Tokyohive 英語記事/翻訳(福本大晴)

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元記事


「埼玉のホスト』全世界でのストリーミング配信を記念して、福本大晴がTokyo Liveのインタビューに応じた。

福本くん:まず、世界中の方々がこのドラマを見ることができることを本当に嬉しく思います。

日本のドラマは世界的に配信されているが、彼にとってはこれが初めてのことだ。

福本くん:自分でNetflixを開いて、『埼玉のホスト』がおすすめに出てくるのを見ると、他の方々、特に海外の方々にも見てもらいたいと思います。

大晴は、キセキという不器用な農家の少年を細部まで演じ、回を重ねるごとに成長していく彼に愛着が湧いてくる。キセキは社会的な交流や人と目を合わせることに苦労していて、このようなハードルを乗り越えようとする彼の努力を見ていると応援したくなる。会話中に緊張しながら指をいじったり、ホストクラブの植物に愛情のこもった視線を送るなど、彼の微妙な動作であっても、大晴は細かな部分にまでこだわっていた。

この役を演じるにあたって、大晴はキセキを好きになることから始めた。その後に脚本を何度も読んで内容を徹底的に吸収するよう努めた。これに加えて、彼は脚本を超えて役を体現するため興味深いアプローチをしていたのだ。

福本くん:自分にとって役立ったのは、キセキやキセキの特徴を中心とした相関図を作成したことです。「キセキは僕にとって本当に意味があるのか?」「どんなことを取り組む必要があるのか?」というようなことも考えました。

このような相関図は、大晴が自分の役柄を中心に方向性を定め、さまざまな特性をどのように表現するかを考えるのに役立った。彼は、自分自身の内気で人と話すこともできなかった頃を思い出しながら、さらに高めるにはどうすれば良いかを考えた。

そして彼は「監督とも直接話しました。」とつけ加えた。

福本くん:監督は、僕がこの役の役割に対してどれだけ共感しているかについて熱心に考えてくださっていました。一緒にページ上の文章を読むだけではなく、色々な方法でキセキに命を吹き込むことが出来ました。


◾️福本くんの「天使の羽」について

輝く星のように、大晴自身も沢山の魅力的な側面を持っています。その一つが彼の「天使の羽」で、左の首筋にある他とは違う色をした髪の部分のことだ。

福本くん:実は事務所に入ってから美容師さんに指摘されるまで知りませんでした。ある意味運命的な出会いだと思います。チャームポイントではありますが、目立つので少し恥ずかしいです。

と笑顔で説明した。

一見、一部分が白く染まっているように見えるが、彼も言っているように実際は銀色であり(人為的に染めたのではなく)自然な現象である。髪の色やスタイルによっては、YouTubeなどでチラリと見ることができるのでチェックしてみてください!


内気な外見とは裏腹に、キセキは愛らしい魅力を持ってる。誰に対しても正直で真っ直ぐな感情で相手を引き込むことができる。

福本くん:キセキはとても可愛いです。物理的な意味だけでなく、内面的な意味でもです。他の共演者の方々もそう仰っていました。『埼玉のホスト』を見てくださる皆さんにもそれが伝わっていたら嬉しいです。

キセキはとても不器用ですが、その不器用さを変えるために、物事がうまくいかないにも関わらず努力を尽くしている。キセキの愛らしい性格の中でも、このような可愛らしさは大晴によって際立ったものだった。


◾️Aぇ! groupのメンバーを野菜に例えると?

ドラマの中でキセキは人間よりも野菜や植物を愛しており、キセキが愛する植物と会話する様子を見ることができる。そこで、Aぇ! groupのメンバーを表す野菜について質問した。

▶︎正門良規
福本くん:正門は、白くてプリプリしているから大根だと思います。彼はジムで頑張っていますが、なかなか報われないタイプの人です。だいぶ近づいてきましたが、お腹はまだ柔らかいです。はっきり言いますが、ファンにとってはそれがチャームポイントなのであまり変える必要はないと思います!それと、大根は温かいスープに欠かせない食材なのでお弁当を完成させるのと同じように、正門はAぇ! groupを繋ぐ接着剤のような安心感を持っています。

▶︎佐野晶哉
福本くん:最年少の佐野晶哉は背が高くて細いのでごぼうです。ごぼうが色々な栄養価を持っていて、さまざまな料理とよく合うように、周りとうまく調和できる人です。

▶︎草間リチャード敬太
福本くん:リチャくんはゴーヤです。しっかり火を通せば苦味がなく美味しい料理になりますが、そのまま食べると苦いです。彼の性格のように、普段は温和で優しいですが、揶揄われると鋭い冗談を言うことがあります。ゴーヤの食べ方を間違うと苦くなるのと同じように、リチャくんも扱い方を間違えると機嫌を損ねてしまいます。

▶︎末澤誠也
福本くん:背が一番小さい末澤誠也は、もちろんミニトマトです。(身長とメンバーカラーが共通している)ミニトマトは調理すると鍋の中で一番熱く、噛むと口の中で弾けるので、誠也くんの爆発的な性格と「関西の狂犬」というあだ名が共通していると思います。誠也くんのことも同じように優しく扱ってください。

▶︎小島健
福本くん:コジケンはオクラです。彼と同じようにスタイリッシュで形が良いからです。爽やかな性格ですが、ちょっとしたことでも覚えている性格で、オクラの味がほかの野菜よりも長く残るところが同じだと思います。ほかの人が忘れているようなことでも、自分に起こったことは何ヶ月も覚えています。でもコジケンと同じくらいオクラが好きです!

▶︎福本大晴
大晴自身は卵だろうと。野菜ではないが、どこの農場にも必ず入っているものだ。その理由は?
福本くん:誠也くんが、僕の顔は丸くて白いので髪を上げると頭が卵に見えるといつも言っています。それと、僕はどちらかというと筋肉質で、筋肉の成長にはタンパク質が不可欠です。卵もタンパク質なので卵だと思います。

非常に素晴らしい論理だと思いませんか?
(原文ではインタビュアーさんが卵eggにかけて「素晴らしい」=eggcellentと書いています。)


◾️福本くんの大学進学について

作品を通して、私たちはすべてのキャラクターが個人として、そして「クラブエーイチ」のキャストとして一緒に成長していく姿を見ることができる。彼らは歌舞伎町の「Love2000」とのライバル関係から起こった問題や途中で出てくる沢山の個人的な問題に直面する。

グループ内では、大晴は明るい笑顔と無数のギャグを持つメンバーとして知られていますが、それだけでなく彼は勤勉で意志の強い人間でもあります。大阪市立大学経済学部の卒業とその努力は並大抵のものではありません。仕事と学業、私生活を両立させることは、現代の多くの人が苦労していることであり、大晴もその問題に直面しました。

福本くん:全体的に見ればそれほど難しいことではありませんでした。それ自体が簡単だったからという意味ではなく、僕が本当にやりたかったことでしたし、自分が取り組んだことには責任を持たなければいけないと思うからです。

彼は続けて、何かを強制されるのではなく自分で選択したのだと自覚することが重要だと言う。

彼が常に心がけていたことの一つは、夜はぐっすり眠り自分だけのリラックスする時間を確保することだった。午前中に学校に行き、それから塾とレッスンに行ったが、一種のデトックスのように彼はいつも1時間友人とお喋りをしながら夕食をとっていた。

福本くん:それ以上に楽しかったですし、充実感がありました。やっている時は難しいと思わなかったですが、もしかしたらそんなに難しいとは思わないようにやっていたのかもしれません。ただ全力を尽くして楽しんでいたように思います。


◾️Aぇ! groupとしての目標について

Aぇ!groupは全国を席巻し、所謂「Aぇ風」で誰もが魅了されている。今年初めの全国ツアーの成功が否定できない証拠となっている。グループとしては来年の2月18日で結成5年となる。世界的なパンデミックから始まり、新しいグループには欠かせない通常通りのライブなどはできなくなった。あらゆる挫折があったにも関わらず、彼らはそれを乗り越えただけでなく今まで以上に強くなった。

今後グループとしてやりたいことについて尋ねると、大晴は「ドームクラスのコンサートツアーをやりたい」と語った。

福本くん:Aぇ! groupが結成されてからあえて積極的に言いました。ドームツアーをやっているグループはほとんどいません。本当に全国的に認められたスターでないとできないことです。

ドームツアーをやるには、ファンの枠を超えて知名度を上げなければならないが、その逆も然りである。ドームツアーに合わせて名前が知られ、好奇心で引き寄せられる。この循環認識こそが大晴がAぇ! groupでいつか達成しようと努力していることだ。

福本くん:日本での野望を叶えた先に、小さなライブハウスでもいいので海外にも行きたいと思っています。海外で活躍する日本人アーティストを見ていると、彼らの経験は日本でも活かせることだと思います。ラスベガスにあるSphereはいつかパフォーマンスをしたいと夢見ている舞台です。美しい会場でU2が公演をしている映像を見て胸が高鳴りました。現地に行って体験したかったです。

福本くん:あとワンマンライブや野外フェスなど、日本ではできないこともやってみたいです。コーチェラのようなフェスティバルにも、イナズマロックフェスで味わった経験からいつか出演したいと思っています。色々な立場の方々に僕たちのことを知ってもらいたいです。日本全国、国境にとらわれず、展開していくことに挑戦したいと考えています。


◾️ベースについて

Aぇ! groupはバンド形式で演奏しており、大晴はベースを担当している。複雑なギターのコードやキーボードの音によって影に隠れてしまうこともあるが、それでも大晴は全力を尽くしてステージの端から端まで走り回る姿がよく見られる。ステージ上で表現力を発揮できるよう一生懸命練習している。

上達するために基礎に戻って練習することもある。彼らの曲の多くはかなりテンポが速いため、同じパートを繰り返して演奏し、ついていけるように自分自身に教え込んでいる。彼はドラムにも特別注意を払っていて、

福本くん:1曲の演奏であれば問題なくできますが、10曲くらい続けて弾くと手がとても疲れるのでそれが今の一番の課題です。ドラムの音を聞くことで自分のスピードがどれだけ速いか遅いかが分かります。ドラムより速い場合は、自分のテンポを下げます。簡単なことではないですが、その場での即興演奏もできるようになればいいなと思います。

大晴はベースを上手に演奏することだけに集中しているのではなく、パフォーマンスとグループ全体のダイナミックさを大切にしている。彼だけでなく、Aぇ! groupの誰を見ていても彼らは誰もが楽しめるエンターテイメントを目指しているのだ。


ステージ上で輝く彼の情熱的な演奏には魅了せざるを得ない。彼らのオリジナル曲である「PRIDE」はYouTubeで1000万回以上再生され、ロックバンドとしての彼らの最強の武器である。

それが彼らのプライドであり、それだけで十分なのだ。
(歌詞:It‘s my PRIDE,just that is enough for me.にかけて。)

『埼玉のホスト』の世界配信は、彼とAぇ! groupの夢の実現に向けたささやかでありながら重要な一歩となる。世界中の人々や彼らのファン、見知らぬ人も、情熱や決意・誇りに満ちた旅を共にすることができるのだ。意志のあるところに道は開ける、大晴とはまさにその定義だ。

福本くん:アイドル活動を始めた頃は、まさか世界中の人に見てもらえるだなんて思ってもいませんでした。このようなエンターテイメントがこれほど世界に普及するとは想像もしていなかったです。

彼は、自分の知らない言語であっても人々がYouTubeに興味を持って楽しんでいるのを見るのが好きだ。彼にとっての幸せは、彼ら自身が世界中にエンターテイメントを届けているという事実なのだ。

福本くん:数年の活動にも関わらず、世界中にファンがいることを実感できて嬉しいです。温かい気持ちになります。自分たちがやっていることを嬉しく思う瞬間です。そして、全国ツアーで会えなかったファンの皆さんにもいつか届けられることを願っています。もっと頑張って、日本で、そしていつかはワールドツアーもして、できることの規模を広げていきたいです。すべてを実現できるという保証は決してありません。ですが、僕たちは間違いなく最善を尽くします。皆さんの応援に感謝しています。


Aぇ! groupはファンを大切にしている。その絆は特別なものである。彼らはファンが自分たちに何かを求め続けてくれることを望んでいる。皆の声を聞き、それに応えて、さらに上を目指したいのだ。

大晴は「心を動かすグループになりたい」と語った。

確かに、彼らは「PRIDE」と共に歩むグループだ。