キメラ削除除籍離席剥奪消滅

ビッグフットが旅立とうとすると、、小さな集落なので大騒ぎになった。

イギリスまではどう行く？
人間界は大丈夫か？
小さくなったらどうするの？現実的な問題から、、
人間界で友人やお嫁さん出来るといいなーとか、
人間界には、不死の妙薬があるらしいとか、人間界で足臭の薬買ってきてくれとお駄賃を渡すもの、、
言葉違わない？ここらの人間に聞いた方がいいんじゃない？と、過去人間界に居た人を探して連れてくる者(これは、めちゃくちゃ有難いと思ったら傍迷惑だった･･････)
エルフの谷が、わらわらと、、持ち運び用のジャックポットを作ってくれるのに半年かかったり、、
母ちゃんも父ちゃんも、期待半分、一人息子が居なくなることに寂しさ半分って、感じで。美味しいもの食べよ！とか、イギリスは寒いから服をくれたり、、リュックは大きめ、スリが多いらしいからお金はどう、持ってこ？金なら換金できるかなあ。こちらのお金は使えないよなーとか。
エルフ達がジャックポットを作るのにかかりきりの間に、、俺はサトーさんと言う人間、、元人間と言った方が正しい。世捨て人で、仙人に。
｢イギリスはここの谷を抜けて、、魔法士の上でうんたらかんたらー｣と、サトーさんの呪文を習ったり。
｢俺もこっち来て長いからなー｣と、言いつつ｢初めまして｣｢宜しくお願いします｣｢これ、お願いします｣｢それは嫌です｣｢これ、あれ、それ！｣｢錬金術師を求めています｣とゆー、人間界の言葉を教わったり。

半年間はあっという間だった。
呪文も忘れず唱えられるようにメモったし。大事なのは行くことより、帰ることだと。0から、魔法陣を書く練習はお絵描きみたいだ！と、言ったらサトーさんに怒られたが。楽しいといえば楽しかった。