【クリア後感想】龍が如く8【ネタバレ無し】

総括

「龍が如く8」クリアした！
戦闘のテンポの良さが非常に良くなりダレる瞬間が本当に少なくなった。
また、職業の面白さも広がったのはマジでいいし、ハワイという新しい舞台は本当に面白かった。
ただ面白かったが・・・歴代一番新参バイバイな作品に仕上がってました。
新規の人は・・・最速で追いつきたいなら7外伝のみ、もう少し時間あるなら7をやっておいたほうがいいですかね・・・。

感想

今作は、「龍が如く」シリーズの最新作。
桐生一馬から、主人公が春日一番に変わって2作目の作品となります。
システムはRPGを継続しながらも、ストーリーはダブル主人公。
桐生一馬＆春日一番で物語は進んでいきます。
基本的な舞台は日本とハワイ。
とある理由で、ハワイを訪れる春日と桐生が騒動に巻き込まれる。
そんなストーリー。
あいかわらずのシリアスドラマチックで何度か涙してしまったよ。
また、扱っているテーマが今作もいいところを突いている。
日本の開発が語るからこそ説得力が増す部分も多々あったね。

RPGのシステムは龍が如くらしさを飲み込みながらパワーアップ。
RPGとしての利便性を向上しながらも、少し動けることで地形利用や場所による有利不利がうまれることで遊びごたえも向上しています。
弱い敵との戦闘は省略であったり、仲間との連携で戦闘全体のテンポをあげたり、龍が如くらしい道端の道具を使ったりと本当に細かく"らしさ"も残しながらRPGとしてちゃんとしてる。
7では、最初のジョブが強すぎて、変える必要性のなさがあったんですが、今作のジョブは幅広く面白くてジョブを変える価値が非常にあります。
あと、言わずもがなのサブクエストの面白さ。
相変わらずのミニゲームのおもしろさ！どうぶ●の森のオマージュリスペクトの「ドンドコの島」、ポ●モンオマージュリスペクトの「スジモンバトル」は非常に面白く遊びつつ、キャラクター強化にも繋がっていて非常に素晴らしかったね。
細かいところも改善されていて、ファストトラベルの気軽さ、ショップラインナップが確認できたり細かいところで気が利く仕上がりになって本当に遊びやすい。

ただ、ジョブに関しては、並行で育てる面倒さが残るため結果初期ジョブではなくなるが一つのジョブになっていく。サブジョブ装備みたいな感じで並列で育てられたら良かったのに・・・ブレイブリーシリーズみたいな感じで特性をだすとか・・・。
あと、ダメなところでいうと・・・
連戦が多い割にバフリセットなのが面倒・・・。連戦がくると作業感が増すんだよね。
レベル上げ用のダンジョンの見た目が単調すぎる・・・。そして面白くない。昔の3Dダンジョンをやっているような気分になるやつ・・・。

細かいところに不満もあるものの全体を通して非常に満足するゲーム体験ができました。
RPGとしては”らしさ”を残しながらどっちの方向にむいてブラッシュアップしていくのかが課題になりそうだね。
現在は、いろんな方面で確立したRPGシステムはあるし龍が如くはどちらに向かうのかは楽しみです。
ただ、個人的にこれだけちゃんと作ってるからこそ思ってしまうのは・・・敵キャラ男性のみか動物しばりなんだよね・・・女性を殴るが難しいと思うがなにかどうにか組み込めないのかな、変に疎外感というか違和感を覚えちゃったんだよね。
強くて戦う女性陣が主人公側にいるぶん・・・。
あとは、ストーリーどうしていくんだろうね！
個人的に春日一番というキャラクターは確立したし、ファンタジーRPGを外伝で作っても良くないかな！？ハイファンタジーでもいいし、江戸や幕末でニンジャ、サムライ、占い師とかもできそうだし、ちょっとクッション挟んでもいいんでないかな。
1つの物語の区切りでありつつ、今後も末永く物語が続く余韻もあるいい作品でした。
新参バイバイではあるので、気を付けて！！！(7外伝は最低限やったほうが吉)