【クリア後感想】FF7 REBIRTH【ネタバレなし】

総括

「FF7 REBIRTH」クリアした！
すべてのクオリティが凄まじく高く、そして遊びごたえが凄まじい。
ストーリーおもろい。サブストーリーおもろい。探索おもろい。ミニゲームおもろい。
全部おもろい！って終盤まで思ってたんだけど・・・最終盤だけテンポが一気に死ぬ。
個人的に、ホント終盤めんどくささがMAXになってこのゲーム積みかけたよね。
傑作になりえたはずの名作って感じの印象になりました。

感想

今作は、PSで発売された「FF7」をリブートするシリーズの2作目。
前作である「FF7 REMAKE」はミッドガル脱出までで、このペースで描き切れるんか？みたいな気持ちあったけど今作はぐんぐんとストーリーが進みある節目までしっかりたどり着きます。
まぁ正直自分は、FF7を1回クリアしたかな？ぐらいの知識ほぼ０だったので全部が全部新鮮だったね。
もっとストーリーがあっさりな印象だった場所とかが加筆されまくってるぽくて、何回も涙腺を刺激するような展開も多くてストーリーすげぇってなったんだよね。

個人的に、すごい好きだったのは広大なフィールドの探索の楽しさがあるねぇ。多分これに時間が吸われまくる。
散策して、風景をたのしむのはもちろんだし、マップ埋めをしたくなる工夫が随所に散りばめられてるんだよね。その恩恵もしっかりくれるし。
あとは、探索に付随して描かれるサブストーリーが魅力的で、仲間キャラクターを絡めながら語られるから世界観へ愛着と共にキャラクターをもっと知れて好きになる素晴らしいバランスになってる。
ミニゲームも多彩すぎてお腹いっぱいになるぐらいあって嬉しいんだけど・・・終盤ミニゲームをちゃんとやらないとサブストーリーがすすめなくなるのだけはもうダルくてしかたない。
ミニゲームをやりたいときにやるもので、抑えてくれないとマジで苦痛に感じるんだよなぁ。
あとあきらかに時間伸ばしなクオリティなものも少なくはなかったよね。
唯一。最後まで夢中になってプレイしたミニゲームはカードゲームの「クイーンズブラッド」。
マジでおもろすぎて最高のクオリティだったね。

戦闘は、連携アクションと連携アビリティが追加。
楽しめる物自体にはなっているけれど、もう少し工夫はできるんじゃないかなって感じだったな。
そもそもの戦闘テンポが早く、やることが増えたことで忙しさが勝つ。
気持ちよさにたどり着きづらい。
個人的に一番機能してないように感じるのがUI。
文字が細くてスマートな感じで相手に効いてる！って感じが弱いのよ。
弱点ついたらもっとデカデカだして、効果音かえてほしいのよな。
あと仲間たち含め３人で連携してる感が出るようにcomboとかそれぞれの役割でつながってるような見せ方をしてほしかったなぁ・・・。
ただ、つながりを意識したコンボ感だしすぎるとゼノブレイドのUIが最高峰のクオリティなのでそれにならないようにするにはどうすべきかは考えなきゃいけないよね。
最終作では戦闘はブラッシュアップされるといいなぁ・・・。
ギミック系ボスも出てくるんだけど終盤に集められすぎてるので最初から散らして出しておくべきだったとおもうんよね。
最終盤だけバランスが非常に悪い見え方になってる。
戦闘の見せ方が面白かったら何も感じなかっただろうに・・・長引かせて終わらせないためだけの工夫に見える場面が多すぎるはもったいなさすぎる・・・。

個人的に、この作品の一番の弱点は”戦闘"と"UI"ですね。
まぁ弱点らしいってほどクオリティが低いわけじゃないんですけど・・・。
長く費やすのが戦闘ですし、どんどん上達しているって実感できる戦闘にしたらこの作品は無敵になったとおもうの。
選んでないときの味方の行動を簡易マクロ組めるとかでもいいからなにか３キャラクターで意思疎通できていて連携してる感！！
をもっと出してほしいなぁ。もうターン制じゃないから、連携技があるだけのただの個が３つあるってだけだともったいなさすぎるんだよね。
あとは、戦闘時の細かいものもそうだけど、メニュー画面まわり・・・特にマテリアとかはもう少しわかりやすくするべきだし、バトルセッティングまわりも工夫欲しかったなぁ。
技の性能でも次の技強化されるとか曖昧に捉えられるものも多く、数字で表記してしまったほうが考えやすそうなものも多かったとおもう。
あと、戦闘としては装備しないでも属性攻撃できる利便性があがったのはいい判断だが魔法マテリアの価値が暴落してるのは・・・これでいいんかね？

重箱の隅をつつくような弱点しかないけどその不満が地味に溜まっていくゲームでもありました。
基本的には超高水準で面白いゲームです。
駆け足でプレイして65時間持ってかれました。
隅々までやったら100時間はゆうに超えるのでゆっくりプレイするのがいいんじゃない？
次回の最終作はまた４年後ぐらいになるんだろうか。
とりあえず、楽しみに待ってます。