【WIP】谷口杯リベンジに出ました
こんにちは(⑅⩌ ̫ ⩌⑅⃛)
藤田ことね もといDJ SIZURUです。
9/22に小倉で開催された「TANIGUCHI CUP 2024 -Revenge-」に参加してきました。
大会詳細については既に多くの参加者の皆さんが感想記事を上げていらっしゃるので(遅筆)、気になる方はそちらをご覧いただくとして配信URLだけ貼っておきます。
マジで9時間半全部見所さん!?だから、ぜんぶみて。
とにかく語りたいことが多いのですが、ドラフト前のところから順を追って書いていきます。
1.ドラフト会議まで
ドラフト会議は8/21。今思うと丁度一ヶ月前だったんだね
3週にわたるチームリーダー争奪戦は各週課題曲カジュアル大会の上位2名ずつがチームリーダーとなるもので、初週のNANAIROは時間が取れず、2週目Dawn Sagaは6位(それでも頑張った)。
チームリーダーは取れずともアピールポイントにするために最終週、1番の苦手分野だった12のANCHORに賭けるしかなくなりました。
幸い得意BPM+正規当たりだったので死ぬ気で1時間半Pフリーやって当時2位に(1位のMORITAさんまであと4点でしたが無理だった)。
最終的にSHIKIPさんの追い上げで3位にはなりましたが、12も最低限できるんだぞ!というアピールポイントは作れたので後悔はしていません。というかうっかりチームリーダーになったらドラフト采配で負けてそうだった
チームリーダーが決まり、あとはドラフトを待つのみにはなりましたが、何よりも危惧していたことが一つ。
エントリー者中でBPI・NBPIは上位の方でしたが、とにかく新参者で名前が知られてない可能性が高い、ということでした。
ずっと得意で半ばアイデンティティと化していたFascination MAXXに限っては知ってくださっている方がそれなりにいたようですが、それ以外には大会出場経験なし、そもそも当時FF外の方だらけ、というのもあってチームリーダーにとって情報が少なかったと思います。
実際のところはチームリーダーの方は勝つために候補者みんな調べ上げるとは思いますが(自分でももちろんそうする)、少しでも一助とするために各リーダーにBPLバトルを申し込みました。とはいっても向こうから募集してくださってたものが大半ですが……
数日前~果てはドラフト直前1時間前までやらせて頂いて、バトル本番では得意とわかっていそうなソフラン以外を投げて自己べを伸ばしたりなど、アピールという点で全力は尽くしました。
これで指名漏れればもうしょうがない、また地力上げだと思ってたドラフト本番、まさかの一巡指名。しかも指名してくださったのは唯一事前バトルできず、スペースで少し話させていただいただけのMORITAさんでした。
人の苦手な分野を得意にはしてるので良くて二巡、三巡でも引っかかればラッキーくらいに思ってたのでマジ変な声出ました。
後から聞いた話、他のチームリーダーの方も自分が一巡候補にはいたそうで、これが相当自信になりました。と同時に相当なプレッシャーが。これは次の項目で書きます…
実は第9回べあー杯でドラフト候補の方にいてサクッと落ちてるので(これは本当になんで?)、ついに正真正銘実力考慮での大会出場が決定した瞬間となりました。
まずは(?)小倉行きの宿と新幹線を検索、本気でドラフト漏れると思ってたのでエントリー時に早割で抑えとくのはリスキーだなと思い確定まで粘ってましたが、2万円くらい高くなってて草。
だったら指名漏れても観戦するってことで先に取っとけばよかった…
いろいろありながらも無事小倉行き確定、ここからは怒涛の対策・準備が始まります。
2.大会準備編
もう1500文字超えてるんだけど。
書きたいことは書きつつなるべく簡潔にいきます
もちろん今まで通り地力上げは継続しつつ、「大会に出る」という面で意識してた対策を書いていきます。
突出した武器はあれど、基礎のスコア水準が到底相応しくないので、とにかく「一巡指名である」という事実が大きなプレッシャーになっていました。
ただこんなことで折れたらそれこそ俺だけでなくチームリーダーも恥をかきかねないため、そのプレッシャーを並々ならぬ努力に変換できたのもまた事実です。
⑴体調管理
一番大事。beatmaniaしに行く前日午後くらいから、壱角家みたいな変なもの(?)食わない・腹壊しやすい体質なので糖分含んだ炭酸みたいなのは控えるようにしました。大会の前日飲み会してるから意味無い
あとはビオフェルミンの錠剤とQPコーワヒーリング。これマジで目に見えて翌日の身体の調子変わるのでオススメ
そして当日は少なくともbeatmaniaする4時間前には起きる、予防で正露丸飲んで家出てました(これあんまよくなかったりする?)
おかげでもともと少なかった珍ビを引く確率が5%くらいになり、質の高い練習ができるようになりました。
⑵曲・オプション情報管理
一番時間かけたところ。
谷リベ前週の45NYANCUPでは11以上・ジャンルランダムのため、それもあり下のような感じで11以上全曲、担当する可能性のある10以下SCRATCH,SOF-LAN全曲をExcelにまとめました。
12は全曲埋めてるものの、比較的最近始めた(ビストロ中期)のもあって11以下はそもそもNOPLAYが半分近くありました。
正直数週間で4~500曲の知らない曲をプレイする、というのはあまりに現実的でないため、実際にやっとかないといけなそうな癖のある譜面だけプレイして、残りはアルモバのGAME VIEWモードに頼るほかありませんでした。
ありがとうアルモバ。でもダリアも見させてくれ。
個人的な話ですが、体調の関係で大分前から大学を休学~この時期に正式に退学することになったので平日でも時間だけはとにかくありました。
望んでできた時間ではないもののこれを活かさないと超勿体ないと思い、Excelの入力とアルモバでの譜面鑑賞に一日5~6時間ずつくらいかけてました。
おかげで面白い譜面とか、新たに武器になりそうな譜面も見つけたのでよかったね。
⑶「本番」力
ここが普段のbeatmaniaとかけ離れてる部分。
1つは腕が温まり切ってない状態のプレイになること、もう1つが本番特有の緊張とか。
前者のところは、ゲーセン行った1~2クレ目に投げる予定の曲を必ずプレイするようにしました。
もちろん自己べマイナス7~80とか出るので、そのへんが本番出るスコアだという想定で自選を絞っていきました。
特に自分はガチ押し系が得意で武器にする予定だったので、腕冷えてる状態が一番キツかったですが、直前に力の使い方というか配分を完璧に掴んで一気に安定ラインが上がりました。「ガチ押ししなきゃ」ってなるけどぐっと抑えて前半完全に力抜いて温める感覚
後者に関しては本当に大会出てみないとわからなかった部分です。
前週に香川で45NYANCUPがあり、それが自分の初めての大会になったのですが、どれだけ仕上げてる曲でも、腕が温まっててもボロボロになりました。これが本番の魔物。
この大崩壊を経て気づいたのが、試合を前にして「超集中して身構える」より「いい意味で気楽に、勢いで」臨む方が自分はいつも通りやれるんだなってことです。
できることならTHE BEST BEATESTくらいデケェ声とか出したかった。流石にそこまでの余裕なかったけど
それに加えて一発スコア力の水準上げとして、直前の水曜日~金曜日まで毎日上手い方とバトルをさせていただきました。ねぶかわさん・はくおさん・しゅそさん、この場を借りてにはなりますが御礼申し上げます!
⑷ネットストーカー対戦相手の研究
自分にとっては大半の方が傾向など知らないプレイヤーだったのでこれも割と頑張りました。どちらかといえば曲決めに際して「相手のスコアを見て決める」というより、主に自分の決めた武器の水準を知るためにやってたかな…
あとは自分の武器が明らかに通らなさそうな人がいないかのチェック
大半はもちろん非公開になってるのでBPIのライバルを覗く、それもちゃんと非公開ならYouTubeかTwitterのメディア欄を無限に遡ってスコア水準を調べました。
なんかごめんなさい。もちろんこういう場面でしかネトストしないので許して。
3.試合編
やっとここまで書けた(既に10日経過)
予選第2試合 vs火の国卍アベンジャーズ
中堅SCRATCH(Lv.11) vsDJ STRNGI
他選:TRIP THE DEEP
正直これ意外でした。
低中速の皿で来るとは思ってましたが(具体的にはリトスマorEXODUS SIGN読み)、思ったより正統派の曲でビックリした
オプションも恐らくお互い固定で、基礎の地力の部分でかなり厳しい寄りなのはわかってたので、後攻であることを利用してしっかり腕を温める方を重視しました。
自分のこの日初試合でさすがに多少緊張はしてたものの、選曲を見て1曲目もガチ押しなのはかなり好都合だと思いかなりリラックスして臨めたところはあります。
結果は90点差でボロ負け。でも一発2500超えはうますぎませんか
ただこのおかげでそれなりに腕は温まり、判定もいつも通りにやれるなとわかったので即切り替えて次の曲行きました。
自選:CODE:0(A)
谷口杯リベンジ、この1曲に8割賭けたと言っても過言ではありません。
自チームの初戦、対チームリーダーのSTRNGIさん、しかも相手の主戦場であるSCRATCH。
ここの結果でもちろん自分も、果てはチームの流れも変わるような気がしたので、死ぬ気で通せる曲を探しました。ネトストにより課題曲中1曲だけ自己べ勝ってる曲がコレだとわかったので、対策序盤から一択のつもりで練習を重ねました。
大会準備編でも書きましたが、本番想定で1クレ目に必ずこの曲を触るようにしていたのですが、超ガチ押しのため全然押せませんでした。
この時安定ライン2760くらい。本番のSTRNGIさんのスコアには負けてます。
そして45NYANCUPを経て残り1週間、正味5日で250クレやりました。さすがにバカ
その過程、帰り際の腕がボロボロの状態でやったガチ押しで、腕が動かない状態での力の使い方に気づき、翌日1クレ目で2831が出ました。
この安定ラインが既に相手の自己べを抜けていたため、勝ちを確信(ガチのやつではなく、気持ちの持ちよう的な意味で)して自信満々でプレイができました。
さて当日のプレイ、STRNGIさんがRANDOMで来るのが意外でしたがとにかく相手のことより自分のいつも通りのプレイを意識。
本番でも練習の安定ライン以上の2819で執念の勝利を決めましたとさ。自分のことながら本当に偉い、これは
後から聞いた話、ご本人含め2,3人に言われたのですが自選Beat Juggling Mixだと思われてたみたいです。
多分45NYANCUPでCrytical Cristalの正規運指をやろう(とした)ので、そこらへん+ソフランするっていう総合的な面でこの読みが発生してたみたい
…………ごめんなさい、期間中1回とかしかやってないかもしれません チン
結果的には意表を突けた形にはなりましたが…
予選第3試合 vs The Last Samurai
副将SOF-LAN(Lv.12) vsDJ SILVER
自選:Fascination MAXX
まあこれ投げないと始まらないでしょ。
DJ SIZURUという人物を初めましての人に印象付けるためにも
実のところ、ここでFAXXを切るかは自分の中で割と迷ってました。
というのも、決勝にも11~12のSOF-LANがあったというのと、この予選で負けたら敗退みたいな形式ではなかったため、温存しておくのも一つの手だったからです。
実際決勝まで行けてたとしたらその方が勝てたと思います。
ただ冷静に考えた時に、「投げれば勝てる+盛り上がる最終兵器を抱えたまま死んだら一生悔やむかもしれない」となったのでここで切る選択をしました。
ぎんさん含め前週とか話した複数人から「ソフラン何投げるの」ってフリ聞かれた時に「まぁ惑星鉄道じゃないですかね」って濁してたのはこのこともちょっとあります。
プレイ自体は何百回とやってきた曲なので特に不安はなかったですが、Gステの筐体はSTART多重しやすい、って話をどこかから聞いて以降一生ビビってました。
万が一多重してもリカバリー効くようにLIFT無しで新しくギアチェン考えようかと思ったくらい
結局SIZURUさんは安定よりも全人類中俺しかできない(?)ギアチェンで湧かせる、というエンターテイナー気質を出してしまいましたとさ。事故らなかったからいいけど
マジで2500載せたかったし載せれると思ってたから、納得いってなさそうな素振りでちょっとダサいけど勝てたのでオールオッケーです
他選:Silver Bullet
名刺交換キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
他選に関しては誰と当たっても適当な地力系投げられて横転して死亡、のルートしかなかったので対策の比重は小さかったです。
曲は聴き込んでるのでリズムは理解できてましたが、まぁ光らんもんは光らん。鳥は出てギリ耐えたけど前曲との落差で風邪ひいて終了しました。負け。
てかぎんさん繋いでるし
見返してみると中盤は点差あまり変わらずって感じだったので、数字以上にあと一歩のところだったのかも、とは思ってます
これはひたすら地力上げだ……
準々決勝第1試合 vs THE BEST BEATEST
中堅SCRATCH(Lv.11) vsDJ FL4V1A
自選:とろぴかる倶楽部
ここの対戦相手FL4V1Aさんは1番情報が少なく、Psycho Sheep Riddim(L)がありえないくらい上手いってことぐらいしかわかりませんでした。
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