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今感じるリスク

私は現在47歳です。社会人というか職業人としては折り返し地点をすでに過ぎ、これからは職業人としての集大成を作り上げるフェーズに入ってきました。ライフワークと自認しているリスクマネジメントの分野で、このようにnoteを公開しているのも、そうした活動の一部です。様々な制約がある中でのささやかな活動ですが。

さて、この歳になって感じるのは、最大のリスクは健康でもお金でもなく「時間」だということです。健康やお金が大事ではないということは決してないのですが、これらと時間との最大の違いは、時間は取り戻せないということでしょう。健康は、適切な治療を受けたり、生活を改善すれば取り戻すことが可能です。お金も、生産性を高めることなどで報酬を高めれば十分取り返せます。しかし、時間だけはどう頑張っても取り戻せません。

47歳はノスタルジックになるにはまだまだ若い年齢ですが、昔できたことができなくなったり、物覚えが悪くなったりと、それなりに昔との違いが実感されるようになりました。その一方で、社会人としての経験や知識を積んできたことで、トライしてみたいことが増えてきました。人生とは選択の連続であると言われますが、やりたいこととやれることとのバランスをどう取るか、そしてどのように優先順位をつけるかが人生の最大の課題であり、その取り組みにおいて「時間」は最大のリスクファクターになっています。

リスクにはアップサイドリスクとダウンサイドリスクの両方があります。ですのであまり悲観的になるつもりはなく、いかにアップサイドリスクの部分を増やしていくかを意識して、今後は生きていくことになると思います。その一環としての活動を進めているところですが、それが形になりましたら改めてこのnote上でご報告したいと思います。

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