車のこと

皆さん車乗ってますか?
私は18で免許を取り、その後は家族の車やレンタカーをたまーに運転する事はありましたが、それ以外ではほとんど運転する事もなく人生を過ごしておりました。

転機

そんな私も年を取り(?)昨年結婚する事になりました。
結婚すると色々変わるわけですが、その中の一つに車を運転するようになったことが挙げられます。配偶者が車を所有していたためです。
あったらあったで便利なのが車。私は常々車はどうしても必要な人(通勤で使わざる得ないとか)以外は買うべきではないとか、買っても安い中古車にすべきとか言っている(コスパが悪すぎる)のですが、すでにあるものは使わないと損というものです。
そんなわけで運転する機会が急に増えたわけですが。。。

マニュアル車

配偶者が持っていた車が、マニュアルの所謂スポーツカーに分類される車だったんです。MT?免許以来一度もMT車の運転などしたことがありません。
ということでとりあえず、極力人気のないところで発進の練習からしてみることにしました。実はこのとき最初からエンストすることなく発進出来まして、配偶者はMT車を買ったことを半年は後悔していたとか、交差点のど真ん中でエンストしまくってたとか聞いていたので、最初から上手と大変褒められました。。。が。。。
それで次は実践という事になって、運転した場所がなんと那須高原でした。はい。坂道発進ですね。
坂道発進で苦しんでいる方の動画を参考までに共有いたします。

教習所でも比較的苦手だった坂道発進。MT車の動画などを漁ると、最初は坂道が嫌すぎて徹底的に坂道がある場所を事前調査で避けて運転していた人の話等が出てきます。
それを免許取ってから0歳児が成人しようかという年月が経過している人間が、渋滞の信号下でいきなり実践です。。。結果は。。。

成功しました!


やればなんとかなるものですね。。
その後も紆余曲折がありましたが、4~5回公道を運転すると坂道発進以外への恐怖はなくなり、数ヶ月もすると坂道発進も含めて特に何も感じずに運転できるようになりました。
人間って意外と適応力ありますよね。。。
新しい事をやって出来るようになるステップというのは、いくつになっても楽しいものです。

車のこと何も知らん

ところで私、子供の頃はグランツーリスモにハマっていましたし最新のGT7も買ってます。(そんなにやっていませんが。。)そんなわけで、車に関する知識は所有経験が無い割にはある方だと思っていました。
しかしながら、いざ自家用車が我が家にあるという環境になると、知らなかった事が山ほどあるなと言うことに気づきます。
例えば、エンジンオイルの交換です。もちろん交換が必要なことくらいは知っていますが、どれくらいの頻度で交換するものかなんて、全然明らかじゃないわけです。
ぐぐると5000kmおきとかいう数字が出てきたりしますが、実はメーカーの推奨は1.5万kmおきだったりします。なんで3倍も違うんだよ?って思いませんか?
私この件に関しては結論を得ていないわけですが、主観的な話ではなく客観的な統計データとかご存知な方がいたら教えていただきたいです。(そもそも車種ごとに状況は変わるのでしょうが。。。)
他にもミッションオイルは2万kmおきとか6万kmおきとか、バッテリーの交換頻度は。。。とか、どれが妥当やねん!と思うことがたくさんですが、意外と整備士の主観みたいな情報しか出てこないんですよね。
若い頃から持っていたら自分で色々いじって遊んでいて、詳しくなったのかなとかったりしました。まぁ自分のじゃないのでやりませんが。。。

駐車が難しい!

さて、普段の運転はまぁ良いとして、初心者ドライバーが苦手なことってありますよね。車線変更と駐車です!
私が習った教習所では、駐車の練習なんてこの目印がここに見えたらハンドルを目一杯切れとかいう汎用性のかけらもない方法だったので、駐車は100%車両感覚だけでやる人生を送ってきました。今考えるとそれでなんとか停めれてるのもすごい話です。(各ミラーなんてぶつかるかどうかの確認の意味でしか見てなかったですからね。。)
しかし今はYouTube全盛時代です。駐車方法の動画もたくさん出てきます。

ちなみにこの月の輪自動車学校チャンネルの動画は、80年代戦隊モノの雰囲気を漂わせた動画を沢山アップロードしております。刺さる世代の人がYou Tubeでこれらの動画を見るのかは疑問ですが、なかなか面白いです。

通勤で毎日運転しているわけではないので、こういう動画でせっせと情報をインプットして週末に実践というサイクルを繰り返してきました。

それはそれとして。。。

公道って怖いんですよね。全員が道交法を遵守していれば良いですが、現実は全くそういうわけではないですよね。首都高(首都高は高速道路ではない)のように全員が20km/hオーバーの速度超過を日常的にしている無法地帯もあります。まぁそれは極端な例としても、いきなり飛び出してくる人、車線変更してくる人、色んな人がいるのが公道です。今受けたら確実に試験に合格不能な高齢者ドライバーもたくさん居ます。
そんなわけで、運転するときは基本的にビビってます。ドラレコも取り付けました。そして、YouTubeのドラレコ動画をせっせと見て危険予知能力を場数を踏まずに高める努力をしております。。。

まとめ

車って奥が深いし難しいし、危険で便利で高価なものですよね。
人間が手動で今のように運転するという意味での狭義の車社会は来世紀にはなくなっていると考えるほうが自然なような気もします。
それでなくても、内燃機関を各車に搭載するなどというソリューションは今世紀前半には終わりを向かえるのでしょう。
未来人からすると乗馬みたいなものという扱いになるような気もします。車を運転して移動するという体験が当たり前に出来る貴重な時代に我々は生まれたのかもしれません。
何気なく足として使うのではなく、操作技術・中身のエンジニアリング・いろんなことを考えながら付き合っていくのも良いかもしれませんね。


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