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偏見に満ちたダイヤモンドステークス出走馬の紹介

3400m先に見えるのは春の盾か?
長距離の名物ハンデ戦、ダイヤモンドステークス出走予定馬の紹介します。偏見とノイズは混ざっておりますのであらかじめご了承下さい。それではどうぞ。

ダイヤモンドステークスとは
第1回は中山2600m。1987年から東京3200mで開催され、3400mに距離が変更されたのは2004年。当然ながら勝ち馬には名ステイヤーがズラリと並ぶ。長距離のレースだけあってスローになりやすいのだが注意したいのは2012年のようなレース。15人気のケイアイドウソジンが単騎の逃げでそのまま押し切り単勝なんと19,000円。長距離にはたまにこれがあるので展開をしっかり読みたいところ。

出走予定馬

①グレンガリー 54.0 大野
2000mを中心に出走中の馬。日本海Sは飛ばしに飛ばして逃げ切る。後ろの馬に脚を使わせる形になれば浮上の目も見えてくるが、果たして3400mでそんな競馬が出来るのか?

②セントレオナード 53.0 丸山
現在3勝クラスの馬。前走が約1年ぶりのレースで7着。成績的には中距離が良さそうな感じはするが、ひと叩きしての53キロ。長距離で好走なるか?

③ヴァルコス 54.0 三浦
母の母がウインドインハーヘア。すなわちディープインパクトの甥っ子。
2020年の青葉賞2着馬。中団より後ろからの競馬が目立つが正直結果に繋がらず。唯一の好材料はハンデ54キロ。これを活かせるか?

④アドマイヤアルバ 53.0 団野
京都新聞杯2着までは2-6-1-0という良いのか悪いのか分からない成績だったがその後低迷。長距離路線に変更して2年目になるが馬券になったのは昨年の目黒記念3着のみ。この馬の名前である夜明けは東京3400mか?

⑤カレンシェルブル 53.0 横山和
現在3勝クラスの馬。2000mと2200mのみに出走し今のところ9走で4着以下なし。先行して早めに抜け出すタイプだが上がりが掛かる方が良さそうなタイプ。未知の距離であっと言わせるか?

⑥トーセンカンビーナ 55.0 石川
阪神大賞典2着で天皇賞・春5着とこのメンバーの中では何気に1番の実績馬。ステイヤーズSも4着と3000mを超えるレースで堅実な走りを見せる。55キロの手ごろなハンデで今度こそ重賞制覇なるか?

⑦ヴェローチェオロ 54.0 戸崎
ウマ娘ファン大好きのゴールドシップ産駒。格上挑戦には失敗するが自己条件をクリアし前走でオープン入り。上りが掛かる方が良さそうなタイプなのでよほどのスローにならなければハンデ的にも有利。重賞初制覇なるか?

⑧アンティシペイト 55.0 田辺
4-4-0-3の成績でオープン入りを果たすがGⅡ2走は大敗。長距離成績は2600m1勝で3000m4着となんとも言い難い成績。正直55キロは見込まれた感があるが、先行して抜け出す競馬が出来るか?

⑨テーオーロイヤル 54.0 菱田
只今絶賛3連勝中の馬。前走は前2頭が飛ばして脚を使わせる展開になったがきっちりと抜き去る。2400m以上の出走は無いので3400mは未知の世界だが、勢いで4連勝となるか?

⑩レクセランス 55.0 横山武
デビューから3連勝をしたもののその後未勝利の馬。その後馬券圏内に来たのが阪神の2600mの3着と前走の3000m2着と長距離は良さそうな印象。3歳時以来の勝利なるか?

⑪カウディーリョ 56.0 M.デムーロ
ここ最近長距離戦ではお馴染みのメンバー。2600m2連対でステイヤーかと思いきや3000m以上で8着7着7着。早めの抜け出しで粘り込みを図りたいが今度こそ距離克服なるか?

⑫メロディーレーン 52.0 菅原
最高馬体重が354キロの小柄な牝馬でファンの多い馬。距離実績的にはこの馬が1番で古都Sは先行して押し切り勝ち。軽ハンデを活かしてJRA最低馬体重での受賞制覇なるか?

⑬ゴースト 54.0 北村
馬房の名札に「おばけ」と書かれている馬。この馬も最近長距離ではお馴染みのメンバー。長距離で上がりが掛かる競馬の方が良さそうな印象。54キロのここは勝機か?

⑭ランフォザローゼス 54.0 田中勝
新馬勝ち以降未勝利の馬。一応京成杯と青葉賞で2着。青葉賞の後に掲示板に入ったのは2019年の毎日王冠のみ。いろいろな距離を試してダメで今回長距離路線に初挑戦。果たして距離適性はあるか?

レースに向けての雑感
脚質整理
逃げ グレンガリー
先行 ヴェローチェオロ カウディーリョ カレンシェルブル ゴースト
   メロディーレーン
中団 アンティシペイト テーオーロイヤル トーセンカンビーナ
差し ヴァルコス セントレオナード レクセランス
追込 アドマイヤアルバ

グレンガリーが逃げると思われるが大逃げの可能性もあり。2番手以降がある程度固まってのスローペースと考えた方が良さそう。長距離レースということもあって直線で抜け出して粘り込めるタイプが有利か?

馬券的に気になる馬
⑥トーセンカンビーナ ⑦ヴェローチェオロ ⑨テーオーロイヤル
⑩レクセランス ⑫メロディーレーン ⑬ゴースト

以上ダイヤモンドステークス出走予定馬の紹介でした。
ハンデ戦だけに思わぬ結果が待ち受けているのか?
馬券を買う方も買わない方も土曜日の東京11Rレースをお楽しみに。

ご覧いただきありがとうございました。

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