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偏見に満ちた弥生賞ディープインパクト記念登録馬の紹介

さあ行こう春のクラシックへ!
皐月賞トライアル第一弾、弥生賞ディープインパクト記念登録馬の紹介をします。偏見とノイズは混ざっておりますのであらかじめご了承下さい。
それではどうぞ。

弥生賞ディープインパクト記念とは
3着までの馬に皐月賞の優先出走権が与えられるトライアル競争。1984年より中山2000mで定着し、2020年より弥生賞から弥生賞ディープインパクト記念に改称。当然ながら勝ち馬にはクラシックを沸かせた馬達の名前がズラリと並ぶ。今回紹介するのは1997年のレース。ランニングゲイルが見事な大捲りで勝ち、その後の馬券で騙され続けるのだが、ウマ娘ファン的な見どころはゲートを潜るサイレンススズカ。どうやら厩務員さんがゲートから離れて寂しくなったとのことらしい。

見どころ
  7:40 サイレンススズカがゲートを潜る
11:53 レース発送+外枠発送のサイレンススズカが派手に出遅れる

ラップについて
各馬共通 :1000m→レースラップ 3F→その馬のタイム
1600mのレース:1600m→その馬の走破タイム
1800mのレース:1600m→レースラップ 1800m→その馬の走破タイム
2000mのレース:1600m→レースラップ 2000m→その馬の走破タイム

出走登録馬
アケルナルスター

ホープフルSで上がり最速。共同通信杯では稍重に手こずったか9着。いい脚を持ってはいるが脚質的に前が止まる展開にならないと厳しそう。
参考ラップ
ホープフル2000m7着:1000m 1.00.1 1600m 1.36.5 2000m 2.01.1 3F 35.1
未勝利  2000m1着:1000m 1.02.2 1600m 1.38.7 2000m 2.02.0 3F 33.5

アスクビクターモア
スローペースで前に付け直線で抜け出すのがこの馬の勝ちパターン。今回は早めのペースで逃げそうな馬がいるため、それについていけるかどうかがポイント。
参考ラップ
1勝クラス2000m1着:1000m 1.02.8 1600m 1.39.0 2000m 2.01.9 3F 34.1
未勝利  1800m1着:1000m 1.02.7 1600m 1.37.2 1800m 1.49.1 3F 34.1

インダストリア
勝ちっぷりから見るとマイラーっぽい印象。スローペースで切れ勝負の馬だけに今の中山がどうかだけ。
参考ラップ
ジュニアC1600m1着:1000m 1.00.1 1600m 1.34.9                       3F34.3 
未勝利  1800m1着:1000m 1.01.3 1600m 1.35.7 1800m 1.47.6 3F33.5

ジャスティンロック
重賞で出遅れたが捲りきって勝つ。長く良い脚を使えるタイプ。ただスローペースしか経験が無いのと勝ち時計の遅さは気になるところ。
参考ラップ
京都2歳S2000m1着:1000m 1,02.8 1600m 1.39.3 2000m 2.03.3 3F 35.3
未勝利  1800m1着:1000m 1.02.3 1600m 1.36.3 1800m 1.48.2 3F 33.8

ジャスパージェット
超スローペースで溜められれば好走は見込めるタイプ。ここはやや速いペースで流れそうなので恐らく苦戦すると思われる。
参考ラップ
未勝利  2000m9着:1000m 1.02.1 1600m 1.38.6 2000m 2.03.6 3F 35.9
新馬   1800m3着:1000m 1.05.6 1600m 1.41.7 1800m 1.53.2 3F 33.9

ドウデュース
朝日杯の勝ちっぷりを見ると高速マイラーな印象を受ける。スローなら2000mもこなせそうだが、GⅠホースらしく堂々とした競馬っぷりを見せつける可能性も十分あり得る。
参考ラップ
朝日杯FS1600m1着:1000m    58.3 1600m 1.33.5                       3F 34.5 
アイビーS1800m1着:1000m 1.01.6 1600m 1.37.5 1800m 1.49.3 3F 34.0

ボーンディスウェイ
葉牡丹賞くらいのペースなら直線でも粘れるが、速めのペースで追いかける展開になると若干甘くなりそうな印象。上りが掛かる展開なら勝ち負けになる可能性は十分にあり。
参考ラップ
ホープフル2000m5着:1000m 1.00.1 1600m 1.36.5 2000m 2.01.1 3F 36.5
葉牡丹賞 2000m1着:1000m 1.01.6 1600m 1.36.7 2000m 2.00.6 3F 35.6

マテンロウレオ
長く良い脚を使うタイプ。メイショウゲキリンがきさらぎ賞と同じラップを刻む可能性は十分考えられるため、重賞2勝目も夢ではない。
参考ラップ
きさらぎ賞2000m1着:1000m 1.00.6 1600m 1.36.5 2000m 2.00.5 3F 35.0
新馬   2000m1着:1000m 1.03.0 1600m 1.38.7 2000m 2.02.8 3F 35.1

メイショウゲキリン
逃げて早めに粘り込む今回のキーマン。前走では捕まってしまったため若干ペースを落とす可能性もあり。うまく立ち回れれば出走権はゲット出来そう。
参考ラップ
きさらぎ賞2000m3着:1000m 1.00.6 1600m 1.36.5 2000m 2.00.7 3F 36.1
黄菊賞  2000m2着:1000m 1.04.0 1600m 1.40.5 2000m 2.03.4 3F 34.8

ラーグルフ
早めに仕掛けた分突き放されたホープフルSは力の差と見るべきか。だがバテずにジリジリと伸びていたのでここでは十分通用しそう。ここでも良い脚を長く使えるかだけ。
参考ラップ
ホープフル2000m3着:1000m 1.00.1 1600m 1.36.5 2000m 2.01.0 3F 36.0
芙蓉S  2000m1着:1000m    59.9 1600m 1.37.1 2000m 2.00.9 3F 35.1

リューベック
長くいい脚を使うタイプ。前走はスローでも早めの仕掛けで後続を抑え込む。ペースが勝った時よりも速くなりそうなので対応出来るかがポイント。
参考ラップ
若駒S  2000m1着:1000m 1.02.6 1600m 1.39.0 2000m 2.02.2 3F 35.0
新馬   2000m1着:1000m 1.03.8 1600m 1.39.8 1800m 1.51.4 3F 35.1

ロジハービン
京成杯ではダイナミックな捲りを見せたが本質てきには長く良い脚を使うタイプ。ちょっとステイヤーっぽい印象も。今回も思い切った競馬を見せるか。
京成杯  2000m2着:1000m 1.00.9 1600m 1.37.8 2000m 2.01.5 3F 35.0
未勝利  2000m1着:1000m 1.01.7 1600m 1.38.3 2000m 2.02.0 3F 35.1 

レースに向けての雑感
脚質の整理
逃げ ボーンディスウェイ メイショウゲキリン リューベック
先行 アスクビクターモア ドウデュース
中団 インダストリア ジャスティンロック マテンロウレオ ラーグルフ
差し ジャスパージェット ロジハービン
追込 アケルナルスター

展開予想
例年通り1000mは61秒くらいで上がりは掛かる競馬。勝ち時計は2.01.0くらいの競馬になると予想。隊列はメイショウゲキリン、ボーンディスウェイ、リューベックの順か。長く良い脚を使えるタイプが上位を争いそう。

馬券的に気になる馬
本命 ラーグルフ
相手 マテンロウレオ
   ロジハービン
   ボーンディスウェイ
   メイショウゲキリン
   ドウデュース

以上弥生賞ディープインパクト記念登録馬の紹介でした。
果たして皐月賞への切符を手にするのはどの馬か。
馬券を買う方も買わない方も日曜日の中山11Rレースをお楽しみに。

ご覧いただきありがとうございました。

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