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自転車にも・・・

 この田舎で暮らすのに、自動車が無いのは本当に不便なのである。不便というか、急に免停になった日には、明日から仕事にも行けない、買い物にも行けないという事態に陥ったりもする。なにしろ、電車は一時間に一本あるかないか、バスも然り。公共の交通手段というものが無いに等しいのだ。

 友人は、車に乗れない。免許は持っているのだが、人を傷つけるかもしれないので運転を控えている。幸い、仕事場は何とか歩いていけるところにあるので、歩いて行っているが、ものすごく力が弱いので、買い物をしてリュックを背負って帰るのがまた、つらいのである。皮膚も過敏だし、たぶんものすごく痛いはず。

 リュックが重くて肩に食い込むので良い方法あったら教えてください、とLINEが来たので、いくつかとれそうな対策を送っておいた。(ちなみに友人は私にアドバイスを求めてくるが、私がアドバイスしたことは大抵、それはできない、と言われるのでそれは承知。でも、リュックが重いよ~と言える相手がいることは良いことではないだろうかなどと思っている。

 リュックの肩紐が食い込んで痛い人、チェストストラップ良いかも 

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 身体の障害ではないのでタクシーの割引もきかないし、駅や図書館へ行くバスは本数が少ない。友人の街から私の街に来るには、車で一時間、電車を乗り継ぐと、最低でも2時間かかる。

 毛布を洗濯したい、とか、お米を買いたい、という用事は車をもつ友人(たいていわたし)が来るときにまとめてやるしかないという現状。

 車無しの田舎生活、体験したことがある方はわかっていただけるかもしれない。本当に生活が一気に不便になるのです。私などは車の免許が無くなれば仕事に通うのが不可能になってしまう。

 でもまあ、逆手を取ってね、モータライゼーションからの脱却をこの田舎から行う!というのは超先駆的でいいのかもしれない。

なるほど、自転車移動か。

しかし、もう一つ立ちふさがる壁、

それは、

友人は自転車にも乗れない

という事だ…。

江戸時代の人のようにどこへでも歩けという事だろうか…そういえば、昔、私たちの田舎には、本当にどこへでも歩いていくおばあちゃん達がいたものだ…。10キロとか、屁でもないわ、という。

 しかしそれも難しい。そんなスーパーおばあみたいな体力、無いんだもの。本当は、私が友人と一緒に暮らして、どこへでも連れて行ってあげればいいのだが、今のところ、遠いし、そういうわけにもいかないんよなあ・・・

 どうしたものかなあ・・・(悩みは野に放つ。)

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