シブサンポ(渋谷駅→道玄坂)食べもの編
はじめに
こんにちは。革波です。
さて、4/6に「シブヤのサンゾク」(以下シブサン)で『シブヤ』を題材に短編を書いてほしいです。ということでお声かけましたところ、
「実際に渋谷の街を歩いてイメージを膨らませたいと思います。ここは行ったほうがいいよ! という場所はありますか? ぜひ聖地巡礼をしたいのですが」
という超ありがたいお話をいただきました。
思えば、ノベルアップ+のコメント欄やTwitterでこそこそ元ネタを伝えていたりはしたのですが、記事に起こしたことはなかったと思いまして。内緒にしておこうと思っていたのですが、やっぱり興味をもってくださるのは嬉しい!なので、今回、参考にさせていただいている渋谷の箇所をご紹介していきたいと思います。
その名も『シブサンポ』のススメ!なお、名付けてくれたのは『シブサン』の名付け親でもあるライチさんです。(某呪術アニメの既視感がありますが置いておきましょう)
今回は渋谷(シブヤ)駅 → 道玄(ドウゲン)坂エリアでいきたいと思います!
その中でも作中登場する食べもの・飲みものを紹介していきます。
1.名曲喫茶ライオン
名曲喫茶『LEO』の元ネタです。
どこか古めかしい、緑色の光る看板。そしてその看板と時を共にしたのだろう、厳かな洋館が姿を現した。白い建物なのだろうが、年季が入っているせいでクリーム色のように見えた。ぼんやりと窓から光が漏れている。緑と赤の縦縞サンシェードがその光を受けて輝いていた。(名曲喫茶『LEO』にて I より引用)
まんますぎてもう少し捻ったほうがよかったかなと後悔している案件。とってもいいところ。店内は撮影禁止・携帯はマナーモードにてお喋りは禁止。歩を進める度に木が軋む音がするのよね。たまんないです。定時クラシック・コンサートが開かれています。私は二階の隅っこがお気に入り。茶色い重厚なスピーカーから流れる音楽は圧巻です。音源を持っていけば雰囲気に合うクラシックであれば流してくれるそう。ドビュッシーの「月光」聴きたいな。もちろんショスタコーヴィッチの、交響曲第五番「革命」も推しですけどね!
余談ですが、ライオンに行くとき、道玄坂から『しぶや百軒店(ひゃっけんだなと読みます)』の鳥居くぐっていくとわかりやすいのですが、いわゆるストリップとか18禁だね?みたいなお店がある通りを抜ける必要があるので、ひとりで行く際はお気をつけて。
店名 名曲喫茶ライオン
住所 東京都渋谷区道玄坂2-19-13
営業時間 11:00~22:30(L.O.22:20)
定休日 ほぼ無休 (お盆休み、年末年始休みあり)
(食べログ より引用)
※新型コロナウイルス感染拡大にともなう東京都からの要請で、時短営業をされている可能性がありますので、お早めのご来店がよろしいかと思います。
2.ステーキロッヂ 渋谷店
『ヤマゴヤ』の元ネタ。
そこでチハヤとシカはステーキ屋にいる。『ヤマゴヤ』という名前の店だ。
その名の通り、山小屋にインスピレーションを受けたお店らしい。名曲喫茶店『LEO』を出たドウゲン坂の道沿いに、その店はあった。周りのビル群に囲まれた中に、木材で作られたその様子は異質なものだった。(真夜中の肉会 より)
歩いていて、なんだこりゃ!となったのが作中に出したきっかけ。
店内に入ると、チハヤはまず牛の模型に目が止まった。壁から顔を出したような造りだ。チハヤはその牛と目が合ったような気がした。光沢のある黒色をした毛並み。「俺を食いにきたのか」と脅されているような、威圧感のある瞳だ。
▼こちらがその写真です。
肉はとっても美味しいです。金額も2000円以下とステーキにしては安価に食べられるのも魅力的。卓上にあるソースや塩の組み合わせも豊富で楽しいんだわ。
そして今年の2/19からは「蝦夷鹿ステーキ」も発売しているのだとか!鹿を食べるシカない!(つまらん洒落だ)
▼「蝦夷鹿ステーキ」。200gで3700円くらいだった。
なんだろう。レバーみたいな鉄分の味があって、獣臭を感じる味というのかな。うーん。好みは分かれるかも。これでも下味で臭みを消しているのだろうな。初めていく人は普通に牛さん食べたほうがいいかもね。ともあれ、肉を食べるときはシカのように叫びながら食べてみてください。きっと追いだされます。
店名 ステーキロッヂ
住所 東京都渋谷区道玄坂2-10-13 成瀬ビル 1F
営業時間 AM11:00 - AM7:00(ラストオーダー 6:30)
定休日 無休
(食べログ より引用)
※新型コロナウイルス感染拡大にともなう東京都からの要請で、時短営業をされている可能性がありますので、お早めのご来店がよろしいかと思います。
3.THE ALLEY LUJIAOXIANG(ジ・アレイ・ルージャオシャン)渋谷道玄坂店
『猴脸(サルガオ)』の元ネタです。
『鹿角巷』とも書かれておりますタピオカ屋さんです。鹿マークがドチャクソ好みで、これモチーフに作中に出そう!と思った次第。しかし、シカと被るからモチーフの動物は猿にしました。ウッキィ。
タピオカ店は、猿のイラストが書かれた外観通り『猴脸(サルガオ)』という店名だった。どうやら中国語らしい。目に留まるイラストだったので、名刺をもらってきた。裏面には『本能的に求める味を探究します』と書いてある。(──猴脸(サルガオ──より)
ジ・アレイさんのモットーは“ 初めて飲むと驚きを感じ、2回飲むと好きになり、3回飲むと恋しくなる ”みたいですね(公式より引用)。もっと『猴脸(サルガオ)』よりもオシャレな感じです。
「盆栽タピオカミルクティー」がおすすめです。見ていても楽しいし、とっても美味しい。アッサム茶葉の良い香りがします(この写真はルミネ新宿店で撮った気がします)甘すぎず飲みやすいけれど、タピオカの腹持ち半端じゃないので注意が必要です。
店名 THE ALLEY 渋谷道玄坂店
住所 東京都渋谷区道玄坂1-19-11 道玄坂セピアビル 1F
営業時間 10:00~22:30
(食べログ より引用)
※新型コロナウイルス感染拡大にともなう東京都からの要請で、時短営業をされている可能性がありますので、お早めのご来店がよろしいかと思います。
*番外編
EDM石焼き芋
いわゆる「引き売りをしている石焼き芋屋」なので、移動販売をしている車です。引き売りの呼び声がEDMアレンジしているんです。面白すぎますよね。これはシブサン本編ではなく、実名でシブサンに出して良いよ!と了解をいただいて、Twitterで番外編を書かせてもらった場所(車?)になります。とっても渋谷らしい良い取り組みだなと思ったのでご紹介。
車の屋根には『EDM石焼き芋』と手書きで書かれている。その下には緑のライトがつけられていて、その車は横断歩道を通り過ぎる際に音楽が遠のいていったが、チハヤは緑の閃光が目に妙に残ったのだった。車は少し先のパーキング・メーターがある側道に止まった。(シブヤの石焼き芋より引用)
基本的に109付近のパーキング・メーターのある駐車場に留めたいそうなのだけど、混んでいて道玄坂付近をよく周回しています。頑張ってEDM石焼き芋!って思っちゃう。そしていざ、駐車しているところを見つけて近づくも、店員さんパリピかな!?こんな私でも大丈夫かな!?となったけれど大丈夫だった。すごく優しい人だった。芋愛の強い人だった。
しかもめっちゃ美味しい。蜜芋の暴力。吸うように食べられるんだけど、タピオカレベルに腹持ちする。夜しか営業していないから実質、その日の夕飯は石焼き芋になってしまうので注意が必要。夜の渋谷を歩く際はぜひ買ってみてください!
店名(?) EDM石焼き芋
住所 移動販売なのでなし。109の近くに留まっていることが多い。
営業時間 その日で違うそうですがおおよそ18-20時の間で売るみたいです。
営業日 土日のみ営業をされています。しかも不定期
※詳しくはEDM石焼き芋公式Twitterをチェック!
おわりに
ひとまず、こんなところでしょうか。
あと、ハナショウブ最中(もなか)の元ネタには『渋谷最中』というものがあります。ただ画像をどっかにやってしまったので、思い出した時追記したいと思います。
実際に行ったかたは教えてくださると革波が飛び跳ねて喜びます。(ただし、某ウイルス禍ですが渋谷の人通りは現状とっても多いです。時期をみての散歩をオススメいたします。)
食べもの以外にも場所の渋谷の蘊蓄(うんちく)を言い始めたらキリがないのです。また気が向いたら食べもの以外も書こうかな。もしご興味あるかたはコメント頂けますと嬉しいです。
では、また!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?