AFF2事務局の対応~団体登録~

それでは今年度のAFF2事務局から私たちの団体が受けている(現在進行形です)理不尽な扱いについて述べたいと思います。

まず今年度のAFF2の申請は2022年3月28日から始まりました。
昨年度の経験から、少しでも早く申請したいと事前に準備をしていた私たちは3月28日の受付開始早々に申請をしようと準備しておりました。
AFF2の公式ウェブサイトに公開されている募集要項などを熟読し、不明点は事務局に速やかに問合せできるようあらかじめ項目ごとにまとめておきました。

AFF2の申請のためにはまず団体登録が必要です。
この登録フォームでは法人番号の入力が当初「必須」となっていました。
しかし、任意団体など法人番号を取得していない団体もあり、私たちも法人番号の取得ができていなかったため、団体登録自体ができないという事態が生じました。

この点についての対応を事務局に電話で問い合わせたところ、「同様のお問合せを他の事業者から多数もらっているので対応中」という返答でした。

多くの問い合わせがあり、団体登録ができないという事態が生じているのならば、それをウェブ上などでアナウンスするのが良識的な対応だと私たちは考えます。

たとえば一般企業でシステムなどに不良が生じている場合、多くの企業は速やかにそれを公表するものです。

しかしAFF2事務局はこのような対応は一切行いません。そして「不具合があるならばそれを分かりやすい形で周知すべきではないか」という私たちの提言に、電話で対応した職員は「問い合わせがあれば個別に対応する」という回答に終始しました。

それが事務局の姿勢ならば、補助を申請する立場である私たちにはいかんともしがたいわけですが、あまりに不見識・非常識であると感じざるを得ませんでした。

またそこに昨年度のAFFが審査が遅延してもそれに対して一切のアナウンスを行わなかったのと同じ隠蔽的な体質を感じざるを得ませんでした。

私たちはその点について「昨年度のAFFでも同じような体質だったが改善する意向はないのか」と尋ねました。

すると「昨年度のことはこちらの事務局では分からない」という回答でした。AFFとAFF2という名称からして、この2つの事業の連続性は明らかですが、このような回答が返ってくることに閉口せざるを得ませんでした。

しかも、その後、AFF2の事務局に行った別の質問への回答がAFFのフリーダイヤルからかかってきました。「昨年度のことはこちらの事務局では分からない」と答える舌の根も乾かぬうちに、このような対応を行い恥じることもない対応に、私は手元の辞書で「誠意」という言葉を調べずにはいられませんでした。

私の手元の辞書にはこうあります。

誠意:[名]私利私欲やよこしまな考えを捨て、相手の立場をくみとって正直な態度で接すること。まごころ。

この言葉を引いて、私は得心が行きました。「誠意」とは「相手の立場をくみとって」「正直な態度で」とあります。たしかに昨年度のAFF事務局のあり方を見ると「相手の立場をくみとる」感性はなく、「正直」であろうとする意思もないのだと。そしてそのあり方はAFF2事務局も継承しているのだと。

この法人番号が入力できず団体登録が遅れたことによって、私たちの申請はまず1日をロスすることとなりました。

このあと、さらに困ったことが起こるのですが、それは次の記事で詳述したいとおみます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?