テレビCMの市況が戻って来た?

2月、3月に限って言えば、テレビCMの枠が大変込み合っているようです。特に7地区と言われる、東京・大阪・愛知・北海道・福岡・広島・宮城は
かなり盛況で既に新規発注に対してはお断りしている放送局もあるよう
です。

テレビCMのセールスに関わって大分たちますが、これほど市況が活発なのはかなり久しぶりの事です。
一過性のものなのか、今年は全体的に込み合うのか、それはこれからの
状況を見極めていかなければなりませんが一昔前に戻ったようで嬉しく思います。

この要因は何で起きているのか?一つはコロナ禍においていわゆるおうち
時間が増えて在宅者が増えたからだと推測できます。
現に視聴率もコロナ前のTV離れが顕著といわれた頃から比べると上がって
来ているようです。

それとあくまでも個人的な推測ですが、デジタルに流れていた広告予算が
TVに戻って来た可能性があるかもしれません。

一時期デジタル広告がもてはやされ、猫も杓子もデジタル広告となっていましたが、商材によってはデジタル広告では効果を得られないという事に気づいた可能性があるのでは、と考えます。

世界的な人口構造はピラミッド型ですが、日本に於いては逆ピラミッド型になっているので、TVを見ている人が実は結構いて効果もそれなりにあると
判断された可能性もあるのではないでしょうか。

大手スポンサーは何年にも渡って定点観測を続けていると思うので、開示はしてくれないでしょうが広告統計の中身が気になります。

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