空を見て問う 24/05/08
浴室の窓を空け、湯船に浸かって読書をしていると、チュンチュンという鳥の声が聞こえる。声が聞こえるだけで、姿は見えない。けれども、角度的に微かに空は見える。見える空の色は青色である。今朝は雲が多かった。それがこんな青色になったのだから、一日の中で何かが変わったという事を嫌でも感じる。ただ変わっていっているのか、進んでいっているのか、滅んでいっているのか、私には検討が付かないが、そんな不気味な世界の中でポツンと生きているという己が、やけに寂しい存在なように思えてならない。ただただ