オフィごと(オリエンティア裏Advent Calendar2020 12/5)

※坂野くんから、枠が空いているから書いてほしいと言われたものの、すぐに枠が埋まってしまったため、わざわざ12/5の枠を空けてもらい、記事を書く運びになりました。

1.これから書く記事について

■自己紹介

京葉OLクラブの東と申します。2016年に横浜国立大学を卒業した人です。自己紹介に過去のオリエンテーリングの実績を書く人が多々いますが、本当に大した実績はないので、ここでは割愛します(俺も「大した実績はありません、強いて言うならインカレで入賞した程度です、とか言ってみたかった・・・」)。昨年も実は裏アドベントカレンダーに記事を投稿しています。

■記事の目的

オフィごと、というタイトルの通り、オフィシャルの仕事についてスポットを当ててみようと思います(タイトルから分からんわ!というツッコミは無視します)。アドベントカレンダー見ていると、オフィシャルについてスポットを当てた記事がなかったので、これを題材にしたらなにか書けるんじゃないか?と思い、書いてみました。

(ちなみに、オフィシャルレースについての記事はあります。非常に面白い記事です)

オフィシャルが何をやっているのかっていうのは、大学クラブ毎に違うのではないかなと思います。この記事を記載することで、「うちってこうだけど、他はこうやっているんだ」とか現役生が「オフィシャルさんって意外とこんなこともしているのね」ということを考えてもらう一つのきっかけにしてもらえればなと思います。

2.現役の頃のオフィシャル像

恥ずかしながら、自分がオフィシャルのことを認知したのは、大学1年生の冬頃でした。2012年勢子辻インカレロング以降、オリエンテーリングに目覚めた自分は、1年生冬以降の練習会、合宿にほぼ毎回参加するようになっていました。

オリエンテーリングのイベントに参加すると、ほぼ毎回のように、OBさんが練習会に参加しています。「なんでこのOBの人達わざわざ練習会とか合宿に参加してくれているんだろう?」と素朴な疑問を持っていました。そこで、参加していたOBさんに「なんでいつも練習会に参加してくれているんですか?」と聞いてみました。そしたらOBさんが一言、「いや、オフィシャルだから。。。」

こうして、オフィシャルのことを認識したわけですが、「自分の時間削ってわざわざ運営とかして大変そうだな~」という感じでした。また、自分が現役の頃は、KOLCのOB自体が少ない状況で、オフィシャルさんに対する負担が大きい状況でした。そうしたことから、どちらかというとオフィシャル=辛いというイメージが現役の頃はありました。

3.1回目のオフィシャル(OB1年目)

28年ぶりに横浜国立大学をインカレリレーで入賞させた実績を引っさげ(こうかくと実績っぽいよね、実際にはTばな選手とIもり選手のおかげ)、OB初年度にオフィシャルに任命されました。(KOLCでは、オフィシャルに就任するには、現役の4年生から選ばれる必要があります。)

オフィシャルのお仕事としては、以下のようなものでした。

①各対策練(セレレース、インカレレース)の運営

②インカレリレーセレ運営

③インカレにかかる業務(ゼッケン渡し、オーダー提出等)

④現役生の指導

1年目オフィシャルしたときは、自分含め5人のオフィシャルがいたのですが、全員オフィシャル経験0+うち一人は群馬在住+1人以外は社会人+現役生の規模が100人近くに膨れ上がっていた、ということもあり、ひとつひとつのことをこなすので精一杯だった記憶があります。

一方、自分的にはOB1年目だったということもあり、現役生もほぼ顔見知り状態だったので、現役5年目のような楽しさがありました。加えて、現役生のインカレの結果も良い結果がたくさん出たので、非常に楽しい時間を過ごすことができました。

4.2回目のオフィシャル(OB3年目)

OB2年目に、インカレミドルのコースプランナーになった実績を引っさげ(もはや実績ですらない)、OB3年目に2度目のオフィシャルを拝命しました。

基本的な業務内容は、3.①~④と同様ですが、今回は2回目ということ、さらにオフィシャルの数も10人になっていたこともあり、非常に余裕があったので、新しいことをしてみようと以下2点を導入してみました。

①オフィシャルブログの開設

②目標シートの導入

①に関しては、部誌や練習会以外でも、なにか技術的なことを伝えられるチャネルがあれば良いなと思い、オフィシャルのオフィシャルによる現役のためのブログを開設しました。

②に関しては、インカレロング直後に導入しました。目標シートは書いて字の通りで、自分の今後の目標をどうする?というのを洗い出すシートです。2018年のインカレロングはKOLCとして悔しい結果となった雰囲気が出ていたので、現役生の背中を押す思いで目標シートを導入してみました(もう少し有り体にいうと、OLKがこういうのやっていると聞いたことがあったので、パクりました)。結果、40人近い人が目標シート作成して、その後のオリエンテーリングに取り組んでくれ、インカレミドル、リレーでも良い結果が出たので、多少意味はあったのかなと思ったりしています。

さらに、3年連続3回目のオフィシャルをやっていた、T中M士くんの提案で、「③オフィシャル10回練習会の開催」も行いました。上記のとおり、その年のオフィシャルは10人いたので、1人1回メインで練習会を開催すれば、簡単にできるやん!ってことで、開催する運びとなりました(実際には、6回か7回しかやりませんでしたが)。

もう一つイレギュラー対応として、この年は「④インカレロングの出場選手を決定する」、ということも行いました。その年のロングセレが猛暑により中止となり、関東では各校に枠が割り当てられ、誰が選手権を走るかを各大学毎に決定する流れとなりました。KOLCではオフィシャルが各校の選手を決定するという流れとなり、その決定のために、オフィシャル内であれこれ議論を重ねました。

5.まとめ

現役生の頃は、オフィシャルをもしやるとなったらめんどくさいなぁと思っていましたが、やってみると楽しいものです。やはり、現役生の成長を感じたとき、オフィシャルオフィシャルとしてのやりがいを感じます。

もちろん、普段の自分の生活と折り合いをつけながらオフィシャルをやるので、全てが楽しいとはなりませんが、オフィシャルとして現役生と関わると現役生のエネルギーを貰うことができますね。

自分のオフィシャルとしての経験をつらつらと書いてしまいましたが、以上になります。皆様良いお年を!

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