歳の果て。

 あかん、歳だ。と、日々を重ねるたびに思う。
 「今日こそはnoteでも更新しよう!」→放置、は人間性のクズさとして昔からあるのもだが、痛みや倦怠感は本当に歳の果てだと思う。

 では私は何歳なの?そう、約三十路である。前後するにはするが、見る人から見れば"まだ"三十路ではあるのだ。
 しかし世間を見てみよう。「30超えれば身体が悲鳴を上げる」とはよく聞く話ではないか。自分は20前半はある程度寝ればどうにかなる、と思っていたが後半になると寝る前にもう悲鳴を上げていた。寝ても疲れは取れない。
 三十路になると『いままで過ごしてきた日々のツケがくる』とは本当のことだったのだ。

 では、ツケが回ってきた理由をちょっと振り返ってみようではないか。

 正直大きな要因は「運動不足」「甘党」「夜更かし」これらしか考えられない。
 小さい頃からゲーム三昧だった為、体を使って遊ぶ事をそんなにしてない。だからこそ友人に誘ってもらった野球やテニスの練習などは大切な思い出でもある。何より中学生の時に長期休みの宿題を全然しておらず、学校終わりに1時間宿題を行い、グラウンドを20周ぐらい一ヶ月走らされたのも今では笑い話だ(先生ごめん)
 そして運動不足と並行して行われ続けた残りの二つ。甘いものは頭を使った後に良い、というテレビからの情報を鵜呑みにしてゲームの途中や終わった後はジュースや、砂糖をバカバカ入れたコーヒーなど、ありとあらゆるものが甘かった。もちろん見通しも甘すぎた。というかポケモンでフライゴンに全部攻撃技覚えさせてた時点で頭を使ったというのか。それを『頭を使う』などと思ってた自分も甘すぎる。大人になって知るポケモンの奥深さは味わい深い。
 最後に寝不足に関しても深夜アニメを見つけてしまった自分が悪い。アニメ専門チャンネルもかっぽじって見てた。あの頃から両親が見るテレビはスポーツやドラマ、ニュースなどばっかりで興味として惹かれなかった。

 そうして育ってきた今、『ツケ』は確実に、現実を蝕んでいく。
 寝ても体力が回復しないこと、倦怠感が常に付き纏ってくること、脂っこいものが本当に食べれなくなってきたこと、そもそももう寮が食べれなくなってきたこと、などなど。
 運動的にも確実にガタは来てるはずだが、元々が運動できない人だったのでそこの差異はわからない。わかんなくても不便ではない。
 また、ゲームをする上でも数時間モニターを見続ければ体調が良い日でも眼精疲労で目や頭に痛みが走る。最近映画を見ることがちょいちょい増えたがスクリーンから離れて、数時間の遅れで眼精疲労がやってきたりする。

 歳の果て、本当に本当の果てには自分の体はどうなっているのか。仕事上様々な果ての姿を見ているのでなんとも言えない心境だ。あんな人になるのか、こんな人になるのか……。
 まだ心身共に元気だという若者たち、もし見ているなら少しでもいい、自分の生活、身の振り方を振り返ってみてくれ。また同じぐらいの方、自分よりも人生の先輩方で元気な方はその秘訣とやらを考えてみて、周りの人に発信してみて下さい。

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