3月13日日記 犬を看取った時の話

※タイトル通りです。愛犬が亡くなった時のことを思い出し書いている内容です。
自分が見返すための備忘録的なものですが、ペットロスの最中の方などは特にしんどい内容だと思うのでご注意ください。



忘れないうちにどこかに書き留めておきたかったけどなかなか書けなかった話、一年経ったので。
ちょうど1年前の2022年3/13 夜中の2:10頃、実家で飼っていた愛犬の柴犬を看取った。

2021年の10月ごろに十二指腸リンパ腫を発症した。最初は悪性なのか良性なのかはっきりわからなかったけど食欲が無くなり下痢がちになっていた。一度はステロイドで良くなって11月の誕生日の頃は元気になったけど、また1月頃に悪くなり、2月には毎日点滴のために通院して抗がん剤も試したけどよくならないままどんどん痩せていってしまい、3月に入ってからは衰弱して歩けなくなり13日には亡くなってしまった。11歳3ヶ月だった。
お医者さんに3月いっぱいもつか、と言われていたけど思ってた以上に早かった。

亡くなる前の日からなんだかいつもより呼吸が深いな、と思っていたら当日は夜の19時過ぎぐらいから苦しみだして、キュンキュン鳴いたり鳴き声がエスカレートして遠吠えになったり足をばたつかせたりとにかく苦しそうで、7時間くらい頑張っていたけど2時過ぎに深呼吸をして亡くなった。
急変したのがもし夜中の寝た後とかだったら看取れなかっただろうと思うと恐ろしいし、ちゃんと家族がいるタイミングを測ってくれたのかなとか都合のいいことを思ってしまう。最後の瞬間にちゃんと撫でてやれたのが本当に良かったなと思う。

火葬は4日後になったので、ご近所の犬友達とも最後のお別れの時間がとれた。
普通に近寄ってきてくれる子もいれば生前は仲良くしてくれてたのに何かを察知してるのか絶対に近づかない子もいて、犬によって全然態度が違うのがちょっと面白かった。

火葬の日、お別れの前に尻尾の毛をちょっとハサミでカットして取っておいた。ご遺体ってもっとカチカチに固まるのかと思ってたけど耳とかは柔らかいままでそれが愛しくて焼いてしまうのが悲しくて、今からでも剥製にできないか?とめっちゃ調べた。(さすがに無理)
柴犬の骨壷は思ったよりも大きかった。

一年、あっという間だった…。
ペットロスしんどいかなあと思ってたけど、家族でもずっと愛犬の話をし続けていたりしたからか思っていたよりかは向き合うことができている。母は今でも犬友達と散歩しているみたい。
それでも、実は生きてた!みたいな夢を何度も見たし、まだ元気な頃の夢も見る。亡くなる瞬間の顔は焼きついて忘れられないうえに思い出すと涙が出てきてしまうので、きっと一生癒えるものでもないんだろうなとも思う。
人間と違って法事があるわけじゃないけど、できれば命日は毎年家族集まって愛犬の話をする日にできるといいな。

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