患者さんから大切なことを教えてもらった話

僕は病院で作業療法士としてリハビリテーションをしています。

昨日リハビリ室で患者さんと会話したときのお話です。

「人間万事塞翁が馬」って知ってるか?

こう聞かれ、

全然知らないことわざでした。

ことわざの意味は、

「幸せだ」と思っていたことが不幸の始まりだったり、

災いと思っていたら幸福を呼び込む。

たとえば

車を盗まれた。最悪だ。

盗難車が事故を起こした。

車は潰れかけていた。

僕は助かった。

このように

そのときは不幸に感じても、結果幸福を呼ぶ場合がある。

その患者さんは

独立して事業をしていたが、倒産の危機になった。

立て直そうと借金までしてやってみたが

失敗した。

借金だけが残り

妻に愛想をつかれ離婚。

この時人生最悪と思ったけど、

あとあと考えたら

「一人で事業してみたこと、妻と離婚したこと
どれも自分にとってよかったと思っている」と

話されていました。

患者さんは「人間万事塞翁が馬」を座右の銘にしていると話されていました。

僕は不幸を幸福に変えることわざでとたも大切だと聞いていて感じました。

不幸を引きずってもなにもありません。

不幸もポジティブに変えれるはずと思うことです。

この患者さんのお話で人生の勉強になりました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?