1番組にCMは何秒流れるのか

普段何気なく見ているテレビ番組ですが、CMが何秒流れるか知って   いますか?
実はこれ、日本民間放送連盟(通称民放連)の規定により決まっています。
日本民間放送連盟の放送基準によると、
・5分番組:1分00秒
・10分番組:2分00秒
・15分番組:2分30秒
・20分番組:2分40秒
・25分番組:2分50秒
・30分番組:3分00秒
・60分番組:6分00秒
と定められております。
30分以上の番組は番組時間の10%がCMに割り当てられ、2時間スペシャル 番組は、12分00秒がCMとなります。
ニュース番組や5分以下の番組は各放送局の定めるところ。となり各局の 判断となります。

このCMは純広(じゅんこう)ももちろんですが、番組内で広告を目的とする言葉、音楽、効果、そのほかのお知らせも全てCM扱いにカウントされます。ここで気を付けなくてはならないのは、1社提供番組で、例えば60分1社提供の場合通常6分00秒CMを流すことができ(30秒CMなら12本、15秒CMなら24本)ますが、番組内に前述したCM扱いとなる言葉、音楽を流すと  この分の純広を削らなくてならなくなります。(30秒CMが通常12本が11本など)番組に携わる放送局営業、広告代理店担当者は広告過多にならないように十分注意する配慮が求められます。

ちなみに、CMチャンス(CMが流れる時間帯)が読みにくいスポーツ番組、特別行事番組はニュース番組や5分以下番組同様、各放送局の判断によるところになります。

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