メカたま日記 season2 Day3

今日は、久しぶりにツナギに袖を通しての授業だった。今日やった事は、まずはPC実務というパソコンの授業とか色々だ。俺もWordとかは使い慣れているが、久しぶりに使うとなると、中々思い出せないものである。でもやっていて楽しかった。そして、俺も自分なりの進路を見出しつつある。BDコースに行くのはもちろんの事だけど、そこからどうしていくかもだ。流れ的にはKRSF設立の為の資金稼ぎはもちろんの事だけど、あとは、スーパー耐久である程度実績を残してから、得た資金とかを持ってaprという、スーパーGTファンなら「魔改造プリウス」といえば分かるチームの所のお偉いさんの金曽さんの所に行き、ノンハイブリッド仕様のプリウスをエンジンレスで貰ってきてからが、勝負だ。こっちは独自空力で走る事にしているし、「即戦力」として使えるエンジンがトヨタガズーレーシングにある事も知っている。ある意味「超低予算マシン」を作る様なものである。その「即戦力」というのは「トヨタRl4A」という元々はGT500とスーパーフォーミュラ用のエンジンの馬力を抑えて、そのままGT300に持ち込むというある意味卑怯なやり方だ。でもなぜこのエンジンをチョイスしたかと言うと、やはり「信頼性」という言葉が出てくる。やはり何をやるにしても「信頼性」が無ければ話にならない。そしてこのエンジンは、2016,17,19年と王者を取っている。そういった実績もあるからこのエンジンにしたというのも一つの理由だ。そして、これには1つ目的がある。それは「TGR-DC(トヨタ育成)ソーサーチーム」という簡単に言えば受け皿チームを担当したいというのも目的だ。贅沢な話だが、なるべくなら10代でかなりの腕があってやる気があるドライバーが欲しいと思っている。そしてマシンには「ROAD to GT500」というステッカーも貼ろうかと思う。理由は、育成ドライバーを1人でも多くGT500という大舞台に立たせてあげたいからだ。こっちだってそのドライバーの悲しむ顔だけは見たくない。そして、俺もGT300でドライバーとして動くにあたり、後輩の指導という重役もこなさなければいけない。そして、俺が何より大切にしてるのが「行ってきます、ただいま、おかえりなさい、お疲れ様、頑張ったね、ありがとう」というポジティブワードだけはとても大事にしている。そして、ドライバーとして動くにあたり、インカムも必須アイテムになってくるが、俺がインカムを使うと、ドライバーを責めるのでは無くて「良く頑張ったね!大丈夫!君の走りはすごく綺麗だったし、美しかったよ。悔しい気持ちも分かるよ。俺だって悔しい。けど次はこの悔しさをさ、バネにしてリベンジしようよ!」とエールを送るのがメインだけど、時には叱咤激励もする。「今、自分がやるべき事は何?王者を取る為に勝つ事なんじゃないの?違う?走りながらでもいいから、いっぺん考えてみ?答えが見えてくるはずだよ。」と、そのドライバーにあえて答えを言うのではなくて、自分で考えさせて答えを導き出させる事も指導するドライバーの仕事でもある。なんかだいぶ話それたけど今日はこのくらいにしよっと。

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