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シブヤのサンゾク短編集 月末報告(6月)

1.はじめに


革波です。暑い日が多いですね。今日は大雨だけど!
お元気にされてますか?

●私の近況

私も呑気に過ごしているのは、変わらずです。
仕事も相変わらず。慣れてきたけれど忙しくなってパニパニすると
「すぐお冷とお水お持ちしますね!」とかほざきます。どっちも一緒や。

基本は楽しく生きていますが、不意に「自分は結局、何をやりたいんだろう」みたいな迷子の気持ちになったりします。

最近、自己分析なるものをやりました。
失業保険をもらうにあたって「就業する意志がある」のが大前提なんですね。
なので失業認定日までに「就職活動実績」というものが二回必要だったからしぶしぶやったんですけどね。

向いてる職業に、やっぱ体育教員が出るんですなぁ。

大学に入った頃は教員になろうとしていたのですがね。残念なくらいに「コトナカレ主義」な人間が、生徒を助ける教師にはなれないなとか。「今の自分に何が教えられるんだろ」とか思ってしまって、免許は取得したものの志すのを辞めてしまったんですね。

もうちょっと考えてみよう〜って感じです。

●「シブヤのサンゾク」の近況

おかげさまで本編の「コンノウ坂 中編」を脱稿いたしました!
まずは応援してくださる方に御礼を申し上げます。
最後がちょっぴり怪しかったですが、概ね計画通りに進行できたので良かったです。
▼『三つ足の青蛙』が座っていたモデルの『金王坂』歩道橋

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▼『金王坂』歩道橋の上から。表札裏にはたくさんのグラフィティ(落書き)。

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全体的に話が動く箇所だったので、書き切った後は物語が露わになって自分のモノでは無くなっていくような、ちょっぴり寂しい気持ちになりました。
後編もなかなかハードな展開を考えていますので、短編を書きながら皆と哲学して(執筆することを「キャラと哲学する」と表現されたフォロワーさんがいました。とっても共感しましたので、引用)力を養っていきたいと思います。


2.寄稿の進捗

5/5)でございます!!無事に全ての寄稿作品が揃いました。
寄稿いただいた皆様、本当にありがとうございます!

「あの日、僕はシブヤでサンゾクを見た」
「死者の歩く谷」
「シブヤ・パラメトリクス」
「月の引力」
「破瓜の春」
(※五十音順)

以上が寄稿いただきました作品タイトル一覧となります。
どれも素晴らしい作品ばかりです。見返してはニヤニヤニコニコしてます(変態)
後述しますが8月に全体の校正をする予定です。その際改めて寄稿いただいた皆様にご連絡することあると思います。どうぞよろしくお願いいたします。

今月いただきました寄稿作品の題は「月の引力」です。

この作品はシブサン本編『真夜中の肉会』を題材に描いてくださっています。
シカとチハヤが肉を食べているヤマゴヤにて、彼らより前に来店していた二人のオンナ。

「性と欲望が混ざり合う街」としてのシブヤ、またそこに息づく人間を見事な手腕で描いてくださっています。

変な話ですが『真夜中の肉会』は連載はじめての「説明回」でして、結構苦心した覚えのある回です。この回を題材に美味しくなる部分あったっけ?なんて思っていたのですが、美味しくなっていて驚きました。笑

「月の引力」という言葉、美しいですね。地球をとらえる上で、太陽よりも微かな引力。

「シブヤのサンゾク」を書いて、出会うことができた方がたくさんおります。
微かな引力に足を止めてくださった方々に、ご縁を感じますし、その出会いに感謝だなと思っています。

3.革波の進捗


●自分の執筆実績

本編の執筆も無事に終わりまして、本腰入れて書いていきますよ。
現状二編を同時進行で動かしていて、合わせると4000字弱でしょうか。
現状で寄稿作品合わせ25760文字/73ページ。最終的に40000文字/100ページで完成の予定なので、本編執筆時に平均4000~5000字/週=18000字/月を書けているのなら、ワンチャン7月末に執筆終わるかなとか考えています。それで8月に校正して形にする感じです。逆のことを言えば、本編ペースでいかないと9月に形にするところまで行かない可能性もあるわな。どちらにしても後は自分次第なので、頑張る!


●御礼の寄稿

こちらに関しては(2/4)です。
出来上がっていない二作品はどちらもお題はいただいております。
7月中にはこちらも提出できるように執筆してまいります。
執筆するために読み返すと、楽しくなっちゃってずっと読んじゃうんですよね。
そして「この世界観をどうやって書けば、表現できるんや!?」って絶望する。笑
でもそれがリスペクトして書くことだと思うし、こちらも楽しんで書いていきたいと思います。
少々、お待ちくださいませ!


4.おわりに


寄稿作品も出揃いましたので、表紙絵含め、本の外装の着手も進めていきます。前バ!様に助けてくださいー!と言いに行きます。というか言いに行きました。

7月頭からこちらの作業も進めてまいります。

寄稿作品の雰囲気を見て、表紙絵をどんな感じにしようか考えようと思っていました。
実は寄稿作品の全てに出てきたのがチハヤ氏でした。流石主人公!ありがたくも彼女の華奢さ、繊細さ、脆さ、みたいなところ皆さんに感じ取ってもらえていて、巧みな表現で描いてくださっていました。嬉しい。

なので、チハヤ氏を表紙絵に飾ろうかなと。本編のどろっとした雰囲気よりも、もう少しやわらかい雰囲気、淡い感じにしようかなと思っています。シカちゃんは……うーん、どうしようかな!(爆)

あとはタイトルですね。表紙絵の雰囲気と同じく、綺麗なタイトルにしたいな。「春夏秋冬」の季節感もわかるようなネーミング。うーん。もうちょっと考え中。

そして目次。最初は「春夏秋冬」で目次つくってそれに合わせた短編を並べていく予定だったのだけど、いただいた寄稿作品で一種の「流れ」みたいなものが見えて「これとこれは繋げたいなぁ、でもそうすると季節で区切れないなぁー!」みたいなことが起こって、もっと良い並び方がありそうかなと思っています。

あと先月ちらっとお伝えしたシブサンモチーフのスマホケースもほぼ完成まで、詰めていただいております。鹿骨ってなんであんなにカッコいいんだろうねぇ。不思議だねぇ。出来上がり次第、お披露目できたらなーって思ってます!

そんなこんなで楽しく迷いながら作っていこうと思います。
7、8月はシブサン短編集のことでtwitterもたびたびうるさくなるかもしれませんが全力注いで執筆して行きますので、楽しみにしてくだされば幸いです。

8月末にお会いする頃には執筆いいところまでいってますように!
ではまた、お会いしましょう!

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