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【クリア後感想】ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム【ネタバレなし】

「ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム」クリアした!
クリアしちゃったぁ・・・最初から最後までずーっと面白かったぁ・・・。 
「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」も革新的で最高だったからこれ以上ないとおもっていたのにそれを土台にして本当の最高峰を体験させてもらえるとは想像もしてなかった。
ひとつのエンタメの完成形です。どんな人でも1度は遊んでもらいたいそんな作品でした。

今作は、「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」の続編。
オープンワールドはそのままに、あらたな道具、新たな舞台を冒険していきます。
プレイして、最初の感想は、
「どうやって・・・デバックしたの?正気か・・・?」
です。
なんでもいいからプログラミングを触ったことがある人は、絶対思うよね。
前作でもデバックエグそぉっておもったけど今回の新機能のウルトラハンド、トーレルーフがえぐい。
任天堂の技術力半端なさを初手のチュートリアルっぽいところで叩きつけられる。
しかも、新機能が尽く面白いんだぁ。
行動を制限して誘導するのではなく、プレイヤーの発想を手助けする方向に促すゲームデザインになってるのが偉い。
今作をプレイした子供は賢くなるよ。
目標に対してどうアプローチするかを楽しみながら経験できるって、こんな貴重なことないよね。
スクラビルドに関しても組み合わせによって、攻撃力だけじゃない特性付与されるから移動に便利だったり、戦闘に便利だったり創意工夫自体がめちゃめちゃおもろいんだよな。
あと個人的に料理がレシピですぐに再現できるのめっちゃ良き。

ハイラルの舞台も歩いてるだけで面白いんだ。
今作から始めた人は、初めてでいっぱいでワクワクする。
前作をやっている人は、ブレワイから数年経ってる世界やキャラクターたちの変化を楽しめるんだよね。
あとは、移動に関しても新機能がおもしろい効果を発揮してて、前作では行きたいところにスムーズに行けないストレスが少なからずあったの。
それをすべてと言っていいほど解消してる。
そして、しっかり緊張感を促す舞台も用意してるのが流石よ。
今作は、地上、空、地下という3つの舞台が用意されてて、空は島なので多くはないが地下はハイラルと同じ広さがあります。
そして、全体が闇に包まれていて、瘴気が満ちてて危険。
安心感の地上、ワクワクする空、ストレス感じる地下を自分で探り探り冒険するのがマジで楽しい。

今作、何と言ってもストーリーが最高です。
メインストーリーはエモエモのエモで何度か絶句して、数回泣いた。
んで、個人的には、それぞれの村々にしっかりめのストーリーがあるのがめっちゃ好き。
個人的にはハテノ村とイチカラ村はすげぇ好きだった。
ブレワイで薄めだったストーリー要素を今作はガッツリ組み込んできて・・。
完璧な魅力をもった作品に仕上がったよね。

いやぁ本当に楽しい時間だった。
クリアしたくなくて、ラスボス前で2日ぐらい時間置いたの久々。
発売から毎日早起きしてプレイして仕事して、仕事終わったらすぐにプレイし続ける生活をずっとしてた。
祠は102個あけて、95時間でクリアしたけどやれることはまだ全然あるけどもうすぐ「ストリートファイター6」が出るし、来月はFF16だし!
腹をくくってクリアした!
いやぁ本当に幸せな時間だった。
自分にとって今作はゲームというエンタメのひとつの答えだと思います。
こんなにもプレイヤーを信じてリスペクトしながらも自分たちが伝えたいメッセージや物語を組み込んでる作品は稀有です。
そして、ポップで手に取りやすいことを考えると今のところ無二です。
作品として本当にすばらしいので、誰もが人生の何処かでこの作品に触れる機会があることを望むぐらいには最高でした。
「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」はソウルシリーズ以来のゲームのターニングポイントだったと思うんだよね。
そして、そのターニングポイントだった作品をより上質に仕上げた出来でした。
今作をプレイした子どもたちが、大人になりゲーム開発をしたときにコレを下地にしてどんなゲームが生まれてくるのかが楽しみすぎる。

今年、名作が多いけれど屈指の名作です。
あーゲームラッシュが続いていて本当に幸せだぁ!!!

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