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すぐ治したい!自分のニキビに効果のある薬を選ぶ6つのコツ

青春のシンボルともいえるニキビ。ニキビができると気になって潰してしまい、いつまで経っても治らないと悩む人は多いのではないでしょうか。

この記事では、ニキビに悩んでいる学生や、大人になってもニキビに悩やんでいる方に、「すぐ治したい!自分のニキビに効果のある薬を選ぶ6つのコツ」をわかりやすく紹介します。

ニキビとは、尋常性ざ瘡(じんじょうせいざそう)という難しい名前の皮膚の病気です。
ニキビをはやく治すためにも、正しい知識を知っておくことは何より大事です。

ニキビの症状やその段階によって、処方の仕方は変わります。この記事を最後まで読んでもらい、自分のニキビの症状に合った薬選びの参考にしてください。

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画像引用:イラストAC

1.薬で治せるニキビ

医学的には病名がついている皮膚病なので、基本的には皮膚科を受診することをおすすめします。しかし、ニキビは出来たばかりの初期の段階であれば、市販の薬で充分に治せます。

ここからは、ニキビの状態別に薬の選び方をお伝えします。


2.ニキビ別、効果のある薬

ニキビの種類は一般的に4つに分けられます。
• 白ニキビ(コビキ)
• 黒ニキビ
• 赤ニキビ
• 黄ニキビ

これらのニキビの症状によって、薬の選び方が変わるので解説していきます。


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画像引用:photo AC

1.市販薬

この章では、ニキビの症状にあわせておすすめの市販薬を紹介します。


• 白・黒ニキビにおすすめの市販薬 
初期状態の白ニキビや黒ニキビは、洗顔などのスキンケアで充分治療できる可能性があります。
   
市販薬を選ぶ基準は、アクネ菌や雑菌が増えるのを抑える効果が期待できる殺菌薬配のニキビ薬がおすすめです。
   
エスエス製薬 アンナザルベエース
https://www.ssp.co.jp/product/all/anna/
※イソプロピルメチルフェノールやレゾルシンなどの殺菌成分配合。


• 赤ニキビにおすすめの市販薬
ニキビが炎症を起こして赤く腫れた症状を赤ニキビといいます。

市販薬を選ぶ基準は、炎症を抑える効果が期待できる抗炎症剤配合のニキビ薬がおすすめです。

ロート製薬 メンソレータムアクネス ニキビ治療薬
https://jp.rohto.com/acnes/m-acne/
※グリチルレチンなどの炎症を抑える成分配合。


• 黄ニキビにおすすめの市販薬
黄ニキビは、赤ニキビからさらに細菌感染がすすみ、黄色い膿(うみ)が出来た症状をいいます。

黄ニキビまで進んでしまうと、市販の薬では完治が難しくなるので、なるべく皮膚科を受診することをおすすめします。

ライオン株式会社 ペアアクネクリームW
https://www.lion.co.jp/ja/products/160


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2.処方薬

ここからは、ニキビの治療で処方される「薬の成分」について、主な成分の種類と効果をわかりやすく解説します。

2-1.抗炎症剤

抗炎症剤とは、抗炎症作用により皮膚の赤みや、痛み・かゆみを和らげる効果があります。

主な成分 → スタデルムベシカム・コンベックフエナゾール(非ステロイド薬)など

主な効果 → 痛み・腫れ・炎症をなど抑える。

2-2.抗生物質

抗生物質とは、細菌などの繁殖・成長を抑制し殺菌作用などの効果があります。

主な成分 → フラジオマイシン硫酸塩・オキシテトラサイクリン塩酸塩など
主な効果 → アクネ菌・雑菌の殺菌作用など

2-3.皮脂分泌抑制剤

皮脂分泌抑制剤とは、その名の通り、皮脂が過剰に出るのを抑える効果があります。

主な成分 → イソトレチノイン・アゼライン酸など
主な効果 → 皮脂の分泌を抑える効果など


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3.まずは試してみたい漢方薬

ニキビの治療で漢方薬をつかう理由として、体内環境を改善し『身体の内側からキレイに整える』治療として、漢方薬を処方されるケースもあります。

ここでは、ニキビの治療で試してみたい、今人気のおすすめ漢方薬を3品紹介します。


1. 小太郎漢方製薬 漢方ニキビ薬N     
https://www.kotaro.co.jp/product/detail/t156.html
充血した赤ニキビにおすすめ


2. ライオン 株式会社 ペア漢方エキス錠 240錠 
https://www.lion.co.jp/ja/products/162
血流改善・繰り返すニキビにおすすめ


3. ツムラ漢方 荊芥連翹湯(けいがいれんぎょうとう)エキス顆粒 
https://www.tsumura.co.jp/products/ippan/013/index_s.html
鼻や皮膚が化膿しやすい方におすすめ


4.ニキビごとの原因と症状

ここからは、ニキビができる原因と、その症状をわかりやすく解説します。

4-1.白ニキビの原因と症状

白ニキビの原因は、「皮膚から出る脂分(皮脂という)などが、毛穴に詰まってしまう」のが主な原因です。
なぜ詰まってしまうのかというと、皮脂の分泌量が多くなると毛穴の中に残ってしまうからです。
分泌量が多くなる原因は、ストレスや食生活など生活習慣からくるホルモンバランスの乱れが主に影響します。
また、乾燥や紫外線などで受ける肌のダメージによって、毛穴が細く小さく閉じてしまい、それが元となり皮脂が毛穴の中に残って白ニキビとなります。

白ニキビの症状は、痛みやかゆみなどの症状はありませんが、触るとブツッとしています。

4-2.黒ニキビの原因と症状

黒ニキビの原因は、白ニキビの状態からさらに皮脂がたまり、その皮脂が肌の表面に盛り上がって、空気に触れることにより黒く酸化したものを黒ニキビと呼びます。

黒ニキビの症状は、白ニキビと同じで、特に痛みやかゆみなどの症状はありません。しかし、小鼻の上に黒いポツポツが特に目立つように出来るので、見た目の印象が悪くなります。

5.ニキビは薬では根本治療にならない

ニキビといえば『青春・思春期』の時に悩んだ人は多いと思います。しかし、いつの間にかニキビが出なくなり、ニキビのケアから卒業しているのではないでしょうか。

思春期のニキビよりも、実はもっと厄介なのが大人ニキビです。

大人ニキビの主な原因は、ストレス・睡眠不足・便秘・食生活の乱れ・生理不順・喫煙・肌乾燥・メイク汚れなど数多くあります。

その原因が複雑に関係しあって出来るのが、大人ニキビの特徴です。

「治ったと思ったらまた出ている…」「洗顔しても治らない…」「同じところにまた出ている…」など、再発を繰り返す大人ニキビは、原因を根本から改善することが重要です。

ニキビ薬は、痛みや腫れの症状を緩和して、治す手助けをするのが主な役目です。ニキビの根本治療は、その原因をキチンと見極めて身体の中から改善することが一番の❝クスリ❞だと思います。

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画像引用:photo AC

まとめ

今回の記事では、すぐに直したい方に「自分のニキビに効果のある薬を選ぶコツ」を紹介してきました。

市販薬の種類はたくさんあります。その中で自分のニキビの症状にあわせて、ベストな処方を選択することが完治の早道です。

しかし、自分で間違った処方をしてしまうと、かえって重症化してしまう恐れがあるのもニキビの怖いところです。

この記事の内容を参考にして、1日も早くキレイな肌を取り戻し楽しく日常を過ごしましょう。


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