語彙力がない

どうも、あどみっぷです。タイトルにある通り、今回は語彙力に関して自分が感じていることについて、拙い語彙力を駆使して書いていこうと思います。

私はオタクなので当然Twitterをやっている訳ですが、コンテンツに関する感想を呟いたものを目にする機会が多いです。所詮というと失礼ですが、感想を書いている人の殆どは素人さんなのでそのクオリティは玉石混合の石多めといった感じだと個人的には思います。

その石の中でも個人的にそれなりに見るパターンとしてあるのが、「はぁ~、、、○○ってエモい。尊い。(語彙力)」みたいなやつです。こういった呟きの意図は、「○○というものが良かったので感想を言いたいんだけど、自分には語彙力が無いからエモいや尊いとか書いておこう」といったところでしょうか、知らんけど。

一応弁明しておくと、別にdisってるわけではないです(僕の感想もこのレベルなので)。エモいとか尊いとか書いてあるのを見れば、読み手としては呟いた方が良い感想を持ったんだなってことは判断できます。あくまで呟きなんてものは独り言なので情報量はこんなんで十分でしょう。

一旦話題は飛びますが、ここで語彙力という言葉の意味を見ていきましょう。Weblio辞書ではこんな風に書かれています。

「語彙力(ごいりょく)とは、その人がどれだけ多くの単語の知識を知っているか、そしてどれだけ使えるのかという能力のこと。外国語学習においては、その外国語に関して理解や知っている語彙の量や単語に関する知識のことを示している。」(https://www.weblio.jp/content/%E8%AA%9E%E5%BD%99%E5%8A%9Bより引用)

ここから読み取るに語彙力という単語には、言葉をどれだけ知っているかという知識量に関する部分と、そしてその言葉をいかに運用できるかという表現力に関する部分の二つの意味が含まれています。

それでは、感想云々の話に戻ります。こんな呟きをしてしまうのは、私が思うに語彙力のうちの表現力が乏しいというのが大きい気がします。別に知っている言葉の多さはあんまり関係ないと個人的には考えています。例えば、こんな文章を例にとるといいかもしれません。

「深夜零時を過ぎた住宅街は驚くほど静かで、小動物の気配すら感じない。電球の切れかけた街灯が一つ、遠くのほうでチカチカと瞬き、網がかかったゴミ袋の山を照らしている。」(http://novelgakuen.info/joukei.htmlより引用)

この文章を読むと、夜の静かな住宅街の情景が頭の中に思い浮かぶのではないでしょうか?また、もう一つ注目すべき点としては、文中に登場する単語のレベルが別に高くないというか小学生でも理解できるようなものしかないということです。

これは別に文章の書き方講座ではないので、どうしたらこんな表現ができるのかってことについては述べませんし、寧ろ僕が教えてほしいです。でまぁ何が言いたいかというと、別にいい感想を書くのに必要な語彙レベルなんてたかが知れているということです。

結論なんですけど、見切り発車で書き始めたせいで結局何を言いたいのか全く定まってないんですよね。多分僕には語彙力じゃない別の能力が大きく欠如しているんでしょうね。無理矢理結論付けるのであれば、語彙力が足りなくて何とかしたいと思う人は、単語量を増やすんじゃなくて文章がうまい人の表現を真似するとかしようね、というところです。詳しいやり方は僕じゃない別の人が解説してくれてると思うのでそっちを参考にして下さい。では。

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