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偏見に満ちたフェブラリーステークス出走馬の紹介

目指せ2月のマイル王!
JRA今年最初のGⅠレース、フェブラリーステークスの出走予定馬を紹介します。偏見とノイズは混ざっておりますのであらかじめご了承下さい。それではどうぞ。

フェブラリーステークスとは
1997年に昇格したJRA初のダートGⅠレース。昇格以前よりダートの名馬達が勝ち馬に名を連ねる。そんな中で偉大な記録を残した名馬は、地方所属馬で唯一JRAのGⅠに勝ったメイセイオペラ。直線で抜け出し堂々の2馬身差勝利。この馬に並ぶ地方馬が生きている間に現れるのか。そんな目線でもダート路線には注目していきたい。

出走予定馬
①テオレーマ 55.0 C.ルメール

交流重賞3勝でJBCレディースクラシックの覇者。後方から競馬を進めコーナーで差を詰めるレーススタイル。オープン入り後は牝馬限定の交流重賞を使ってきたが牡馬相手にどこまで太刀打ち出来るのか?

②ダイワキャグニー 57.0 三浦
2020年のエプソムカップ勝ち馬。前走は11人気ながら2着。ダートは1走して8着だが力のいる中京で好走したからか再び矛先をダートに向ける。ダートのGⅠで主役となることが出来るか?

③インティ 57.0 武豊
チャンピオンCで3着3着4着の馬。7連勝でこのレースを制した後は13戦未勝利。その内半分は5着以内に入っているので完全に衰えたとも言い切れない。前から上手く競馬を進め久しぶりの勝利となるか?

④アルクトス 57.0 田辺
その名もギリシャ語で北斗七星。胸に7つのキズ跡がある可能性あり。
中央ではプロキオンSの勝利後に連対実績は無いが、盛岡の水がよほど合うのか南部杯で2連覇を果たし3年連続連対中。逃げ馬の直後から抜け出すのがこの馬の勝ちパターンだが、2年連続9着のフェブラリーステークスでも盛岡同様のパターンに持ち込めるか?

⑤レッドルゼル 57.0 川田
昨年の4着馬。そしてドバイGSの2着馬。前走JBCスプリントは5番手から内をついて完勝。このレースが1400mなら間違いなく本命候補。昨年以来のマイル戦だが距離克服となるか?

⑥カフェファラオ 57.0 福永
昨年の覇者。東京1600mは3戦3勝でその他の競馬場で苦戦しているところを見ると、スタートで芝を走る方が前に行ける可能性あり。1年ぶりの東京1600mで連覇なるか?

⑦タイムフライヤー 57.0 横山武
GⅠになって最初のホープフルS覇者。前走は久しぶりの56キロで穴人気をしこの馬なりに走ったが距離が短く6着。東京1600mは2走して共に5着と微妙な成績だが、この馬に向く展開になり2勝目のGⅠ勝利となるか?

⑧サンライズノヴァ 57.0 松若
2020年の3着馬。武蔵野S2勝、ユニコーンS勝ちと東京1600mの重賞を3勝しているが、フェブラリーSは4年連続の挑戦で0-0-1-3。5度目の挑戦で悲願のGⅠ制覇なるか?

⑨サンライズホープ 57.0 大野
昨年のシリウスS勝ち馬。1800m中心に使われている馬。前走は先頭争いを演じるも競り負けて4着。今回は2度目の1600m。先行力と距離短縮で粘り込みが強化するか?

⑩スワーヴアラミス 57.0 松田
重賞3勝なのになぜか人気にならない馬。GⅠでこっそり使った末脚を東海ステークスで披露し出走権をゲット。何気に初の1600mにはなるがこのままの勢いでGⅠの称号をゲットすることが出来るか?

⑪ソダシ 55.0 吉田隼
言わずと知れた白毛の桜花賞馬。秋華賞で歯が折れたり初ダートで大敗したりと出走するだけで話題になるのはさすがはアイドル。芝1600mは負けなしだがダートでも距離適性を発揮しアイドル道を突き進むか?

⑫ミューチャリー 57.0 御神本
昨年のJBCクラシック覇者。3番手から早めの抜け出しでオメガパヒュームの追撃を振り切る。2000m前後の方が成績安定しているがマイルのGⅠでは苦戦。3年連続の出走となるが1着争いに食い込めるか?

⑬ソリストサンダー 57.0 戸崎
昨年の武蔵野S勝ち馬。前走は距離の問題か1人気ながら9着。ただ交流マイルで2着3着があり力はある。1600mで巻き返しはあるか?

⑭ケイティブレイブ 57.0 菅原
交流GⅠ3勝馬。一昨年のフェブラリーステークスを最低人気で爆走。9歳にして初のブリンカーを着ける模様。ここのところ成績が芳しくないが、今回は爆走以来となる東京コース。久々の爆走はあるか?

⑮テイエムサウスダン 57.0 岩田康
前走で馬券的にやられた馬。根岸ステークスでは直線で見事に差し切って出走権をゲット。ただし勝った重賞5つがすべて1400m。今回で3走目の1600mになるが勝利なし。3度目の正直となるか?

⑯エアスピネル 57.0 M.デムーロ
芝重賞3勝、GⅠ2着2回の実力馬。チャンピオンCでは脚を伸ばせなかったが東京1600mは0-2-1-0と複勝率100%。9歳で悲願のGⅠ制覇なるか?

レースに向けての雑感
展開整理
逃げ ソダシ
先行 ダイワキャグニー インティ アルクトス カフェファラオ
   サンライズホープ ミューチャリー
中団 レッドルゼル ソリストサンダー エアスピネル 
   テイエムサウスダン
差し   テオレーマ タイムフライヤー スワーヴアラミス
追込 サンライズノヴァ ケイティブレイブ

おそらくソダシの単騎逃げ。その後ろに付けたいのがアルクトスとカフェファラオあたり。ペースはさほど速くならず先行抜け出しの馬が有利。差してくる馬は2着3着争いか?

馬券的に気になる馬
④アルクトス ⑤レッドルゼル ⑥カフェファラオ ⑩スワーヴアラミス
⑬ソリストサンダー ⑯エアスピネル

以上フェブラリーステークス出走予定馬の紹介でした。
今年最初のJRAGⅠの覇者はいったいどの馬か?
馬券を買う方も買わない方も日曜日の東京11Rレースをお楽しみに。

ご覧いただきありがとうございました。

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