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Hi-Fi RUSH リズムマスターRTAガイド - Track 10: A Masterplan

ここはHi-Fi RUSHのリズムマスターRTAの解説記事です。どんなRTA?と思った方は先に同カテゴリの解説記事をご覧ください。

※これ以降はHi-Fi RUSHを一度クリアした方に向けた内容になっています。ネタバレも含まれるので、気になる方は読むのを避けてください。



🎸Track 10: A Masterplan の概要

この記事では10個目のステージ、Track 10: A Masterplan について解説します。

舞台はいよいよヴァンダレイの本社タワーに移り、圧倒的物量の警備部隊と正面衝突します。実際ステージのほとんどがバトルで構成されていて移動部分は短めです。敵の数が多いバトルは戦況がカオスになりがちで、タイムを短縮できるかどうかは乱数に大きく左右されます。全てが思い通りにいかない状況でも、より良い選択肢を取り続けられるよう頑張ることが大事です。

👟ステージ10の攻略チャート

🎼バトルの解説で使われる表記🎼
●コンボ表記●
L
→ライトアタック H→ヘビーアタック (BH)→ビートヒット
レストコンボの休符は(ドット)で表す
例:L・LL→空中LLLL(BH)(ライズアップ→エアカウントダウンのコンボ)

●その他●
アイキャッチ演出などでバトルが分割される場合、分割された数に応じてそれぞれの部分をwave1、2、3と数えることにします。演出なしに敵が補充される場合は増援と呼び、発生する条件を明記することにします。

開始前:アジトでの行動

ストーリー中最後のアジトです。用事はなにもないのでソファーに座ってすぐにステージに入ります。

⚔️Chorus1

出現する敵
 セイバー ×1
 エリートセイバー ×1
 シールドエリート ×1

ステージ開始後、右奥にある大砲にインタラクトすると最初のバトルに入ります。敵の出現まで時間があるので出現攻めの準備をしましょう。

3体の敵を同時に攻撃したいところですが、シールドエリートのZシールドが確実に邪魔になります。まずはシールドエリートを最優先で片付けましょう。動画ではシールドエリート出現時に背後からブレイクダウンのビートヒットを当ててスタンさせています。シールドエリートが体勢を崩しているうちに仲間で追撃し、素早く打ち上げて空中コンボで倒してしまえばあとは消化試合です。

⚔️Chorus2

出現する敵
 ガンナー ×2
 エリートセイバー ×2
※倒すと一定時間後に増援

1分間の耐久戦です。無限に出てくるガンナーを倒して大砲を守りますが、よほど放置しない限り壊されることはないので休憩ポイントに近いです。

画面右上の進捗ゲージが99%になったあとに敵を全員倒せばバトル終了になります。なので待ち時間にゲージを4本貯めておき、タイミングを見計らってフィールドの敵全員をオーバードライブスラッシュで倒して最速突破を目指します。敵を倒した数は関係ないので最初のエリートセイバーを倒さないように時間を潰しましょう。倒すと増援が出てきて面倒です。

このバトルのガンナーはエアカウントダウン1回で倒し切れる低体力の個体です。出てきたそばからエアローンチで打ち上げてエアカウントダウンで倒していきます。真面目に倒し続ければ自然にゲージが4本貯まるはずです。

オーバードライブスラッシュの威力は250、エリートセイバーの体力は340なので、進捗ゲージが貯まりきる前に2体のエリートセイバーの体力を最低90ずつ削っておく必要があります。時間は十分にあるので好きな方法で削りましょう。参考までに、グランドスラムやエアカウントダウンを全段当てると100程度のダメージになります。

オーバードライブスラッシュの最適な発動タイミングは進捗ゲージが85%になったあたりです。コルシカなどを上手に使ってエリートセイバーの位置を調整しておき、全員にしっかり当たる位置で発動しましょう。ガンナーは低体力なので最後の1発が当たればOKです。

⚔️Chorus3

出現する敵
 リベンジャー ×1

ステージ10でのみ出現する中ボス、リベンジャーの登場です。体力が1,000を超える強敵ですが、適切に対処すればハメることができます

ヴァルチャーと同じようにマグネットで近づきたい相手ですが、リベンジャーの体に火が付いている間はマグネットにカウンターQTEを仕掛けてくるのでタイムロスになります。ドッジとジャンプで近づき、ハンマリングオン:空中でH で地上付近に引きずり下ろしてからコルシカで体の火を消すのが理想的な対処方法です。消火に成功すればチャンスタイムになるのでそのまま一気にスタンさせてしまいましょう。

スタンしたリベンジャーはヴァルチャーと同じく時間経過でスタンから復帰して空中に逃げます。このとき飛び立つ直前にコルシカの風を当て、ペパーミントと空中コンボで追撃すれば即座に再スタンさせることができます。これを繰り返せば敵が怒り状態になるまで何もさせずに殴り続けられます。

リベンジャーがスタンから復帰するまでの速度は残り体力によって変わります。体力が多いと着地してから10拍程度、瀕死に近づくにつれて5拍程度にまで縮まります。風を当てるタイミングが変わっていくので難しいと思いますが、決まると絶対に早いので練習してみてください。

最大体力の多いリベンジャーは怒り状態になっても体力が300近く残っていて、オーバードライブスラッシュを全弾当てても怒りをスキップしきれません。低空で怒り状態になった場合にはリップアンドティア+グラビティウェルのスキップが狙えますが、安定を取るなら素直にリズムパリィアタックを受けてしまったほうがいいでしょう。無理にスキップしようとして失敗すると時間を浪費してしまいます。

強敵:リベンジャー

一方的に殴り倒せる相手のように書きましたが、実際のところリベンジャーは数ある敵の中でも相当厄介な相手です。スタンループが上手くいかなかった場合はこいつの危険な攻撃にさらされることになるので、きちんとすべての攻撃に対応できるように練習しておかなければいけません。

リベンジャー戦の基本はコルシカで体の火を消し、ペパーミントと同時攻撃でスタンさせることです。体の火さえ消せればマグネットも通用するようになるので大分戦いやすくなります。空を飛んでいるリベンジャーにはコルシカの風がほとんど当たらないので、ハンマリングオンで撃ち落とすか地上付近に降りてくる攻撃モーションを待つ必要があります。敵の行動パターンさえ分かれば意外と風を当てるチャンスは多いので、リベンジャーのモーションを一つずつ覚えるのが対策の第一歩です。

開幕に使ってくる可能性が高いナパーム弾は着弾するとしばらく地面で燃え続けます。この炎は見た目以上に判定が広く、着弾前の警告インジケータよりも一回り大きいです。コルシカで炎を消すのが対策になりますが、リベンジャー本体の火もコルシカで消したいのでクールタイムが間に合わなくなりがちです。

地面の黒いコゲ跡が実際の当たり判定に近い

少し危険ですが、足元が燃えている場合でも空中コンボなら問題なくリベンジャーに攻撃できます。スタンしたリベンジャーが炎の中に着地してしまった場合も低空コンボなら関係ありません。もっとも、着地する時に足元の炎が消えていないとチャイが燃えてしまうので、空中コンボ中にコルシカを呼んで消火する必要はあります。

低空コンボが有効なのはヴァルチャーと同じ

炎への対処に自信がなければ躊躇せず開幕マグネットしてしまってOKです。QTEに成功すればひとまず体の火は消せるので安全に戦えます。

次に、リベンジャーは空中から地上にダイブする攻撃モーションを2つ持ちます。どちらも攻撃前に高く飛び上がるので本体を見失いがちです。特に火が付いた状態での回転攻撃は食らうと火が燃え移るので危険です。予兆が見えていれば火を消すチャンスになるので見逃さないようにしてください。見失ったときは2段ジャンプで逃げるのが安定だと思います。

地表に降りてくるのでコルシカを当てられる

もう一つのダイブ攻撃ではリベンジャーが着地して翼をブーメランのように飛ばしてきます。本体が地上で動かなくなるのでチャンスのように見えますが、翼が連続で飛んでくるので防戦一方になります。滞空する翼にも連続攻撃判定があるので重なってしまうと危険です。翼がとどまりやすいフィールド端では特に注意しましょう。

敵のスタンゲージが溜まっているならコルシカ+ペパーミントでスタンを狙ってもいいですが、グラビティウェルを重ねてしまえば攻撃自体を中断させることができます。

本体にグラビティウェルすればブーメランも止まる

ビーム攻撃は比較的対処が簡単です。ビーム自体には攻撃判定がなく、ビーム通過1拍後の地面の爆発が本命です。仕組みさえ分かればあまり食らわないと思います。この攻撃中はリベンジャーがその場から動かないので空中コンボを当てるチャンスです。ハンマリングオンからコルシカを狙うのもいいですが、爆発に飛び込まないようタイミングに注意しましょう。

ビーム発射中は実質空中コンボし放題

最後に、体力が減ると使うようになるきりもみ回転攻撃への対処です。この攻撃に当たるとマグネット時のようなQTEを強要されるのでなるべく食らいたくありません。攻撃開始時に必ず体に火がついた状態で地表まで降りてくるので、ここでコルシカの風を当てるのが一番いい対処方法です。攻撃が始まってしまうとリベンジャーがあちこち動き回って防戦一方になります。突進中でも風を当てれば攻撃をキャンセルできるほか、グラビティウェルを設置すれば勝手に飛び込んで止まるのでオススメです。

きりもみ回転し始めたらすぐコルシカを使おう

⚔️Chorus4

出現する敵
wave1
 セイバー ×4
 エリートセイバー ×1
 バリアボット ×1
wave2
 セイバー ×1
 ガンナー ×1
 エリートセイバー ×1
 シールドエリート ×1
 セントール ×1

敵の数がとても多く運に左右されやすいバトルです。wave2にはセントールやシールドエリートがいるので、wave1で必ずゲージを4本貯めてオーバードライブスラッシュを撃てるようにしておきたいです。

まずはバリアボットのバリア破壊と敵のスタンを最優先します。バリアボットはフィールドの反対側に出現するので敵の群れを突っ切って近づきます。素早く近づけるとバリアをパリィできますが、できなくてもペパーミントで普通に割ればOKです。この時点で周囲の敵から攻撃を受け始めているはずなので、すぐにグラビティウェルを出して身を守りましょう。幸いwave1にはガンナーがいないので重力フィールドを壁にすればほぼ攻撃を受けません。敵が止まっている間にコルシカを使ってバリアボットとエリートセイバーをスタンさせられればかなり安全になります。

このバトルではゲージを4本残した状態でwave1を突破する必要があります。いつも通りブレイクダウンで乾電池を出現させてからスペシャルを使いたいですが、どれだけの敵がブレイクダウンに巻き込まれるかは完全に運です。敵が広範囲に散らばってしまっている場合は思ったよりも乾電池が集まらずゲージが足りなくなるかもしれないので、ブレイクダウンがちゃんとたくさんの敵に当たるまでスペシャルを使うのは控えましょう。

wave1で使うスペシャルはオーバードライブスラッシュが安定ですが、敵全員が綺麗に固まっている場合はリップアンドティアで倒せると速いです。

ストライクを狙え

wave2では敵出現前に少しだけ時間があるので、床の模様を見て立ち位置を調整しておき、敵が出現しきったのを確認してからオーバードライブスラッシュします。敵の出現前に発動すると範囲外に逃げられる場合があります。

この位置と方向で撃つ

立ち位置調整が完璧ならこの時点でほぼ勝ちです。前方のセントールにペパーミント、その奥にいるガンナーにマカロンを使ってトドメを刺し、残ったシールドエリートとエリートセイバーにコンボを1回ずつ当てて終了です。上手くいかなかった場合でも削る体力が少し増える程度で、ここまで来れているなら問題なく倒せるはずです。セントールが倒せているかどうかの確認だけはしっかりしましょう。

もしwave2開始時にゲージが4本無かった場合はセントールの動きを止めるのを優先し、シールドエリートに気をつけながらゲージを稼いでください。

⚔️Chorus5

出現する敵
wave1
 SAMURAI ×1
wave2
 セイバー ×5
 ガンナー ×2
 エリートセイバー ×1
 ブルータル ×1

ゲージのない状態からSAMURAIと一騎打ちをします。wave2でゲージが必要なのでこいつ相手には一切ゲージを使いません。これ以降SAMURAIは登場しないので、しっかり引導を渡してやりましょう。

開幕マグネットバックスタブから仲間を全員呼び出し、ハムバッカーでスタン→エアローンチ→ハーモニックビームで最初の怒りまで持っていきます。カットインが終わったら即座にコルシカとペパーミントを当てて無敵を解除し、グランドスラムなどでスタンさせましょう。スタンすると怒りが解除されるので2回目の怒りまで好きに殴っていきます。2回目の怒り状態になったらグラビティウェルで止めてからコルシカとペパーミントを呼び出しつつ殴り、1回目と同じようにスタンさせて怒りを解除します。後は適当にコンボして終了です。

もはやチャイの敵ではない

wave2開始と同時にグラビティウェルをチャージし、その場でブレイクダウンを振ってゲージ稼ぎをします。後ろから出てきた敵の大群にもビートヒットが当たるのですぐに最大になるはずです。十分ゲージが稼げたら立ち位置を調整してリップアンドティアを投げましょう。ブルータルの位置を注視しておき、怒りのタイミングで2発目のリップアンドティアを使ってスキップを狙います。リップアンドティアの当たり方が良ければ周りの敵もきれいに巻き込んで一気にwave2を片付けてしまえます。

このバトルも運が悪いと敵が全然まとまらないので、どうしようもないときはオーバードライブスラッシュで敵の数を減らすことを優先しましょう。

道中のドラム缶を破壊+オーバーチャージ回収

Chorus5から6への移動中、通路にあるドラム缶を壊しておきます。エアダクトを通り抜けた直後にあります。次のバトル開始時にゲージが1本必要なのですが、ドラム缶から出る乾電池を回収しておけばちょうど足ります。

2つあるので両方壊す

マカロンで壁を壊した直後にオーバーチャージが落ちています。移動中にドッジで勝手に引き寄せられるので取り逃がすことはないと思います。

見逃しようがない

⚔️Chorus6

出現する敵
 アルマジロ ×1

ステージ10でのみ出現する中ボス、アルマジロの登場です。体力が1,000を超える強敵ですが、適切に対処すればハメることができます

開幕マグネットバックスタブからジャンプ→低空エアカウントダウンからマカロンの空中ジャムコンボ、ハイストラングを発動します。これでアルマジロのZシールドを素早く破壊することができます。マグネットバックスタブが成立したあとジャンプボタンを押し続けることで確実に最速ジャンプできます。ゲージ不足などでハイストラングを発動できない場合は攻撃をパリィしてラブタップを発動してください。

シールドを壊したあとはアルマジロがバックステップするので、追いかけてコルシカとペパーミント、チャイの攻撃を重ねてスタンさせます。あとは好きに殴ってください。怒りスキップのためにゲージが欲しいので、この段階から意識してビートヒットを当てていきましょう。

少し殴るとアルマジロが背中からアームを出して無敵状態になります。これはSAMURAIの怒り状態とほぼ同じで、コルシカの風を当てれば逆にチャンスタイムになります。無敵を解除したら先ほどと同じようにコルシカ+ペパーミントでスタンさせて自由に殴っていきます。この状態のアルマジロはしばらくすると再度無敵状態に戻りますが、風を当てるたびに無防備な時間が延長されます。コンボの合間にコルシカを呼び出し続ければ問題ありません。

アルマジロが怒り状態になったら素早く近づいてグラビティウェル+リップアンドティアで怒りをスキップしましょう。ゲージが足りなければリズムパリィアタックを受けましょう。

タネが分かると弱い

⚔️Chorus7

出現する敵
 セイバー ×2
 バブルエリート ×1
 ヘビーガンナーM ×1
3体撃破時増援
ビースト ×1

バリアを貼る敵が2体出現しますが、初期配置が遠いせいで安定した対処が難しいです。バトル前にオーバーチャージを使っておきましょう。

まずは2枚のバリアに対処しなければいけません。バトル開始と同時にヘビーガンナーに素早く近づいてバリアのパリィを狙います。バリアパリィに成功した場合は続けてバブルエリートにペパーミントを使いましょう。

運悪くヘビーガンナーにバリアを貼られてしまった場合、2枚のバリアに両対応する羽目になって大変なことになります。パリィ以外でバリアを割るときの理想はキックショットですが、バブルエリートの攻撃頻度が多すぎてヘビーガンナーへのパリィカウンターはあまり成功しません。1ゲージ払ってスイッチキッカーを使うのもありですが、ペパーミントのクールタイムが長くなるので先にバブルエリートのバリアを割ってからにしましょう。

バリアを破壊し終わってもまだ気を抜けません。動き回るバブルエリートに注意しながらグラビティウェルで敵を止め、ブレイクダウンでゲージ稼ぎをしてからリップアンドティアで敵を倒していきます。バブルエリートはけっこうな確率でリップアンドティアを回避しますが、とにかく敵の多い状況から抜け出すのが最優先です。このタイミングでヘビーガンナーだけは確実に仕留めましょう。安定重視ならオーバードライブスラッシュでもいいです。

敵を3体倒した時点で増援のビーストが出現します。ゲージが3本あるならグラビティウェルで止めてからリップアンドティアで大ダメージを与えられます。この時点でバブルエリートやヘビーガンナーが残っている場合、バリアを貼りなおされる可能性があるのでそちらを優先して倒してください。

⚔️Chorus8

出現する敵
 セイバー ×1
 エリートセイバー ×1

敵2体のみの簡単なバトルです。ジップライン着地から右斜め前に進んでバトルエリアに入り、バトル開始と同時にコルシカとペパーミントを呼び出しながらトレモロ:HLL を撃つと敵が部屋の角にまとまりやすいです。エリートセイバーをスタンさせれば負ける理由はありません。

⚔️Chorus9

出現する敵
wave1
 シュラスコセイバー ×2
 ブレイズ ×1
wave2
 ヴァルチャー ×1

初期位置から敵全員が射程範囲内に入っているのでグラビティウェルからブレイクダウン2回でゲージ稼ぎします。溜まったゲージでブレイズにリップアンドティアを投げ、グラビティウェルで怒りスキップを狙いましょう。マカロンのクールタイムがかなりギリギリなので、時間つぶしのために最初のブレイクダウンを3回にしたりしてもいいと思います。その場合はブレイズのカウンターやシュラスコセイバーの攻撃にも注意してください。

wave2はヴァルチャーの体力を一定以下にするとカットシーンが入ってバトルクリアになります。怒り状態になるまでひたすら殴り続け、怒り状態になったらリップアンドティアを当てれば終わりです。バトルエリアに高低差があり、敵が怒ったときに坂の下のほうへ行ってしまうとリップアンドティアが当てづらくなってしまいます。当たりそうにない場合はマカロンのハイストラングが代替案になります。

オーバーチャージ回収②

ケール像の腕を渡りきったあと、右側にオーバーチャージが落ちているので拾いに行きます。ちょっと遠回りですがこのあとのボス戦で必須です。直後の会話シーンの間は暇なので、このタイミングで必ず使用しておきます

👿Chorus10【ボス戦:ロックフォール】

財務部のボス、ロックフォール戦です。

恐らく全てのボスの中で最も危険な相手です。攻撃範囲がかなり広いうえに1発1発が大ダメージなので、1つのパリィミスが即ゲームオーバーに繋がる事故要素の塊のようなボスです。このRTAでは安定を重視し、ジャンプ回避を併用して極力パリィする回数を減らすように立ち回っていきます。

BGMの「モチーフ」を意識する

まず最初に、ロックフォールの攻撃とBGMとの関係について説明しておきます。ロックフォールの行動パターンを観察すると、ほとんどの攻撃がBGMの特定部分と連動しているのが分かると思います。4小節ごとに繰り返されるオーケストラルヒットが5回鳴るモチーフの部分です。

ロックフォールの攻撃パターンは、このモチーフに合わせて行われる攻撃とその合間を埋める短い行動の2種類で構成されています。短い行動の攻撃は単発の引っ掻き攻撃だけで、その他の攻撃はすべてモチーフに合わせて行われます。モチーフを意識すれば攻撃が来るタイミングをおおよそ察知できるので、ロックフォール戦では普段以上にBGMをよく聞くのが大事です。

これ以降の解説を分かりやすくするため、このBGMの特定部分のことを単に「モチーフ」と呼ぶことにします。

ロックフォール戦の大まかな流れ

ロックフォールは第3形態まで存在し、体力ゲージが少なくなるたびに人間態フェーズを挟んでから次の形態に移行します。どの形態も最速で突破しようとするとリップアンドティアの高火力が必須です。致命的な攻撃を避けながらビートヒットを当ててゲージを貯め、ダメージキャップの解除にあわせて正確にリップアンドティアを当てていく必要があります。

・第1形態

第1形態での最優先目標はゲージを3本以上貯めることです。オーバーチャージを使った状態でボス戦を始めてはいますが、ロックフォールは激しく動き回るのでビートヒットをどれだけ当てられるかは運に左右されます。使うコンボはビートヒットの出が早いハムバッカー、もしくはエアカウントダウンの2つのみに絞ります。特にエアカウントダウンはほとんどの攻撃を避けながらビートヒットを入れられるのでこれをメインに戦いましょう。

この形態で注意すべき攻撃は3連引っ掻き2連衝撃波竜巻攻撃です。

3連引っ掻きは見た目のわりに攻撃範囲がスカスカで3発全部当たることは稀です。ただ、パリィしたときに空振りされるとガチャプレイ判定で連続パリィに失敗する場合があるのが怖いです。空中にいれば3段目以外は当たらないので、エアカウントダウンで攻撃しつつ3段目だけパリィを押すのが一番安全だと思います。あまりにも低空だと1、2段目を食らってしまうので注意してください。やむを得ず地上でパリィするときはしっかりリズムに合わせて3回ボタンを押しましょう。

3段目の判定はかなりデカい

2連衝撃波も空中まで判定があるうえ、予備動作が短いので危険な攻撃です。ロックフォールがその場で回転したら衝撃波の合図なので素早く反応しましょう。単発の引っ掻き攻撃も含め、予備動作が短い攻撃への警戒は常にしておく必要があります。

パリィ以外では対処できないと考えていい

竜巻攻撃は尻尾を横薙ぎに振るうと同時に2つの竜巻を発生させます。この竜巻はかなり珍しいパリィ不可攻撃です。尻尾をパリィしても竜巻に当たってダメージが確定してしまうので地上での対応は厳禁です。ロックフォールが尻尾を大きく振る予備動作を取ったら必ず空中に逃げてください。竜巻は撃ち出されたあとに1回だけこちらに向かって方向転換します。着地時に足元に竜巻がある場合もダメージが確定してしまうので、その場合は着地前にコルシカを呼び出せば風で竜巻を相殺してくれます。早めの判断が必要で難しいですが、何もできずにダメージを食らうよりはマシな選択肢です。

伏せて尻尾ふりふりしたら空中へ退避

あと、単発の引っ掻きも予備動作が短いので危険です。空中にいれば当たりませんが、いつでも使ってくる可能性があるので常にパリィできるよう心の準備をしておきましょう。2連続で使ってくることもあるので1回パリィしても油断は禁物です。

これに対応できなければ勝てない

第1形態のダメージキャップは16小節です。BGMの進み具合でキャップの位置を確認したら、キャップ解除直前にリップアンドティアを当てて素早い突破を目指します。ロックフォールは体が大きいのでリップアンドティアの火力を最大限に活かすことができます。当たりさえすれば体力が半分以上残っていても十分削りきれるはずです。

ロックフォールは攻撃の直後にランダムで高速移動するのですが、このタイミングでリップアンドティアを使ってしまうと高速移動で弾を避けられてしまいます。リップアンドティアは準備ができたらすぐ投げるのではなく、ロックフォールがその場から動かないことを確認してから投げてください。

また、モチーフの直前にリップアンドティアを使うのも危険です。スペシャルのカットイン中に大きく動く技で遠くに移動されてリップアンドティアが外れてしまうのもよくある失敗パターンの1つです。BGMのモチーフが近いときはわざとスペシャルの発動を遅らせるのも正しい選択肢です。

スペシャルを発動した瞬間すでに後ろにいたりする

第1形態が終わると人間態ロックフォールとの追いかけっこになります。逃げ回る相手を殴り続けるだけですが、ここも気をつけるポイントがいくつかあります。まずはマグネットでロックフォールに近づき、ハムバッカー連打でダメージを与えていきます。第2形態のためにゲージを稼いでおきたいのでとにかくビートヒットを出し続けましょう。

コンボ一回分程度の体力を削るとロックフォールがバリアを張ります。このバリアを張るモーションには攻撃判定があり、食らうと大ダメージを受けます。ロックフォール戦のよくある死因の一つなので絶対に当たらないようにしましょう。ロックフォールがバリアを張るまではあまり密着しないようにするのがいいです。バリアを剥がし終えたらハムバッカー連打に戻ります。

パリィ破壊はできないので素直にペパーミントで壊す

さらにある程度体力を削ると今度はロックフォールがZシールドを取り出します。このシールドはきちんとマカロンの攻撃を全て当てないと壊しきれないので気をつける必要があります。Zシールドを展開しきったタイミングでマカロンを呼び、同時にマグネットバックスタブしてロックフォールがその場から動かないようにしましょう。シールドを壊してしまえばあとは殴るだけで第2形態へ進むことができます。

マグネットバックスタブで釘付けにするのが大事

・第2形態

第2形態はロックフォール戦で最もタイムロスが起きやすい場所です。第1形態の攻撃に加えて、1小節分の長い予備動作から繰り出す大技が2つ追加されています。特に連続引っ掻き攻撃は脅威の9連撃です。もちろん全て当たってしまうと一気にゲームオーバーになるのでパリィ練習は必須です。

ただ、ロックフォール第2形態の最も恐ろしい行動は他に存在します。戦闘中不意に発動するQTEです。

このQTEは終わるまでに10小節もかかるうえ、成功させてもメリットのない完全無駄行動です。第2形態のダメージキャップは16小節なので、食らってしまうとタイムロスはほぼ確定です。低難度だとわざと入力を失敗して早く終わらせることもできるのですが、リズムマスターでは失敗すると即死するので不可能です。対策はQTEそのものを発動させないことしかありません。

QTEの発動はBGMのモチーフに合わせて行われます。モチーフのタイミングでロックフォールが他の攻撃をしていない場合はQTEの可能性が高いので、ここをマグネバックスタブやジャムコンボ、スペシャルなどで潰しましょう。マグネットバックスタブ時の振り向きモーションやゲージ技のカットインでQTEの発動モーションを上書きすることができます。

マグネットバックスタブは咄嗟に使えて便利ですが、マグネットに引っ掻き攻撃を合わせられる可能性があるのでゲージに余裕があればハイストラングを使ったほうが安全です。止めるタイミングがギリギリすぎると発動を強行されるので、QTEを止めるときは早めの行動を心がけましょう。

とはいえこれでも対策としては万全ではなく、ロックフォール側の機嫌によってはモチーフと関係のないタイミングでQTEを発動することもあります。こればかりは完全に運なので、こちら側にできるのは祈ることぐらいしかありません。

なるべくご機嫌でいてほしい

第2形態で追加された2つの大技の対策ですが、どちらも予備動作がとても分かりやすいのでリズムを覚えれば問題なくパリィできるはずです。9連引っ掻きは爪を見せびらかす予備動作から1拍に2回ペースの9回攻撃、3連突進は両腕を後ろに伸ばす予備動作から2拍に1回ペースの3回攻撃です。3連突進の2段目は大体当たらないのですが、ロックフォールの進行方向によっては当たるので毎回しっかりパリィを押しましょう。

9連パリィは練習あるのみ

第2形態終了後の人間態フェーズでは、ロックフォールが床下に潜って部屋の反対側にワープします。移動直後にレーザーの壁を呼び出してきますが、先回りしてレーザーの内側へ入ってしまえば一連の攻撃を無視できます。内側からレーザーに触れないように気をつけながらロックフォールにダメージを与えていきましょう。8小節程度でまた部屋の反対側へワープするので、再度先回りしてレーザー壁の内側へ入ります。この繰り返しでOKです。

避けずに済んで超ラッキー

・第3形態

第3形態では足元に金貨が敷き詰められたフィールドでの戦いになります。ロックフォールの引っ掻きが金貨を巻き込み、爪と金貨の2段攻撃になって体力目盛り5個分の大ダメージになります。これまでの戦いで体力が削られている場合は1発ゲームオーバーになるので特に注意が必要です。

金貨によるパワーアップのおかげか、ロックフォールの攻撃パターンはこれまでよりかなり少なくなっています。ほとんどが空中にいれば当たらない攻撃なので、ひたすらジャンプから空中コンボし続けるのが安全択です。3連引っ掻きの3発目は空中でもヒットするので気をつけましょう。

第3形態特有の行動として、ランダムでロックフォールが金貨の下へ潜ります。飛び込みのモーションには攻撃判定があり、発生が早く空中でも当たるので危険です。いつでもパリィ対応できるように準備をしておきましょう。また、飛び込み前に高速移動を挟むことが多いので、怪しいと思ったら追いかけずに様子を見たほうがいいです。

本当に突然飛び込むので注意

金貨に潜ったあとの行動パターンは攻撃2回→再び飛び込み攻撃で固定です。たまに潜った直後に謎の攻撃判定が発生するバグがあるので、ロックフォールが金貨に潜ったらリズムに合わせてパリィし続けるのが安定です。

再飛び込み攻撃に合わせて地面から現れる拳のオブジェ付近で待機すれば、ロックフォールが頭をぶつけて自動的にチャンスタイムになります。失敗すると再度潜られてしまいますが、地上の攻撃よりは潜り攻撃のほうが対応しやすいので、ゲージ回収と削りが十分できているならわざとロックフォールを潜らせ続けて時間を潰すのもわりと有効な選択肢です。頃合いを見計らってロックフォールを地上に引きずり出し、リップアンドティアでとどめを刺しましょう。

潰れるとかわいい

第3形態のダメージキャップは32小節で第1、第2形態の2倍です。これだけ戦闘時間が長いとゲージ稼ぎも攻撃も余裕を持ってできます。空中コンボするときもあまり深追いする必要はないので、安全なタイミングで適度に着地しながらダメージを与えていきましょう。実に1分もの間チェックポイントなしで戦い続けることになるので、ここでゲームオーバーになるとタイムロスも膨大です。第3形態の間だけは常に安全を第一に考えてください。


ここまで読んでいただいてありがとうございます。次のステージの解説を読みたい場合は下のリンクからどうぞ。


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