メカたま日記Season2 Day70~86まで

遂にサマーブレイクから、本格的に、二学期が開幕。と言っても初日は、資料を取りにわざわざ1時間半かけて専門の方まで行き、資料を取りに行っただけで、はい終了。マジで届けて欲しかった。次の日から本格的に授業がスタートしたが、俺は、ガチでバカやらかしてしまい、「超応急処置」でノートに全部内容を書きまとめていた。殆ど授業がオンライン授業になったが、実習に関しては、学校でやるというスタイルだ。過去に実習までオンラインでやったが、実際に触ってないのが、あまりにも悪影響を及ぼしていたのをよく覚えてる。そして、保険募集人と言う、生命保険や自賠責保険等色々扱うのに必要な資格の対策も始まり、より一層面白くなってきた。そして、俺が保険募集人の対策であまりにも速い為、遂に俺に対するBOP(性能調整)が発動したけど、そんなのもはや有って無いような物だった。簡単に言えば、問題数が増えた事くらいだ。ちなみに担任にも怪しまれるレベルだが、ちゃんと合格条件満たしてるから、あまり文句を言え無いような状況を作り上げてたりする。ちなみに担任にガチで「何であんな早く終わって、高得点叩き出してるのか気になる。何か秘訣でもあるの?」と聞かれたが、俺はこういう事を他人に教えない主義者の為、「相続関連とかは実際に自分が経験した事を踏まえて解いてます。」としか答えなかった。そして、部活でも、顧問から、「新しく入った新入部員の指導役を君に任せるけどやってくれる?」と言われ、流石に「No!」と言いきれないため、あっさり引き受けたりしてる。しかも部活唯一の「紅一点」。所謂「姫」的なポジションの為、取り合いが起きる前に早い事手中に収めたい限りだ。実はこう見えても、後輩を教えたり、指導する事は大好きだから、個人的にはすごく嬉しかった。というより、こんな滅多に無いチャンスを俺にくれた顧問の先生には感謝しか無い。明日の部活には、後輩ちゃんは都合が合わず不参加という事だが、24日に初顔合わせになる為、その時まで楽しみに待っていて欲しい限りだ。実は「指導役」と言えど、俺は後輩とプライベートで一緒に行動する時には原則として、それで呼び慣れてる場合は仕方無いが、「先輩禁止令」を出している。後輩女子からしてみれば、かなり恥ずかしい限りだが、世の中にはこういう先輩も居る事を覚えてもらいたい。さて、話を実習に戻すと、実習では、アライメントと定期点検を行った。アライメントでは、スズキの「名車」ワゴンRを使って行った。実はこれ知られてないけど、ワゴンRは当初「スズキZIP」という名称で出る予定だったが、鈴木修元会長が「そんなのでは売れん!よく見てみろ!そこにワゴンがあーるでは無いか!」と言う一言が、ワゴンR生誕のきっかけでもある。そう、鈴木修元会長は大のダジャレ好きでも有名なのだ。だからたまに名前がギャグ要素全開だったりする時がある。けど、稀に開発コードをそっくりそのまま名前にしちゃったりしてる(X-90とか有名)時もある。ちなみにスズキはある意味黒歴史化してる車を1台出してる。そう、その名は「黄色い弾丸」と言われ、世界ジュニアラリー選手権で、強豪チームやマシンをを軒並み恐怖のどん底に陥れた「スズキHT81Sスイフトスポーツ(イグニススーパー1600)」。そう、今でも続いてるスイフトスポーツの初代である。この車は、当時乗り出し119万で、しかもアルミ鍛造ピストンや前後ディスクブレーキを標準装備してる、所謂「世界ジュニアラリー選手権に出てるイグニススーパー1600をある程度スペックを抑えてそのままそっくり市販化した」車だ。そして、当時ハイオクも安かった為、学生がバイトしてれば、普通に維持できるコスパ最強スポーツカーとして、ワゴンR以上に売れてしまった為、あまりスズキは快く思って無かったとか。ちなみに本家の方は最高回転数が9000ちょっとという高回転型に仕上がっており、かなり吹けや音が良い。そして、車重もかなり軽くて機動力全開の為、どんなラリーにも対応出来て、かなり速く、マシンカラーの黄色も相まって「黄色い弾丸」として恐れられていた。ちなみにこのマシンがテストコースで右旋回時には、左リアが浮き3輪でコーナリングしてたという話はかなり有名だ。ちなみに俺も展示車両に乗った事があるけど、小回りが利かない事を除けば、完璧なスポーツカーに仕上がっていた。マニュアルのシフトストロークと言い、ペダルポジションの配置、シートの位置、後部座席の居住性と言う「スポーツカーでありながら、普段使いできる車」と言う完璧な車に仕上がっていた。ただ、難点を言うなら「ダウンサイジングターボ」と言う、エンジンの排気量を下げてターボなりスーチャーなりで馬力を補う「時代の流れ」には逆らえなかった事だけが難点だ。けど、軽いのが相まって、かなり面白い車に仕上がってると聞いて、嬉しい限りだ。今回は、こんなもん。


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