見出し画像

EOPアンリミテッドあれこれ

はじめに

こんにちはmkbです。

みなさんはアンリミテッドのTier1と言われると何を思い浮かべるでしょうか?

2020年4月のナテラ崩壊(WUP)でアーティファクトの同調が加わって以来、JCGを初めとした大会環境ではAFネメシスが環境の中心・Tier1とされていました。

しかし長く続いたAFネメシス1強の時代は終わり、Gam○wi○hのTier表でも「Tier2」の烙印を押されています。

私自身も今期、AFネメシスのみで40000MP盛りましたが名実ともにTier2だな、と感じました。

ランクマッチ環境では、ケアが甘くカイザーで事故が少ないデッキ特性のため、Tier2と言われるデッキ群の中では勝率を出すことが出来ます。

4月3日のmkbcupではAFネメシスが決勝に残りました。ランクマッチと比べ、少ない試行回数で上振れることの出来たプレイヤーが勝ち残りやすい大会環境の特性といえるでしょう。PP回復系カードを2枚引いた時のパワーは今でも健在です。

mkb的アンリミTier(EOP4/7時点)

画像1

Tier1…超越ウィッチ(ラ☆2大★5)、ハンドレスヴァンパイア(ラ☆5大★2)

Tier1.5…安息ベレロフォンビショップ(ラ☆3大★3)

Tier2…AFネメシス(ラ☆3~4大★3)、葬送ネクロマンサー(ラ☆2大★3)、骸ネクロ(ラ☆2大★3〜4)

Tier3…ホズミエルフ、連携ロイヤル、狂乱ヴァンパイア、秘術ウィッチ

※()内はランクマッチ、大会それぞれでの適正 超越ウィッチの場合ランクマッチ適正2、大会適正5

Tier1

超越W…平均的に回った場合のパワーが現状Tier上位のデッキと比較して高く、特別な不利対面も存在しないため大会環境向けです。ランクマッチでは超越が引けないなどの事故で相手が回っていなくても負けることがあるせいか、ウィッチで称号を取った・大型連勝をした報告が聞く限りでは存在しないので、ランクマ適正は低いと考えられます。

ハンドレスV…現在アンリミテッドランキング1~3位がハンドレスVを使用し、勝率・時間あたりのMP上昇率が高いためランクマッチ向け。宝箱を30分で開け終わったという報告もあるくらいには速度面で優秀です。大会環境では、ハンドレス側の上振れもありますが、他のTier1、Tier2の上振れに対応しづらい、出来ないという理由で個人としての評価は低いです。ただし、2回ハンドレスを叩きつけて1度勝てば良いという考えの下持ち込むのは理解できます。

Tier1.5

安息ベレロフォンビショップ…前環境OOSのランクマッチ環境でランキング上位のAFネメシスユーザーが70-73%前後の勝率の中、短期的であるものの75%以上の勝率が出ていると報告を聞いたほどには強いデッキ(が、それでもAFの方が時速が早かったらしい)。

今環境では超越ウィッチの台頭によって、AF以上に不利がついている(と思っている)安息Bはランクマ・大会ともにやや勝ちづらくなっています。環境的な側面でTier1に位置付けていないだけで十分Tier1になり得るデッキです。

Tier2

AFネメシス…ハンドレス五分(軌跡入りで~微有利)、安息不利、超越不利で環境的立ち位置はとてもじゃないが良いものではない。がTier1であった期間が長かった為、使用者の練度・構築洗練度の高さでカバーされています。OOS環境まではランクマッチでAFネメシスをメインデッキとして使用するプレイヤーが多かったが、ハンドレスヴァンパイアに時間効率、安息ベレロフォンビショップに勝率で敵わないのでTier2にしました。PP回復系カードを2枚引いた時のパワーは健在なので、大会シーンでの持ち込みデッキとして検討の価値はあります。

葬送ネクロマンサー…超越ウィッチ対面で五分~微有利(練度・構築で変動)、序盤の面展開・グレモリーや骸でのプランの豊富さがあり未開拓な部分が多いデッキだがパワーがあると判断しTier2としました。現状ランクマッチで見かける構築の場合平均値でTier1である3デッキには劣るか?

骸ネクロマンサー…上振れの破壊力でどの対面も貫通する可能性があるのが魅力的なデッキ。「良い引き」が続けば大会優勝も夢じゃないけど、対面の「良い引き」に展開を崩される可能性があるのもまた大会。
BO5やBO9になるとこのデッキの価値は更に上がる。が、ヴァンパイアが最速レベルで展開しないと間に合わないアグロ性能を持つことが要因で前期より<引ければ勝つ>の要求が上がったか。
構築的にもまだ開拓の余地がありそうなデッキ且つPP詐欺系デッキなので、将来のTierGodになる可能性を秘めているのかな、なんて気がします。ランクマッチ適正は展開が通るか否かの相手依存の部分が多いが、所謂楽勝ちもあるデッキなので中の上といったところに思えます。(☆2だけど、強さの平均値が上がれば適正はやや高いのかなと思います)

Tier3

ホズミエルフ…5ターン目・6ターン目に相手依存なしのOTKが可能です。パーツさえ揃えば超越ウィッチ、AFネメシスなどの上位デッキにもかなり戦えると考えています。現状自分が使ったことがなかったりランクマッチ・大会での母数の少なさからTier3としました。

連携ロイヤル…最近までのロイヤルはアンリミテッドのパワーに追いつけず下火な感じだったものの最近は大会シーンでもそれなりに見るようになりました。ビクトリーブレイダー本体置きはTier1デッキでも簡単に対処できなかったり、加速装置が制限カードになった影響でのネメシスの減少傾向が追い風になっているのかな。選択できない11多面守護が環境的に刺さっていたりもするらしい。

狂乱ヴァンパイア…ハンドレスヴァンパイアが多い影響で姿を消したデッキ。大会環境であれば超越ウィッチに明確に有利が取れるデッキとして持ち込みの戦略を組むのはありだと思います。回復ビショップが増えてヤテラントゥが消えたように、流動性の犠牲になってしまった。

秘術ウィッチ…序盤から盤面処理能力が平均的に高く、それなりに上振れもあるデッキ。同じクラスに超越があるのもあって現状の存在感は薄いけど今後の強化次第ではいくらでも化けると思います。


今BO3に参加するなら

私自身が今BO3の大会に参加するなら、Tier2以上のデッキを持ち込みます。

超越ウィッチが多くのデッキに有利でケアもほとんどないのでほぼ確定。

超越Wの横を探す形になります。


JCGが仮にあった場合、AFネメシスはユーザーが多く対策も知られすぎているので好きなデッキだけど人に勧められるデッキではないです。

6種類を達成できなければ直接打点を出せるカードはユアン・ブリッツ・レディアントのみです。最大進化6点なのでたかが知れています。当然トーナメント上位に近づくほどそのケアも厳しくなります。極論フォロワーを試合中に1度も出さなければ6種類達成することは99%不可能です。

ハンドレスヴァンパイアは先・後引けるか、ハンドレス出来るか、ハンドレスした先のドローで試合が決まってしまう割合が多いと考えているので、現状なし。

安息ベレロフォンビショップは超越さえ避けることが出来れば多くのデッキに有利がついているから、結構ありだと思います。

葬送ネクロマンサー→構築から考えていかなければいけないが、強い構築を組めれば持ち込む余地あり

安息ベレロフォンが減ると考え、ホズミエルフを持ち込むのもまあまあありなのかなぁと思っています。使ったことすらないから使用者からすればきついのかもしれないけど。

狂乱ヴァンパイアはスカルフェイン級に超越一色になれば考え得る選択だけど、一定数の安息B、AFネメシスがいることを考えると持ち込みたくないな~と思います。

自分の結論は

好きなデッキ持ち込みの超越AF、挑戦の超越ネクロや、ホズミ+αの持ち込み、パワーの超越安息あたりかなぁって感じです。


終わりに

アンリミAFがTier2になってしまったのは悲しいですが、単騎では最速のGM3にいけたのは嬉しいです。超越が5Tに自己実現リーサルを決められるなら、AFもジェネシスなしで6種達成したいね~。

ヴァンプを多く見て軌跡3のリストを使っていましたが、大会環境なら超越、安息を見て奏絶を突っ込みたいのかな~って気もします。

見てくれてありがとうございました。

いいなと思ったら応援しよう!