SUSHIを求めよさらば与えられん.されど天は人の上に人を造らず.(デジタルコミュニティにおける円滑な情報共有のための習作)
はじめに
この記事は「corp-engr 情シスSlack(コーポレートエンジニア x 情シス) Advent Calendar 2019」の12月18日の記事です.こんな記事読んでないで他の記事読むんだぞマジで.
NoSushi NoLife, JoSisu NoLife
都会のオアスシことcorp-engr 情シスSlackを知っていますか?(ダイマ)
このコミュニティはすごい2019があったら大賞確実.このSlackで一たび発言すると,考えはまとまる,仕事が早く終わる,おちんぎんは水の如し,ついでに疲労回復と大変ご利益のある現代の奇跡.
でも奇跡って起こらないから奇跡っていうんですよ?1つの奇跡の裏には100の涙なしでは語れぬ犠牲が.R.I.P. 安らかに眠れ名もなきengineersよ.
だからせめて労わってあげたい.どうすればいいか?いっちょSUSHIでも奢るかあ!
ここまでのまとめ
Corp-engr Slackという情報システム部に所属する人の集まるコミュニティがある.そこでは些細な質問や自分の手に余るような質問でも素早く答えてくれる人が多く,大変助かっている.答えてくれる人にお礼をしたい,労いたい.じゃあそういう人たちを可視化してあげれば労わることにつながるのではないかと考えた.(寿司云々は冗談です)
ちなみに,この「回答者を労わりたい」というお気持ちは私だけではなく,参加者の中でも結構な人が思っているようです.この記事を書こうと思ったそもそもの発端に「難題に恐ろしい速さでレスをしてくれる人たちが報われる仕組みがあってもいいのかなと思った.」というある方のメッセージがあり,2019/12/15時点で65返信と多くの方が返信されていました.
Silence is silver, speech is golden.
大体こんな感じでしょ.参考文献はない.
以下の評価軸でユーザ毎にポイントを付与する.
・発言したらポイント
.リアクションしたらポイント
・メッセージに返信したらポイント
・長文書き込んだらポイント
・素早く反応したらポイント
・いっぱいリアクションをもらえたらポイント
・susiリアクションしたらポイント
このポイントをSUSIPOWERと名付けよう.(表記ゆれ)
説明しよう!SUSIPOWERはCorp-engr Slackを使えば使うほど溜まるのだ!特にご利益はないぞ.
ヘイラッシャイ!
Slack Events API+Microsoft Power Automate+Google Spreadsheet
技術的なことはあんまり本題ではないのでカットカットカットカットォ!
結果ランキングンはこちら!!!!!!!!!!!!!!111111111…とやろうと思ったのだけど残念ながらおれはしょうきにもどった.
ITとは特に関係ない話
破産者リスト事件を覚えているだろうか.あそこのサイトにある情報はすべてインターネットに公開されたものだった.特別秘匿情報を暴いたわけではない.サイト公開者はインターネット上の情報を仕分けして並び替えただけだ.しかしながら結果としてプライバシーは侵害された.なぜならプライバシーとは個人情報同士の結合度によって判断されるからだ.
Corp-engr Slackはめちゃくちゃ有用な知見が集まってる。正直金がとれるレベルだと思う。でも無料。すごい。だからその中の情報を仕分けして可視化すること自体がコミュニティ変質のトリガーとなりうる。
誰がよく回答するのか可視化される
⇒どうせその人が答えるだろうという気持ちが他の人に芽生える
いっぱい回答したので表彰される
⇒表彰されなくなったときに回答したくなくなる アンダーマイニング効果
よく回答する人に直接の質問が殺到する
⇒DM地獄によりアワレにもフェードアウト
兎に角情報とは扱いが厄介なのだ.やめなされやめなされ.むごい殺生はやめなされ.このSUSIPOWERは公開するわけにはいかぬ.
ここまでのまとめ
Corp-engrSlack内の#ask_anythingというチャネル内の発言やリアクションを,一定ルールに基づいて分類分けし,ユーザごとにポイントを付与してみた.結果,確かによく回答してくれる人が可視化されたが,同時に問題の種火となりそうなことに気づきそのままでは公開できないことに気づいた.
全日本マシンガントーク娘大好き選手権
なんせ愛に満ちたCorp-engr 集団だ.悩める人を導くことが使命と信じてやまなくても何らおかしくない.エーイメン.そんな彼らが望むことはなんだ.ネコか?ヤギか?いや,改宗だ.「ここは任せて先に行け!今度俺の知らないことを教えてくれればいい.」ヤッターカッコイイー.何か話したくなるものを作ろう.
・他の人と比較するのは争いのもと
⇒自分の点数しかわからないようにする
・自分の得意な分野で一人ドヤれるようにしたい
⇒チャネルごとにポイントを分ける
・メッセージ,リアクションごとに何らかのポジティブな視点でピックアップ紹介したい
⇒週刊一番リアクションを押されたメッセージ,週刊一番返信をもらったメッセージなど.
さいごのまとめ よんでくれてありがとね
Corp-engr Slack内で発言をする人は,発言に直接的な見返りなんて求めていやしないのかなと考えた.そんな人達にITで支援してあげられることは,他人との比較ではなく,自己満足を補強できるようにしてあげることかとも考えた.次はその方向でbotを作ってみようと思う.具体的には以下の形を考えている.
・スラッシュコマンド等で自分のポイントのみ返信
・チャネルごとにポイントを分ける
・ポイントを基にしたメッセージ紹介機能(Slackローディング画面のイメージ)
シーユーアゲイン,ハバナイスバディ!
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