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偏見に満ちたエルフィンステークス登録馬の紹介

さあ行こう桜の舞台へ!
牝馬クラシックへ続く一戦、エルフィンステークスの登録馬をご紹介します。偏見とノイズは混ざっておりますのであらかじめご了承下さい。それではどうぞ。

エルフィンステークスとは
1987年から芝1600mで開催されるトライアル前の牝馬限定レース。勝ち馬には牝馬三冠路線に勝利した馬達がズラリと名を連ねる。その中でウマ娘ファンにも競馬ファンにも有名なのはやはりウオッカ。持ったままで先頭に立ち、見せムチだけで突き放し、ゴール前は流すという完璧な勝利。そりゃダービーも勝ちますわ。

出走登録馬
アルーリングウェイ
父ジャスタウェイは銀魂「その道」でこの馬は「魅惑的な道」。
万両賞は3番手から抜け出したのだが、ゴール前でシンザン記念の勝ち馬に強襲を喰らいクビ差の2着。距離は1ハロン伸びるがここを勝って桜の舞台へと続く魅惑的な道を突き進むか?

ウェストファリア
世界最初の近代的な国際条約がウェストファリア条約なんだそう。ほう。
3戦目の未勝利を後方からガッツリ追われて差し切り勝ち。
力試しの一戦となるが、条約のため競えなかったとならないかが心配の種。

エリカフェリーチェ
直訳するとエリカ幸せ(伊)。しかし思い浮かぶエリカが何故か沢尻。なんかスマン。初戦は出遅れて追い込み3着。2戦目は早め先頭で押し切る。
余計なお世話だがドーピングには気を付けてほしい。

シゲルイワイザケ
2019年度生まれのシゲルシリーズは「動物・魚」と「酒」だそう。
そんな3歳馬の中で2番目の稼ぎ頭イワイザケ。前走アルテミスステークスでは粘って粘って3着入線。先行馬のペースなら宴の準備が必要かも。

シンシアウィッシュ
切なる願いという名の馬。馬券ファンの心理状態もろそのまま。
瞬発力勝負となった新馬戦は馬場の良いところを選び差し切り勝ったのだが、前走は気が乗らなかったのか4コーナーで思いっきり手が動き見せ場の無いままの5着。今回こそ馬券購入者の願いが届き末脚が炸裂するか?

タナザウイング
冠名がタナということで所有馬を調べたが、さすがに「タナサンブラック」は笑ってしまった。申し訳ない。新馬戦は先行して抜け出しそのまま押し切ったが阪神JFでは見事に跳ね返される。デビュー勝ちの地中京1600mで再び翼を授かるか?

ディオサデルソル
スペイン語で太陽の女神。けしてアルゼの新台ではないので注意。
新馬戦はゴール前強襲で差し切り勝ち。前走は出遅れが響いて5着だが、こっそりといい脚を使う。すんなりとゲートを出れば女神はこの馬に微笑むかも。

トルナヴァ
スロバキアにこの名の都市があるらしい。スロバキアのローマと呼ばれるほどカトリック寺院が多いとのこと。なるほどね。
新馬戦は勝ち馬の末脚に屈するが、未勝利は逃げ切り勝ち。今回も神のご加護を受けて逃げ切りたいところ。

プラソン
馬名の意味は古代ギリシャ語でネギ。検索するとエステ器具の宣伝だらけだが、この馬はネギなのでお間違えなく。未勝利を勝ってからもう一つな競馬が続くがネギはこの世に無くてはならない食材。うまい調理法で主役を奪うぐらいの走りを見せてほしい。

ベルクレスタ
クレスタはスペイン語で頂上、至高と言う意味らしいが、個人的にテラクレスタを思い出させてくれる馬。あの縦シューは難しかった。
アルテミスSでイワイザケには競り勝ち2着。GⅠは掛かり気味に前に行ってしまったので6着も仕方なし。というか良く走ってる方。
今回はきっちり折り合いをつけてこのレースの頂上に立つか?

ホワイトターフ
ドイツのサンモリッツ湖で行われる氷上競馬場をホワイトターフと言うらしい。ちなみに父はおなじみゴールドシップ。新馬戦を逃げ切るがその後は父の気まぐれを悪く受け継いだか正直いって見せ場なし。さすがにここでも厳しそうだが、せめて走る気は出してほしいところ。

マコトダイトウレン
大通連。ざっくりいうと鈴鹿御前が持ってた剣。だから牝馬なのか。
剣の名を持つだけあって切れ味抜群の脚と思いきや実は逃げ馬。
個人的には是非とも切れ味で勝負する馬に育てていただきたい。

ママコチャ
父クロフネ。母ブチコ。すなわちソダシの全妹。だけど鹿毛。
ファンダジーSは4番手から前を追いかけるが追いつけず3着。よく言えば長く良い脚を使うが、姉と同じく瞬発力タイプではなさそう。
ここを勝って妹も桜花賞出場なるか?

ルピナスリード
母の名前がルパン2。そしてこの馬の名ルピナスはなんと!マメ科の植物…
なル関無。未勝利戦は逃げ馬が粘る寸前での差し切り勝ち。長く良い脚を使うタイプのようだが、オープンでもその末脚を活かせるか?

ルージュラテール
今回唯一の2勝馬。デビューして3走は先行しての競馬だったのだが、前走は最後方から凄い脚で追い込み2着馬に競り勝つまさかのモデルチェンジ。
このレースも勝利し2勝馬は伊達じゃないと言わしめるか?

レースに向けた雑感
逃げたい馬はいるのでスローにはならないかなーという印象。
中京は内が案外伸びるので連軸は内枠に入る先行馬か。

馬券的に気になる馬
アルーリングウェイ シゲルイワイザケ ベルクレスタ ルージュラテール
ママコチャ エリカフェリーチェ ディオサデルソル

人気割れしそうなんで大荒れは無いかなあ…

以上エルフィンステークス登録馬の紹介でした。
果たしてウオッカのようなクラシック候補は誕生するのか?
馬券を買う方も買わない方も土曜日の中京10Rレースをお楽しみに。

ご覧いただきありがとうございました。

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