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2023/10/27のJAZZ掲示板

ジャズ関連の情報を拾ってコメントを付けて貼るという、いわゆる“ニュース・キュレーション”のジャズ版としてトライしています。他人様の記事を取り上げてアレコレとコメントを加えるのは「余計なお世話」と捉える向きもあるかもしれませんが、少しでもジャズの情報を多く&広く届けたいという目的のため。それだけに、コメントは独善的にならないように気をつけて、記事にも記事を書いた人にもプラスになれるように気をつけて臨みたいと思っています。


第3回 神JAZZ開催

10月22日に神奈川・横浜市の山王町にあるお三の宮日枝神社で開催された「神JAZZ」のレポート記事。

イヴェント・タイトルに引きずられてなのか、琵琶奏者の荒井靖水さんをクローズアップしての紹介となりましたが、これも話題性を考えると“企画の勝利”といえるかもしれませんね。


第10回ちぐさ賞は市川莉子さん

横浜にジャズ喫茶創世記の歴史を伝える「ちぐさ」の名を冠して、若手ジャズ・ミュージシャンの登竜門として開催されている「ちぐさ賞」。

その第10回の受賞者にヴォーカルの市川莉子さんが選ばれたというニュースです。

まだ高校2年生。ジャズ・ヴォーカリストのロールモデルを上手く見つけられるといいのですが。。。

期待して作品を待ちたいと思います。


サン・チョンRed Hookレーベル主宰インタヴュー

「CINRA」誌掲載のサン・チョンさんのインタヴュー記事。

サン・チョンさんは1982年にサンフランシスコで生まれ、2001年にニューヨークへ移ってニュースクール、ボストンのニューイングランド音楽院で学び、2012年にECMのプロデューサーとして採用されたという経歴の持ち主。現在はRed Hookというレーベルを主宰しています。

ボクが興味をもったのは、ECMでマンフレット・アイヒャーに学んだということと、彼のレーベルの第1弾が菊地雅章さんのラストレコーディング作品『Hanamichi(花道)』(2021年)だったこと。ちなみに、彼の父上は指揮者でピアニストのチョン・ミョンフンさん。

長いインタヴューですが、聞き手の原雅明さんの斬り込みが鋭く、とても読み応えがある内容になっています。

ジャズは、カッティングエッジのところに立つ部分はつねにある。そういったなかで、自分が焦点を合わせるところを見失っちゃいけないんですよね。ジャズの場合、「伝統」というものがあるだけに難しいとも思うけど、伝統とのバランスのなかで、カッティングエッジであることは問われていると思う。

この“カッティングエッジ”という言葉、とても刺さりました。聴くときにも、書くときにも、考えるときにも最重要なキーワードではないかな。


本日は以上。

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