メカたま日記Season2最終回 「追いかける夢の先で」

メカたま日記Season2も、遂に今回で最終回。2年間という「長い様で短くて短いようで長い旅」もこれで終わり。言い換えてしまえば「卒業」である。だけどこれは、来月やる続編の「OVER DRIVE」の「序章」に過ぎない。でも、2年間という期間を全開で駆け抜けた皆の顔には涙なんて無くて、「笑顔」が「輝いていた。」過去2度のシート喪失の危機に瀕しながらも、自分らしく「輝き」を放つ事が出来たりもした。肝心な事を言えなくて、彼女と別れたりもしちゃったけど、駆け抜けた「道」は、決して間違えてなかった。自分は自分らしくやるというのを貫けたのかもしれない。俺自身、2年目のシーズンを送るにあたって、色々な部分を改善していった。フィジカル面といいメンタル面といい。色々だ。だけど、まだ「あの時のトラウマ」を完全には克服しきれてなかったり、まだまだ「未熟な部分」が目立ったりとかなり極端かつ不安定なシーズン後半を送る羽目になったりもした。だけど一昨年のルーキーイヤーに比べたら、心身共に「成長」しているのが自分でも分かった。最初は、周りに比べてかなり出遅れた感が否めない状況だったけど、次第に遅れを取り戻しながら、上位勢相手に果敢に立ち向かう姿は、誰かの「希望の光」になれたのかもしれない。それが顕著に現れたのが、2年目のシーズン序盤。自分でもびっくりするくらいの成長ぶりだった。ルーキーイヤーでは、まず有り得なかった満点を取ったり、上位入賞を果たしたりと着実に進歩していた。そして、一番の目玉が「保険募集人」の試験。当初俺の場合、皆の予想は「またズタボロさ。」という感じだったが、そこでは、「脅威的な強さ」を発揮して周囲を圧倒。当時最速記録でもある2分45秒を叩き出して、周囲を驚かせたりもしたし、その強さ故に「BOP(性能調整)」が課せられたが、それも「無意味」な物だった。担任でさえ「絶対裏がある」と信じて止まず、俺に「何か秘訣とかあるのか?」と聞いた際には、「遺産相続とかのイザコザと小さい時から母親に吹き込まれまくってたんで。」としか言わなかった。俺は性格上、「他人がかなり有利になる事」等は一切合切教えないタイプの為、絶対口を割らなかった。さすがに上のレコード叩き出した時は、担任も「ハァ!?」と驚きを隠せず「ちゃんと合格してよ!頼むぜ!」と言われる始末。けど、ほぼほぼ満点に近い点数取ってるから、文句言えない様にさせていたのも事実。そして、レギュレーション改定にまで発展して、「模試終了後、一定時間待機する義務を課す。」というレギュレーションが制定されたりもした。ただ、これは一時的なものであって、常時上位勢相手にほぼ互角に戦える程の力は備わってなかった。だけど、俺も上位勢相手にほぼ互角に戦える程の力を備えてると知った時は、すごく嬉しかった。そして、卒業証書を授与された後、クラス唯一の「皆勤賞」も獲得。そして、友達ともいっぱい写真を撮り、その後は日本平でラストの「走行会」を楽しんだりもした。これにてメカたま日記Season2は、おしまい。長いお付き合い誠にありがとうございました!!次回は、EXTRA。「最終決戦!!Promise(約束)」


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