北米版Pixel 3aでついにGoogle Payの非接触決済が使えるようになる。Google PayによるVisaのタッチ決済

FeliCa非対応のNFC搭載スマホも利用可能

そうなの! そこが大事なの!

あれ? とっくに使えるようになってなかったっけと思ったあなた! それはあくまでも「おサイフケータイ」としての非接触決済であって、それ以外の北米版Pixel 3aでは使えなかったのです。そもそも本邦のGoogle Payの非接触決済のシステムは「おサイフケータイ」に乗っかったもののようで、それ以外の規格(例えば「Visaのタッチ決済」など)のものは一切利用できなかったのです。

無駄な抵抗で本邦のカードをGoogle Payに登録してみても「このカードは非接触決済としては使えません」とダイアログが出てあえなく終了する日々が続きました。

さて、わたしが海外旅行で好んで使っているカードはSony Bank WALLETですが、それはなぜかというと手数料が非常に割安で使い勝手がとても良いからです。ただ一つ欠点がありそれは非接触決済に対応していないこと(2019年9月に対応)。西ヨーロッパと中欧ではお店のレジにNFCリーダーが搭載されていることが多く、それを使えばカードを取り出している時間も短いうえにセキュリティも確保されているので安心して会計をすることができます。だけどSony Bank WALLETだとNFCチップが付いておらずICチップ物理的接触による支払いを行うしかありませんでした。

ところが今回「Google PayにおけるVisaのタッチ決済対応」により状況が大きく変化したのです。

Visaのタッチ決済は、日本を含む世界約200の国と地域で展開されている国際標準のセキュリティ認証技術を活用した決済方法です。ご利用者ご本人が、レジにあるリーダーにスマートフォンをタッチするだけで、サインも暗証番号の入力も不要で、スピーディかつ安全にお支払いが完了します。

もしこれが本当なら、北米版Pixel 3aでも非接触決済が可能になるはずです。

画像1

おお! ついに本邦発行のデビットカードであるSony Bank WALLET(NFCチップ非搭載)が非接触決済のカードとして登録できました。これでSony Bank WALLETはNFC対応になりました。Pixel 3aを使えばウィーンだろうがチェコだろうがとにかくレジが対応してしていれば非接触決済が使えるのです。

久々にうれしいニュースです。

などと盛り上がっていたらプラスチックカードのほうにもNFCチップが搭載されていました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?