メカたま日記 Season2 Day138

今日は、座学。もう書くネタ以前の話である。とりわけ、俺のメンタル面も、次第に復活しつつある。毎回11月になると、俺は、必ずメンタル面に不調をきたしながら学校まで向かっている。本来ならば、「拒絶反応」たるものが出るのだが…俺の場合は、何故か身体が勝手に学校に行こうと動くのだ。だけど部活には、顔出せない状況が続いてる。理由は「燃え尽き症候群」とかでは無くて、色々あるのだ。察してくれ。俺も俺で、来季のシートは良いとして、今後の事を考えている。親父は、俺の子供の頃からの夢「レーサー」をあまり快く思ってない。けど俺は、そこでしか「表現出来ない」俺がいる。でなきゃ、授業中に落書き程度だが、シューベルトのヘルメットの絵なんて描かない。家の中でも、「モータースポーツ」と「レーサー」というのに、真剣に向き合ってんの俺しか居ないと思う。確かにマシン作った人もすごいよ。けどね、それを「味付け」するドライバーの方がもっとすごいと思ってるし、何なら自分が一から車を手がけてみろと言いたくなるくらいだ。技術者もそうだけど、それ作った「開発ドライバー」もすごいと思う。特に、EP91スターレットグランツァVとか、その先代に当たる「EP82スターレットGTターボ」作った人すげぇよ。多分ドライバーも、楽しそうに開発をしてたんだろうな。軽自動車みたいな車重のやつに、排気量は、たった1.3Lながら、134psをレギュラーガソリンで叩き出す4発ドッカンターボ。いつ、そのパワーが来るか分からないような「スリル満載」の「モンスターエンジン」を搭載してたんだから。昨今は1980~99年代の車「ネオクラッシック」略して「ネオクラブーム」が巻き起こってる。その為、早急に手を打たないと、えらいことになる為、手段を模索してる最中だ。だけど、インプレッサGC8とスターレット系は、比較的「現実的な値段」で取り引きされていたりする。流石にEP91や82系で、うん千万級の個体は見た事も聞いた事も無い。でも、レーサーという「職業」程馬鹿にできない。何せ、その界隈の人が放つ言葉の重みというのは、自動車界を動かしたりしてるのだから。そして、「今日が命日かもしれないという恐怖」とも戦ってるのだから。だけど、「死に対する恐怖」は、頭の片隅に置いておくだけという事だ。確かに。言われてみればそうだ。でなきゃ、あんなに踏めたりしない。そして俺は、あの世界で戦ってる人達のことを「金持ち道楽の集い場」などというふざけた、「戯言」で片付けられるのが一番腹立つ。そこまで言うなら、お前が乗ってみろ!首もげるぞ!と言いたくなってくる。ガチな話、あの世界で戦ってる人達のことを「金持ち道楽の集い場」と言うのは、大間違い。中には、金が無い状態からF1まで這い上がった人だっている。中には、夢半ばで諦めなければならなくなった人だっている。それを上記の言葉で片付ける奴の気が知れない。俺は、親父の一言で決心した。「何なら、自分がレーサーになったら、一体、どういう顔をするだろうか?アマチュアではなくて、スーパーGTと言う、プライベーターVSガチの自動車チームという、戦場に。しかも、自分達のチーム、自分達で作り上げた車で。」と。そこまでしないと、多分親父も言いたい放題言うだけなので物理的に、しかも、投資額なんて知れたもんじゃない方法で黙らせるしかない。そして、俺には夢がある。「俺は、GTドライバーから夢を貰った。じゃあ今度は、その夢を独り占めするのではなくて、皆に分け与える」という夢がある。でなきゃ、3年で就職先を辞めて起業しようなんて考えも湧かない。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?