メカたま日記OVERDRIVE!! 第155話~179話 「まかせて★スプラッシュ☆スター★」

前回から、1ヶ月ぐらい経過したけど、遂に国試対策がスタート。今回は2級自動車整備士以上に過酷なレースになるのは間違い無かった。俺も、2級自動車整備士試験対策で得た知見やノウハウをフル活用する形で応戦する事にした。恐らく学生生活で最後に取る国家資格にもなるのが「国家車体整備士」という資格。詳しくは割愛するけど、2級対策の経験もあってか、かなり良いペースで着実な成長ぶりを見せている。ただ言うならば、9割取ってても自分の平均が騒ぐ程上がらないという事。最低でも平均点36点を達成するには常時満点やらを取らないといけない非常にシビアな条件付きだ。楽できるならばしたいけど実際そうもいかないのが現実。どんなに苦しかろうが辛かろうが、自分で選んで切り拓いてきた道を「はい無理です。やっぱ向いてないんで辞めますね。」なんて抜かして逃げたくなかった。それも自分を苦しめてる原因の1つだ。基本的に点数が良かろうがなんだろうが俺は険しい顔しかしないし、首を縦に振ることも無く横に振る事の方が多い。それ程まだ自分自身の結果に満足していない証拠でもある。だからといって、点数取れただけで浮かれて調子こいた天狗にもなりたいという訳でもない。俺の悪い癖で1回目上手くいったからと言って調子こいてやらかすのがお約束パターンだったが、最近になって改善されつつもある。あとは変わったアプローチを試してどれが自分に合ってるのかも探ったりするのもこの期間でやっているのも事実だ。周りのやり方とかをとりあえず真似してみてダメならお蔵入りさせて、もっと違う方法を試して見たり、真似してみて良い感じならば、それを採用して次から使ってみたりと日頃からトライアンドエラーを繰り返しまくっている。車体整備士の問題は基本的にネタ切れ状態なので直近5年の問題が使い回されてる例が多く、昨年の先輩達も「5年前と変わらん問題出てきた。」と口を揃えて言うくらいのレベルである。ただ、言い回しが変わっていようが、ひねくれていようが根底は一緒なので驚く事もない。そして俺が所属してるチーム「ERL」もそろそろ本格的にスタートしようかと、千里の道を歩き出すことにした。その時に俺は「実験機の意味合いも込めてだがソニカRSリミテッドを暫定マシンとしてK4gpに投入しよう。」と計画しており、メンバーにも一応は伝えている。ソニカ自体も球数ある上にかなり安いので助かっている。あとは、本命である「マクランサ」に搭載するエンジンを作成したりと結構やる事多いのだ。

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