずお
本歌と逸話を奪い合うような状態になったまんば
日本刀が美術品になっている状態
一番作るときに考えたこと
一番でこだわったことは、彼らにしゃべらせないことです!
戦前の彼らは、第一に武器で物でした。物はしゃべりませんから、口はつぐんだままにしています。
ただゲームの台詞等を見るに、武器として生きてきた経験は彼らの人格形成に深くかかわっているようなので、表情を動かすことで感情=人格を表出させました。
ちなみにまんばちゃんのところで瓦礫を降らせているのは、彼が関東大震災時に失われたとされたことに由来しています。
二番作るときに考えたこと
美術品となった彼らは、ある意味、お人形ですよね!!
ってことで、口はもちろん瞬きすらしません。だってお人形はにっこり微笑んでいることが一番大切なので。
彼らは美術品なので、ライトアップされています。とってもきれいだね!
ステージの絵画は、徳川美術館にあるものにでも差し替えようかと思いましたが、西洋絵画と日本工芸が良い感じに対立構図を持つので、そのままでいいかと思いましたー。
Cメロ・ラスサビ作るときに考えたこと
どこに行くか分からない未来を黒と、カメラを動かさないことで表現しました。
ここでのこだわりは、時計のステージにしたことです。
ラスサビの鳥居は門(境界)、後光はトンネルの出口の光=現世=審神者のいる場所のつもりです。
個人的見解ですが、付喪神も刀剣男士も神さまじゃないと考えている人間です。神と呼ばれるような大きな力を持つ妖怪、だと思っています。
なのでこの白い空間は神域じゃなく、現世と幽世の境です。
ま、公開した時点でこの作品は私の手を離れているので、この世界をどう解釈しようが、それは視聴者の自由にゆだねられています。ご自由にどうぞ。
ただ「神域だ!」的なコメは作者の趣味嗜好に合わないよってことだけ知っておいてください。
おわりに
すごく簡単にですが、動画の解説という名のおまけをお送りしました。最後までご覧くださりありがとうございます。
次は綺伝大千秋楽までに、モーショントレース&動画完成させたいと思います。Adieu!
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