9月2日(水) 佐々木梓を抱き締めたい

腹痛で目覚める。3時頃だった。気を励ますためにミッドナイト・インターネットを徘徊する。
にゃるらさんの家出のエッセイを読んでああ^〜となりサポートボタンから100円を送金。

その後も寝付けずににゃるらさんが先日言及していた音楽を聴いてみたり東方旧作の原曲をシャッフルで聴いたりしていた。
いっそ起きようとも思われたがこういう時に二度寝しないと日中が終わるためどうにか、寝た。

そして目覚めなかった。母に起こされてようやく覚醒。
家を出たい理想の時刻を過ぎてもベッドでうだうだしていたがどうにか電車に乗り込めた。
才能だ。

今日も『立華高校マーチングバンドへようこそ 後編』を読み進めると何度も涙ぐんでしまう。しかし腹痛に襲われて電車を降りた。
トイレでも立華を読み進める。再び電車を待ちながらまた読む。車内でも当然読む。
家で読んでいたら号泣していただろう。梓を抱き締めたくて堪らなくなる。どうにも好きになれなかった主人公をここに来て好きになれたのはナイスだった。

立華高校ではない場所(会社の隠語)の最寄駅に電車が滑り込んだのは本当にギリギリの時刻でやむを得ず走った。ギリギリ間に合った朝礼で死にそうなほど息を切らした。
呼吸を落ち着けながら行動を開始する。

今日の昼はエライ人がテイクアウトのカレーを奢ってくれることになっていた。そんなことは初めてだから若干ワクワクはしていた、そうじゃなければ腹痛で休んでいただろう。
とはいえ猛暑の中をテイクアウトして来るのは私だった。

暑さに眩みながらカレー屋を目指す。今までも毎日暑かったけれど今日の暑さは悪質な感じがした。
重い袋の中のカレー達を倒さないように持って帰る。UberEatsの気苦労を知った。

報酬は無料カレー。昨日買っておいたマンゴードリンクを冷蔵庫から取り出していざ食べる。
あまり食べたことのない感じのスープ系カレー(スープカレーではない)だった。ほとんど辛くなくて少し物足りなかったのと量が多すぎて食べ切れなかったがまあ。無料だし。ありがとよ。

予想はしていたが午後も腹痛。もうカレーも食べたし帰っていいか。
帰らなかった。定刻になった。帰った。
腹痛は治まっていた。

帰り道はずっと澱んだ気分で、帰宅して手を洗っているといよいよ涙が出そうだった。最近の私は早起きも出来ずただ面倒臭いことをしに行って帰って寝るだけになっている。
こんな毎日を楽しく過ごせる量のセロトニンやドーパミンを私の脳は出せない。

晩ご飯を食べる前にベランダから飛び降りることも可能だと思った。それで唐突に浮かんだイメージだけれど私の現在は私が飛び降りている間に思い出している過去だ。
過去だからといって重みが変わるわけでもないがその感触は気に入った。

麻婆茄子を食べながら見た「ソレダメ!」がやけに面白くて元気が出る。司会は若林・真麻さん、ひな壇にまっすー・IKKO・春日・小籔さん。
IKKOさんってそんなに分厚かったでしたっけ?と言った同じ口で若林さんが「料理してるIKKOさん...色気がすごい」と言ったのがとても良くて感動した。
小籔さんも散々IKKOさんをイジっていたのにIKKOさんの作った料理をしっかり褒めていて、まっすーと春日も無邪気に食べていたり、なんというかIKKOさんをプレイヤーに置いた乙女ゲームがプレイしたいと無性に思った。

一人が間違えると全員の椅子に電流が走るドボンクイズのコーナーでは1問目の不正解で流された電流のあまりにシリアスな強さにより2問目は一致団結した空気で真剣に慎重に進められていったのがなんだかとても良くて、バラエティでこんなに良い局面があるのだと感動した。

夜はPassCodeをかけ流しながら風呂り、『立華』を読み終えて泣きながら眠る可能性が高い。
なお腹痛は復活した。

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