統計学: 0か1かの話(二項分布入門)
昨今の世相を反映してか、0か1か、あるいは0か100かという議論(往々にして口論)をよく目にするようになりました。ここでは0か1かに規格化して話をしますが、白か黒か、正か負かでも基本的に同じ話です。
細かいことを考えないと、0か1かと言われたらどちらも同様に確からしいと思いがちな人が多いようです。しかし、こういう2者択一の問題には、ひとつ明示的になっていない重要な数値が隠れています。それが2つの選択肢の生じる確率で、0か1かと言った時点では50-50だとは誰も言っていないわ