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現場というもの


現場や遠征というものは、一生経験することがない人もいれば、毎月経験している人もいるだろう。

これは、高校生になるまで、一生経験しないであろうと考えていた私が、今年初めて現場へと出向いた時にやらかしてしまったことへの反省と学びを話すものである。


初めてのseventeenさんの現場であり、初めての遠征は、突然発表された、さいたまスーパーアリーナで行われるペンミである『HANABI』だった。

信じられなかった。コロナ禍にseventeenさんを推し始めた私にとって、衝撃的な発表だった。『彼らに会える…?』その可能性があるという事実に、ただただ驚きを隠せなかった。
ただ、まだ半年以上たっても、まだ消化しきれていないため、HANABIについては、また別のnoteで話そうと思う。

さて、ここからは、ただ私が自分の記憶と足跡を残しておくために綴るものです。今後同じような過ち()を犯さないためにも、また、誰かの参考程度にもなればいいなと思い、ここに記しておこうと思う。



HANABIの時は、学生なのもあり、安さを重視して夜行バスを使った。
(もう一生夜行バスなんて使わないと誓いました。なぜなら身体が既におばあちゃん並にやばく、耐えられないからです)

コインロッカーを探すのが遅くて、わざわざホテルの最寄り駅のコインロッカーに預けたおバカさん。(ホテルに預けてもいいということをその後初めて知る白玉)


初めての遠征で右も左も分からず、駅の乗り換えや入口はどこで席はどこなのかなどと戸惑いながら現場を迎え、会場に入って彼らがこの後立つであろうステージを見て、突然お腹を痛めてギリギリまで席につけなかったというなんとも言えない状況から始まった。

幕が開いたあとは、涙でぐちゃぐちゃになりながらも、必死に目の奥にキラキラと輝く景色を焼き付け、seventeenさんの日本語と歌声を鼓膜の奥に録音し(尚、バックアップをとっておらず、今は削除された模様)、終わったあとは放心しながらホテルへ帰って、そのまま記憶を文字に起こさずに就寝。

次の日はオンラインでの授業があったため、ネカフェへ行き105分というえぐいほど長い授業を受けながら、ネカフェにある大きなテレビでseventeenさんのパフォーマンスをひたすら大音量で見まくるという最低な学生の過ごし方でした。


そんな最低最悪すぎる遠征から少しは学び、まず月曜には授業を入れず、今回は新幹線で現場へ向かい、ホテルに先に荷物を預けた。

公演後は、気持ち冷めやらぬ前にひたすら思い出しては書き、Twitterを見ては書き、友人と話しながらは書きを繰り返した。

なんなら、名古屋ではCarat棒を持ちながらメモとペンを持ち、ひたすら彼らを見ながら、自分でも読めないような文字で、目の前にある眩しすぎる光景を文字におこした。(必死に解読中です)


そして前回は何も楽しめず、ただseventeenさんのLIVEに行ける幸せだけを噛み締めていたけど、今回は、ちゃんとご当地のものを楽しもうと考え、味噌カツを食べたり、名古屋城に足を運んだりした。

seventeenさんも日本ではたくさん美味しい食べ物を食べたり、各々が行きたいと考える所へ行ったりと日本を楽しんでいた為、私も同じように日本を楽しめることができて良かった。


seventeenさんに出会うまでの私のLIVE歴は、京セラ1回だけだったので、ほんとに遠征が難しすぎた。やっぱり何事も経験なのだなとしみじみ感じた…。


しかし、とても嬉しくありがたいことに、どの公演もお隣さんには恵まれ、人見知りとは思えないような勢いと力強さで、現場でお友達を増やした。
ほんとに今のバイトを始めてから、私はスイッチを入れれば、正反対の自分になれるという技術を取得した。これはとても便利である。みなさん、私のバイト先で一緒に働きましょう(*•̀ㅂ•́)و✧
(嘘です)


そして何よりも、現場でCaratちゃんと会える幸せを、どの現場でも感じることができて、とても幸せだった。HANABIでは慣れないながらも、会えるCaratちゃんと連絡をとったり、この機会にぜひと思い、大手さんに会いに行って日頃の感謝を伝えたりもした。

今回のBe The Sunでは、HANABIよりも多くのCaratちゃんとお会いすることができ、現場の楽しさを更に実感した。相互さんの相互さんとffさんになったりもした。少しながら駄作ではあるがソンムルも用意していったりしたけど、みんな嬉しそうに受け取ってくれて、本当に良かった…。

Twitter上で、文面でしか見ていなかったCaratちゃんと直接会って話すのは、とても不思議で、なんだかこしょばかった。でもとても嬉しかった。みんな可愛くてほんとに『え…?私異世界にでも来たのか?』ぐらいのテンションで話した為、いつもやばいくせにいつも以上に興奮した状態で喋り倒したりしてしまって申し訳なかった…。Caratちゃんがみんな可愛すぎるせいですね。


あとやっぱりディレイやライビュがやってる時は、観れるのなら観るべきですね。何度後悔したことか…。でも行けなかった公演でも、Twitter上に溢れるレポを見て、とても幸せな気分になったし、これが現場があった時の高揚感なのだろうとしみじみと感じた。



いつか、声出しができるようになって、ハリセンの音ではなく、直接自分の声を使って彼らの問いかけに答えられるようになる日まで。
私はその時まで、声帯を鍛えることとお腹から声を出す練習をしようと思う。掛け声の練習も、韓国語で全ての曲を歌えるようにもなろう。

歓声も、掛け声も、歌声も、全て届けたい。
私たちがいつも貰っている以上のものを。

彼らがあっと驚きながらも、満面の笑顔の花を咲かせる様を見られるその時まで。

そう遠くはないと信じている。



2022.12.10 白玉