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ファンフィルム「風の姫」の遊び心と本気度がスゴかった

実写短編動画「Wind Princess(風の姫)」に感動。

ブラジルの映画監督・脚本家のクリス・テックス氏が自主制作した宮崎駿監督「風の谷のナウシカ」のファンフィルム。

ジブリからは、作品の原案がテックス氏に帰属しないことを条件に制作が認められた。

「ナウシカ」の冒頭の印象的なシーンを感動的に再現。

DAICON FILM版「仮面ライダー」を思い出したが、映像のクオリティは段違い。

オームの生物としての再現性や、メーヴェの武器収納スペースのアイデアなど、痒いところに手が届いている。

特に音楽が(久石譲ではないのに)すばらしくマッチしている。

「ナウシカ」は歌舞伎も劇場で観て感動したが、このわずか16分の作品も比肩すると言える。

潰さなかったジブリ側の配慮と、潰れなかったクリス・テックス氏の心にも感動。

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