インフォマーシャルについて

広告代理店で電波媒体を担当されている方、放送局で勤務されている方には馴染みのあるインフォマーシャル。今回はこの「インフォマーシャル」通称「インフォマ」について書きます。

先ず、「インフォマーシャル」とは一体何でしょうか?
「Information(インフォメーション)」+「Commercial(コマーシャル)」から作られた造語になります。

一般的なコマーシャル(CM)は、15秒ないし30秒という短い時間で、企業名、商品名を印象付ける為に放送しますが、インフォマーシャルは目的が異なり消費者の購買活動を促す事を目標としています。
CMが15秒・30秒と短尺なのに対して、インフォマーシャルは60秒から長いもので29分と長尺になります。衛星放送や深夜番組に通販番組が放送されていますが、この放送形態がインフォマーシャルになります。

通販番組は、視聴者に買ってもらう事を目的とした番組構成になっており、そのためじっくりと商品を見て貰うように長尺となっているのです。
長尺インフォマーシャルはショッピング枠として番組表にも掲載されますが、短尺のインフォマーシャルは情報番組内で放送されることが多いです。こちらは、企業の新商品情報、イベント情報の告知に使用されます。

インフォマーシャルのメリット、デメリットは何でしょうか。
メリットは映像、画像、文字の情報を多く取り入れられること、     商品特性だけではなく使用した人の感想までしっかり消費者に伝えることができる事です。
これ以外にも社長や開発担当者が出演して開発までの経緯や想いを語ったりと、より消費者の共感を得やすくなるような構成にできるのもメリットの 一つです。
デメリットは、上記のことを全て実施すると制作費がかかる点、放送の枠取りにも媒体費がかかる点があります。

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