メカたま日記 Bloom of Corolla 第10~45話「Aile」

前回からだいぶ滞ってたが、その間俺はトレセンでの研修や昨月の22日からスタートした店舗研修で頑張ってるぞ。さてさて、この回では、あまりにも在り来りなネタしかないのであまり書けたもんじゃないが、俺が乗る車について書くぞ。実は乗る車自体既に確定していて、遂に実行に移すところまで来てるのも「事実」だ。俺が働いてる所は最低30あれば頭金に使える為、あまり変な投資をしない事にしている。その乗る車というのが、昨年あまりのハイスペックぶりが話題となった「トヨタZVW60プリウス」の「ビジネスグレード兼エントリーグレード」と言われる位置付けの「1.8X」と呼ばれる物だ。ただ、ZVW60プリウスは、リコールだったり度重なる生産停止やらでかなり供給不安定で、一時「社割適応範囲外宣告」を通達されると言った、ある意味「問題児」でもあった。だけど最近になって生産再開及び流通安定化に伴い、「社割適応車」へと復活を遂げたのも事実。ちなみになんで俺が1.8Xなんて言うグレードに目を付けたかと言うと。大きく分けて4つ理由がある。1つ目は、「外観が2.0GやZに比べて気取らず飾らずシンプルイズベストだから。」そう、このグレードだけ前のバンパーがマットブラックであり、色も2種類なので変に迷うことも無いということ。色はトヨタのカラーコード「040」と言われる「スーパーホワイトII」という真っ白なやつと「1L0」というシルバーメタリックの2種類なのだ。しかも040や1L0の2色はこのグレードのみの「限定カラー」でもある。あとはホイールカバーがカッコ良くて一目惚れしたのも理由の一つだ。2つ目は「荷室容量の多さ」。このグレードのみ「ビジネスユース前提」なので荷物を多く積める構造になっており、その容量まさかの「422L」である。身近な物で例えるとスーツケースが2つ収まる容量だ。理由としては2.0グレードのトランクにある「補機バッテリーの出っ張り」が存在しない為である。あとは、非常用電源として1500W電源とAC100Vが標準装備されていたりするのも選んだ理由だ。3つ目は「全グレードの中で群を抜いて燃費良いのとシフト関連が操作しやすくて乗りやすいから。」そう。他のグレードよりも軽量で余計な物が無いので燃費がカタログ値で32.6KM/Lという脅威的な数値を出している。あとは、昨今話題の「プリウスミサイル」を防ぐ為に「シフトレバーをコンソールボックスに持ってくる」という事を30プリウス以来実に10年ぶりに敢行した。オマケにシフトレバーがGRスープラ同様「ガングリップシフト」と呼ばれる「拳銃の形をしたシフトレバー」へと進化したからだ。実際乗った際にすぐにパッと持って操作出来ることに感銘を受けたのと節度あり過ぎだろ!?とツッコミたくなるくらいのシフトフィールが気に入ったのも理由の一つで、特に外観と内装が歴代の中で一番気に入ってる。まるでWECに出てくるLMH(ハイパーカー)みたいな見た目と「プロトタイプレーシングカー」や「宇宙船」とまで言われる程スッキリしたコックピットはすごく気に入ってる。実際俺も乗った際にその見た目とメーター系の見やすさ、ステアリングのゴツさに惚れた。あと、60プリウスの面白いところがホイールの「PCD」と呼ばれる値の数値が従来の「PCD100」から「PCD114.3」へと進化した事で色々なホイールが流用出来るようになった。が、個人的にはオススメできない。そしてラストの4つ目は「開発のしがいがある。」という事だ。2.0は既にその素性の良さを実証してるが1.8xに関しては乗ってる人が限られてるので、開発の余地が残されてるのだ。個人的にも自分で車を開発して親父に対抗したいので、是非是非という感じなのだ。親父のフリードブラックスタイルも本人曰く「エンジンはどうにか俺が覚えさせた。あとは足だけだ!」と言ってるので、こっちもこっちだと開発方針を組み立てていたのだ。親父の場合「初速~中低速メイン」のエンジンに「安定したコーナリング」の足を開発してるので、俺は「車両特性を活かしつつコーナーでしっかり踏ん張って走れる様な足」を開発しつつ、「CVTの利点である「美味しい回転数」を極限まで活かしたエンジン開発」を行ってく予定だ。ただ、前者、後者共にかなり俺の方に「アドバンテージ」が存在する。理由としてはリアがダブルウィッシュボーン式の為、ホンダのド・ディオンアクスル式より、コーナーでの安定感も格段に上なのだ。後者の方はエンジン排気量が300ccも上の為、その分余裕が生まれる。親父のフリードもやっと本来の「ホンダらしさ」を取り戻したレベルだ。そこに俺はフォーカスしていた。ただ、親父のフリードには1つ弱点があって「コーナリング時の踏ん張りが効かない。」という事だ。確かにタイヤが今までの205/55R15から185/65R15へと小さくなったのでその分安定感が薄れてるもの確かだ。その分、俺の場合は195/60R17なのでコーナリング時の踏ん張りも効くし、多少の誤魔化しが効く。それと「低重心」というのも気に入って選んだのも理由の一つだ。まぁ俺の車語りも程々に、本題の研修の方だけど、結構波があって一時モチベーションを失いかけていた。悔しくても涙が出ず、正気を保つので精一杯だった。だけど自体が好転してくれた。それは昨日から営業部だが同期が来てくれたおかげで少し気が楽になったのだ。昨日は、初日並みの軽やかさで仕事をこなす事ができた。同期一人居る居ないで、こんなに違うもんだと実感できた。そんな日だった。工具の使い方も教えて貰いつつだが磨きがかかり、昨日よりも、一昨日よりも、1時間前、1分前、1秒前の俺より少しだけど「前進」出来たそんな日だった。トレセンでは皆してバカ言い合って笑いあったけど、周りにはそんな人もおらず言わば「孤軍奮闘状態」だったのでメンタル維持がキツく、「どうしたものか…」と抱え込んでたが、同期が来てくれたおかげで吹っ切れる事ができた。よし!気持ち入れ替えて前半戦残り頑張るぞ!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?