昨年度AFFの実情を振り返る

昨年度のAFFでも多くの問題が生じたことをご存知の方は多いと思います。
くわしくはこちらをご覧ください。
https://www.engekikinkyushien.info/2021/11/17/researchreport/

私たちも昨年度、AFFに申請をしました。
いまもって補助金の振り込みがないことを除けば、私たちの団体については致命的な問題は生じませんでしたが、それでも数点の問題は生じました。

私たちの団体に起きた問題の一つは審査結果通知が著しく遅延したことです。当初AFFの公式ウェブサイト(現在は閉鎖されています)には6月下旬までに審査結果の通知を行うと明記されていたにも関わらず、何の予告もウェブ上での発表もなく、審査結果の通知は遅れに遅れ、私たちのところに最終的な審査通知が来たのは8月上旬でした。

そこから大急ぎで概算払い(補助金の一部を事前に受け取ることができる制度)の申請を行いましたが、概算払いを受けることができたのは11月下旬でした。

AFFでは12月31日までに行われる事業を支援対象としています。
その概算払いが11月下旬に行われるなど、ほとんど意味がありません。
実際に私たちの団体はすべての事業(公演)が終わった後に概算払いを受けることとなりました。

このような事態になったのは当初の申請件数見込みを読み誤り、審査作業を著しく遅延させたAFF側が責めを負うべきことだと私たちは考えています。

しかも資金繰りを行うための参考にするため、概算払いに時期について事務局に問い合わせたところ、最初に対応した職員は「回答はできない」と返答し、その後に再度問い合わせたところ、そのときに対応した職員はあっさりと概算払いの時期について回答しました。

私たちが「1回目に概算払い時期を確認した際に『回答できない』と答えた職員の回答は誤りだったのか」と確認したところ、「誤りだったと思う」とその職員は認めていました。

次の記事から詳述するAFF2の職員の対応にも共通することですが、AFF事務局の問合せ窓口の職員は、確証のない誤った案内をする可能性があります。そして誤った案内をしても点として恥じず、強弁を繰り返します。

さらに職員の対応に誤りがなかったかどうか、通話記録を確認してほしいと懇請しても、これが受け入れられることはありません。自分たちの誤りを隠蔽しようとしているとしか考えられない対応です。

間違いは誰にでもあります(もちろん、誠心誠意、嘘偽りない申請や報告を行っている事業者や団体に対して誤った案内をすることは問題ですが)。間違いに気づいたら、それを素直に認め謝罪をする、それは小さな子どもでも知っている、人間として最低限のマナーです。

AFF事務局にはこのような最低限のマナーさえ根付いていないのと思うと、怒りさえ萎え、哀しさのみが残ります。

私たちの団体が被った被害はこの程度で済んだので、むしろ幸いだったと思います。他団体のことは私たちはくわしく承知しておりませんので、風聞を広げることはしませんが、私たちの団体に起こったことからも、AFF事務局の実情の一端がご理解いただけると思います。

今年度のAFF2事務局から当団体が受けた誠に理不尽な扱いについては、次の記事で詳述したいと思います。


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